AirTagを車の紛失防止タグとして使っています。
そんなAirTagを搭載した車を大型の駐車場に停めたら、駐車位置を確認できるのか取材してみました。
AirTagとは紛失防止タグ
「鞄に入れたはずの財布。」
「買い物に行ったときに、どこに駐車したのかと迷子になる車の場所。」
というように、忘れ物をしてしまったり、どこに置いたのかを忘れるということってありますよね。
そんな、忘れ物を見つけてくれるガジェットのひとつに、紛失防止タグといわれるものがあります。
その紛失防止タグとして、AppleからAirTagというものが発売されています。
500円玉ほどの大きさで、財布などのなかに入れておいてもそれほど違和感がありません。
AirTagは、それ自体にGPSなどは搭載されていません。
しかし、BluetoothやUWB(Ultra Wide Band:超広帯域無線通信)といった通信規格で通信を行なうことで、近くにある場合には、数十センチ単位でAirTagまでの距離を教えてくれます。
また、じぶんのAirTagの位置情報は、じぶんしか見ることができないと言われており、安心だといえそうです。
位置情報やその履歴がAirTagの中に保存されることもなく、プライバシーは保護されているそうです。
バッテリーもコイン電池式なので、交換も簡単にでき、1年以上持つということ。
そんなAirTagを紛失防止の機能を活かして、わたしは車に置いています。
AirTagを使うと大型駐車場に停めた車を見つけやすくなるのか
今回は大型スーパーコストコの駐車場に車を停めて、「じぶんの車をうまく探せるのか。」を確認しました。
AirTagは、iPhoneのアプリ「探す」を開き、「持ち物を探す」をタップすることで、AirTagの場所を確認することができます。
まずは、iPhoneの位置情報をオンにすると、AirTagを置いてある車の場所が地図上に表示されます。
ここをスタートとして、一旦、用事を済ませるために車から離れてお店に入ることにします。
お店に入って、「探す」アプリを確認すると、多少位置がずれていました。
多少位置がずれていたとしても、買い物中なのでそれほど気にしないようにします。
買い物を終えたので、ここからが本番ということで「探す」アプリで、AirTagとの接続を試みます。
スタート地点は、コストコの会計が終わった1階からになります。
今回は、車を3階の駐車場に停めたので、この1階の時点では、
「まだどの場所に、車があるのかわからない。」状態になっていました。
なので、「1階からでは3階にある車の位置を探すのは難しそう。」だといえるかもしれません。
そして、車がある3階のフロアに着きました。
すると、AirTagに近づいたからなのか、接続が始まりました。
信号が弱いということで、その場所から少し歩いてみます。
すると、矢印が出現し「前方12m」との指示が表示されました。
さらに進んで行くと、「右側2.1m」ということで車に近づいてきたようです。
そのまま進み、車に近づくと画面の色が緑色に変わり、
「この周辺にAirTagがあるよ。」という表示になり、無事に車を発見できました。
ということで、
「大きな駐車場でもAirTagを使うことで、大まかな位置取りがわかる。」
ようになり、車を見つけやすくなるということがあると思います。
車を発見はできるけど。。。
車あるあるですが、大型の駐車場に停めると本当に場所がわからなくなることがあります。。。
車を駐車場に停めたあとには、
「駐車券を忘れないようにしなくちゃ。」といった忘れてはいけないタスク(わたしは駐車券をわりと車に置きっぱなしにしてしまいます)や、
「さあ、今日は何を買おうかなぁ。」
とテンションが上っていて、「車を停めていた位置を覚えておく。」のを忘れる、といったことがあったりしますよね。
なので、AirTagのような紛失防止タグを車に置いておくと、車の場所を探し安くなるといえるでしょう。
ただ、今回の取材をしてわかりましたが、大型の駐車場でスマホを見ながら車を探すのは危険です。
コストコなどは平日でも、そこそこ車の出入りがあるので、轢かれそうにならないともいえません。
というように、AirTagを車に置いておくというのは、車を探しやすくなるので、おすすめだと思います。
が、しかしです。
本当は、AirTagで「前方12m」となっているときに、
もう、じぶんの車を見つけていました。。。
しかも、このときの車との距離は約3mほど。。。
ということで、「AirTag全然繋がらないじゃん。」
「もう車見えてきてるよ。」
「あっ、AirTag繋がった。えっ12m?」
「もう目の前に車あるじゃん。」
というのが、本当のところでした。。。
AirTagは、12mの指示からすぐに2.1mになりましたが。。。
まとめ
AirTagを買ってまもなくの頃は、財布に入れていました。
ですが、財布をホントに持ち歩かない(財布にお金はほとんど入っていない)ので、AirTagの使いみちを考えていたところ、
「車の防犯として置いてみよう。」
ということで、いまは車にAirTagを置いています。
今回の駐車場の実験では、なかなか繋がらず、車を探す大きなメリットは感じませんでした。。。
それでも車にAirTag置くことで、車の位置情報を「ある程度」リアルタイムに確認することができる、というメリットがあります。
「AirTagは完全にリアルタイムで位置情報を発信しているわけではない。」
ので、もしいま車を盗難されていても、車を完全に追跡できるというものでもないそうです。
とはいっても、AirTagを車に置いておくと、
「駐車場に停めた車が盗難にあっていないか。」の確認がスマホでできるので、迷っているなら買ってみるのもありかなぁと。
【おわりに】
コストコでよく買うのは、マスカルポーネロールです。
結構おいしいですよ。
【一日一新】
あるきゅうりの浅漬け