税理士業界は、紙に印刷することがスタンダードなことです。
紙をやめれば、場所も人も必要なくなります。
紙に印刷しなくても、仕事はできる
書類作成をしているとき、その名の通り紙に印刷して最終的に仕上げることになるでしょう。
また、チェックする段階でも何度も何度も印刷をして、確認することもありますよね。
しかし、紙に印刷するのは無駄なことです。
なるべく紙に印刷をすることをやめましょう。
印刷をするために、コピー機の前に行列ができたりします。
印刷している間に、トナーがなくなることもあります。
用紙に裏紙を使っているから、コピー機が詰まってしまう。
このようなことが多く起こるのが、紙に印刷をするということ。
税理士事務所に転職したときに、コピー機のトナー交換係や紙詰まりの対応をやらされていて、
「これほど無駄な時間もないな。」
と思うことが多かったです。
紙に印刷をすることを、やめるとこれらの手間がなくなります。
紙に印刷して、チェックする、提出をする。
これをやめるためには、iPadが有効的です。
Wordやパワポで資料を作っていて、画面だけで確認していると、たしかにチェック漏れになることがあります。
それを、PDFにしてiPadに入れれば紙で見ているのと変わらない感覚でチェックができます。
PCで仕事をし、iPadで確認をする。
これを習慣化するだけで、紙に印刷するのが面倒になるほど生産性が上がります。
紙ではなく、データで管理する。
その際、データのタイトルはきちんと付けることをおすすめします。
紙もはんこもなければ、仕事をする場所が自由になる
テレワークだけれども、はんこを押してもらうために出社し紙に印刷し、はんこをもらう。
大企業であれば、このようなパフォーマンスが必要なこともわかります。
しかし、それを中小企業やわたしのようなフリーランスはやってはいけません。
紙に印刷せずにiPadで確認する。
そして、データで完成品を送る。
このようなことを仕事の軸として持っていると、どんな姿勢で仕事をしても大丈夫です。
わたしは、税理士試験の勉強ですら、問題をPDFにしiPadで解いていました。
税理士試験の本番は、当然紙に解答をしなければなりません。
それでも紙に印刷して勉強しなくても、きちんと合格することはできました。
また、紙に印刷をする必要がなければ、プリンターがない場所でも仕事が出来ます。
いわゆる出社をする必要もなく、働く場所を自由に選べるようになります。
事情が許せば、海外にいても仕事ができることになります。
紙がなくなれば、荷物が減り、片付けも減ります。
そして、どこにいても仕事をすることが可能になります。
どこにいても、同じパフォーマンスで仕事をする環境を整える
起業をして、事業展開を考えていると、どこにいても一定のパフォーマンスで仕事ができる状態にしないと、時間を浪費してしまいます。
そのためには、紙に印刷するのは最終手段として考えるべきです。
どこでも仕事ができるようにするために、データで確認する型を身につける。
どんな態勢でも、仕事ができるように、紙には印刷しない。
紙を使わないから、事務所に秘書を置くというようなことも必要ありません。
紙があるから、余計な人件費や、事務所家賃がかかることもあります。
紙をなくして、場所に縛られないようにしていくべきです。
紙にこだわっていると、生き残ることが難しくなりますよ。
【おわりに】
あそこに行かなければ、仕事が出来ないというのは時間がもったいないことです。
そんなことを言っているわたしも、電子証明書を事務所に忘れてきました。
明日の朝に家で申告をしようと考えていたのですが。。。
こういうことが、ちょくちょくあります。
すると、ひとり税理士の場合は、事務所がいらないという意見に対して納得することがあります。
【一日一新】
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