何をやるにしても努力をした方がいいですし、練習を続けた方がいいです。
そのためには、努力や練習に向かうハードルをさげて、繰り返す環境を作ることが大切です。
机には向かわないで、努力をするということ
新しい知識を身につけるときには、本を読む。勉強をする。調べる。人に聞く。
というようにいくつも選択肢があります。
そういうことを机に向かって、「さあやろう」ということをすると増々、やる気にならないというようなことがあると思います。
わたしもそんなひとりで、学生時代と違い、社会人は一日のほとんどの時間を仕事に使うようになってしまいます。
すると仕事が終わった後には、気力も体力もあまりなく、なにか新しいことをするという気にならなかったりします。
それでも、仕事以外で何もしないということになると、いずれは仕事において「何も価値を提供できない人間になってしまう」ということもあります。
大人になればなるほど新しい知識を仕入れて、引き出しを増やし、プロになるということをした方がいのは間違いありません。
そのプロになるためには、気軽に努力をするということをわたしは心がけています。
気軽に努力するために「机には向かわない」ということを意識しています。
すべて、座椅子に寝転がってやる
たとえば、本を読むために、わざわざ机に向かって正しい姿勢で読書をするということはしません。
本を読むために「さあ、いまから読書をしよう」と机に構えるのではなく、座椅子やソファ(ソファのポジションは家族に譲っていたり)に座って読んでいます。
それも座るというよりは、寝転がって読むようにしています。
読書をするというのは、「新しい知識や新しい体験を得るためにしている。」
というのが1番の目的であるはずです。
それが、「机に向かわなければならない」ということをすると、読書をする前にもひとつのハードルが加わり読書をすることを難しくしてしまいます。
読書を気軽にするためには、リラックスしてやるよう環境を整えて、日常のひとつとして、楽な体勢で読書をすることが大切だと感じています。
税理士試験の勉強を「机に向かってするぞ」は無理でした
いままでで、一番大変だったともいえる税理士試験。
その税理士試験の勉強は、毎日にしなければ合格ができないもの。
その勉強を続けるハードルも高いのに、仕事が終わって「さらに机に向かって勉強をするべき」となると、勉強をする機会が減ってしまうと考えていました。
そのためには、机には向かわずに勉強をするという方法を取っていました。
さあ「勉強をするぞ」、ではなく寝転がっているところに勉強道具があるからそれを手に取る。
その勉強も寝転がっている状態でやる。
寝転がるだけだから、努力をしているというわけではなく、日常の一部としてその勉強をする状態が簡単にあるというようにしています。
また、寝転がる環境も大切なので、座椅子も良いものを選ぶということも重要なこと。
わたしは、一億円座椅子というものに座っています。
これは、1年間に1億円以上売上げたという座椅子で、座り心地もいいものです。
毎日書くと決めているブログも、「机にPCを置いて椅子に座って書く。」
ということはほとんどありません。
わたしのポジションである座椅子に、寝転がるかたちになって書いています。
これが、「さあいまからブログを書こう」と机に向かうと、それだけで書くことに対するハードルが高くなっていしまい書くこともできなくなってしまうと考えています。
勉強は必ず、机に向かってしなければならないというルールがあったら、わたしは税理士試験にも受からなかったと思います。
机に向かわず、寝転がってたって勉強はできます。
勉強は繰り返しやることの方が大切なので、「じぶん自身が楽になれる状態で努力をする」という方法を探してみることはおすすめです。
【おわりに】
当然全く机に向かわないということではありません。
体力が有り余っているひとであれば、机に向かうぞ、でいいと思います。
わたしは、手軽に努力をするために「寝転がってやる」を考えながら環境を整備していました。
【一日一新】
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