行政書士の登録証交付式に参加をしたので、その流れを書いてみます。
登録申請後から登録証交付式前日まで
行政書士の登録に必要な資料は、日本行政書士連合会のHPからダウンロードすれば手に入ります。
必要書類を集めたら、いざ管轄の行政書士会に書類を提出に。
その提出時には、登録までの大まかな流れを聞くことができ、行政書士の登録が完了するのは1ヶ月程度とのことでした。
神奈川県行政書士会は、1日か15日の月2回ほど登録日があるということです。
今回は2021年6月15日に登録申請書類を提出したので、
1ヶ月後の「7月15日。」が行政書士登録日になるということ。
ただ、書類に不備などがあれば再度連絡が入るということです。
この際に指示があり、行政書士は印鑑を登録する必要があるということで、
「印鑑を作成してください。」とのことでした。
その印鑑は行政書士会でも作成を承っているということで、金額は8,200円。
印影は「行政書士〇〇(名前)之印。」とすれば、どこでつくっても構わない、
ということだったので、行きつけのハンコヤストア(Amazon)で1,280円にて作成をしました。。。
基本的には書類を提出すると、他にやることはありません。
面談があるといったことや、事務所予定地に確認に来るということはありませんでした。
なので、書類を提出したら「あとは待つだけ。」ということになります。
「書類に何か不備があるかなぁ。」
「連絡が来ることって、あるのかなぁ。」
とドキドキして過ごしていましたが、申請日から約3週間後に、
このような書類が届き、行政書士登録の通知のお知らせが来ました。
正直、「かなりあっさり登録が完了したなぁ。」といった印象(税理士登録は2ヶ月ほどかかり1度連絡が来たことがありました)。
また「会費の納入」ということで、払込票も同封されていました。
神奈川県行政書士会の会費は月額6,000円ということです。
この書類以外にももう1枚書類があり、
7月28日に登録証交付式を行なうという通知が同封されていました。
この登録証交付式については、申請書を提出に行ったときに聞いていた日程と同じ日だったので、スケジュールは空けておくようにしたほうがいいでしょう。
なので、申請時に確認していたスケジュールと同じ流れということになりました。
支部からも会費納入のお願い
さらに、登録証交付式の2日前には所属する支部から会費納入のお願いというものが届きました。
行政書士の支部会費は月額0円から1,000円となっているようです。
わたしが所属する支部は月額500円ということで、納入はまとめて1年分(今回は7月から翌年3月まで)の支払いとなるとのこと。
神奈川県で行政書士に登録すると、
「会費としては少ない支部では月額6,000円(支部会費0円)。」で、
「多い支部では7,000円(支部会費1,000円)。」となっています(税理士会よりは安いです)。
ちなみに、川崎南支部が支部会費は一番高く月額1,000円で、横浜中央支部など8支部は月額0円となっています。
このことを登録証交付式で確認した際には、「緑支部は会費取るのかよ。。。」と思ってしまいました。
神奈川県は全部で19支部あるということで、半数が支部会費は0円となっているようです。
行政書士登録証交付式
そして、いよいよ7月28日の登録証交付式。
ここで余談ですが、夏ということで服装に関してちょっと悩んでいました。
涼しい季節であれば「式典」ということで、スーツで行くというので迷いはありません。
また「バッジをつけるのだろう。」と考えていたので、ジャケットは必要なのかなぁと。
とはいっても、夏の時期は無印良品のシャツにEDWINのブラックデニムとナイキのスニーカーという格好を、制服としてよく着ています。
なので「めちゃくちゃ暑いだろうし、普段どおりのカジュアルな格好でいいかなぁ。」
バッジを付けましょうと言われたら「無視しちゃおうかなぁ。」などということを考えていました。
ただ、結局は妥協案として、
「ちゃんとビジネスシャツを着てクールビズという格好。」で、ジャケットは持っていくこともしませんでした(結果、男性はジャケットを持ってきている人もちらほら)。
まずは登録証などをもらう
神奈川県の行政書士登録証交付式は、産業貿易センタービルの7Fで行います(最寄り駅は、元町・中華街駅か日本大通り駅)。
懇親会があるということでしたが「今回はないだろうなぁ。」と考えて、わたしは車で行きました(懇親会は中止でした)。
このあたり(横浜中華街)に行くときは、平日の最大料金が2,080円となっている山下公園の駐車場に毎回停めています(もっといい場所があれば教えて頂けると)。
ということで、産業貿易センタービルの7Fに行くとまずは、会員証や行政書士証票を貰い指定された席に座ります。
書類の量は、それほど多くはありませんでした。
13時半から16時までは研修
登録証交付式の時間が13時半から17時ということで、
「ちょっと長くね。」などと思っていたら、13時半から16時までは研修ということです。
この研修には、今回の登録証交付式の参加者以外にも、すでに行政書士に成られている人も参加をしているようでした。
研修の内容は、15時頃までが行政書士法などの説明といったもの。
その後16時までは、職務上請求書の書き方や注意点といったものでした。
一切休憩もなく、講師の方がマスクをせずに話していたことが気になりました(事前にZoomでやろうよと)。 。。
16時から登録証交付式
16時からは、いよいよ登録証交付式。
祝辞などがあり、その後ひとりひとり前に呼ばれて登録証を授与されました。
参加者は約20人ほど。
その後は、政治連盟の勧誘(年会費12,000円)や成年後見の団体の勧誘など。
登録証交付式は、賞状を貰うだけで「バッジをつけての記念撮影。」はありませんでした(税理士証票伝達式の際はありました)。
なので、もっとカジュアルな格好でも。。。ということを考えて。。。
登録証交付式のあとは、会報に載せるためということで、ひとりずつ立ったままの写真撮影がありました。
最後に、事務局でひとまず職務上請求書(1,000円)を購入してみました。
まとめ
わたしは税理士からの行政書士登録ということで、若干場違いな感覚もあった行政書士登録証交付式。
とはいっても、カバチタレで有名な行政書士のバッジを貰った際には、ちょっとした感動がありました。
【おわりに】
行政書士登録は、仕事のあてがあるということではなく完全に勢いでしてしまいました。
行政書士は「5年で8割が廃業する。」などと言われているそうです。
ひとまずメニューをつくらなきゃなぁと。。。
【一日一新】
行政書士登録証交付式