銀行員の提案にあえて乗ってみるときも必要だといえます。
銀行員は半期を視野にして動く
銀行の支店や銀行員などというのは、
「毎月の目標とする数字に向かって業務に取り組んでいる。」といえます。
その数字というのは「半期毎に決算を行なう。」ことになっています。
そして、その半期決算の時期というのは9月と3月だといえます。
だからか銀行員というのは、4月や10月といったような「半期決算まではまだ遠いからなぁ。」
と感じるような時期には「ある程度やる気のない状態で仕事をしている。」ということもなくありません。
ただ、半期決算の末日である9月末や3月末が近づいてくると、
「何とかして数字を達成しなければ。。。」ということを考えるものですし、
上司からも「多少条件を緩くしてもいいから融資案件を取ってこい。」などという指示を受けるといえるものです。
なので、数字を追っている銀行員のお尻に火がついている9月や3月の提案というのは、
「融資を受ける条件も良くなっており審査も通りやすくなっている。」ということもあるといえます。
3月や9月の銀行員の融資提案にはあえて乗ってみよう
3月や9月の銀行員の融資提案にはあえて乗ってみようという理由を挙げていきます。
3月や9月には融資提案が増えるから
銀行と融資取引をしていると3月や9月に銀行員が慌てながら、
「資金需要はありませんか。」などといった御用聞きに来ることも増えるといえるでしょう。
そのような際に、
「すぐに返済してもいいので融資を受けてもらえませんか。」というような提案を受けることもあるかもしれません。
なかには「月末に実行するので一週間だけでも〇〇万円を借りてくれませんか。」という相談を受けることもあるでしょう。
このような相談を銀行員から受けたときには、
「この前もそんな話をしてきたよね。。。」と感じる場合や、
「一週間だけ借りたってどうするんだよ。」と感じることもあるでしょう。
とはいってもこのような相談を銀行員から受けた場合には、
「素直に銀行の提案に乗ってみる。」というのもひとつの手だといえます。
銀行にも決算というものがあるので、銀行員は何とかして数字を上げたいものなのです。
その数字はたとえ一週間も融資だったとしても、銀行の決算書の見栄えが良くなることもあるといえます。
なので、3月や9月には「あえて銀行の事情に乗ってみる。」 というのも銀行に恩を得るひとつのチャンスだといえます。
3月や9月に融資提案を受けたら逆に提案をしてみるべきだから
銀行員から3月や9月に融資提案があった場合には、
その相談に乗ってみるということのほかに「逆にじぶんから銀行員に提案をしてみる。」というのもありだといえるでしょう。
「短期間でもいいので借りてくれませんか。」
というような提案を銀行員がしている場合には、
「その支店内部では、融資が実行できることはほどんど決定されている。」といえるものです。
また、その融資は支店長決裁のプロパー融資であることが多いといえます。
なので、その融資提案をされた時点で社長がYESといえば信じられないほどのスピードでその融資が実行されることになります。
この際に銀行員が「短期間だけでも。。。一週間だけでも。」 というのは、
社長を気遣って金利負担を生じさせないために「短期間だけでも（なんとか）。」というような話をしているといえます。
このような提案をする会社というのは「銀行から一定数の評価を受けている会社」だともいえるので、
「無駄な金利負担を生じさせてはいけない。」という銀行員の配慮から、
「短期間だけでも融資を受けてくれませんか。」と言っているといえるものです。
そして「なんなら短期間では返してほしくない。」ということも銀行員は考えているといえます。
なので、このような銀行員の事情を逆に利用して、
「金利が〇〇％で、返済期間を長期にしてくれたら借りるよ。」などと社長から逆提案することもありだといえます。
決算の数字を意識している銀行とすれば、
「数値さえ上がれば細かいことには目をつぶる。」というスタンスだったりもするものです。
このような3月や9月に銀行から提案をされた場合には、
「その銀行の提案を利用して、有利な条件のプロパー融資を低金利で長期間借りる。」という対応をとってもいいといえます。
毎回このような提案をしてくるわけではない
3月や9月に銀行員から、
「一週間だけ。。。」というような提案を受けたことがあるからといっても、毎回同じ会社にこのような提案をするわけではありません。
なので「このような提案を受けたのはひとつのチャンス。」と考えて対応をしていった方がいいといえます。
また、銀行員も半期ごとの数字が達成できている場合だと、
「短期間でもいいんで借りてくれませんか。」などということは言わないものです。
だからこそ銀行員からこのような提案を受けた際には、
「この銀行員は焦っている。」というように考えて冷静な対応をしていくべきだといえます。
「短期間でもいいので借りてくれませんか。」という提案を銀行から受けるというのは頻繁にあることではありません。
3月や9月といった時期に銀行員からこのような提案を受けた場合には、
「毎回銀行員がこんなことを言ってくるわけではない。」
と考えて「銀行からの提案にはうまく乗っていく。」ということを考えた対応をしていきましょう。
まとめ
銀行側の事情というものを利用するというのも銀行融資対応には必要だといえます。
【おわりに】
保険や投資信託のセールスには応じなくて大丈夫です。
それで融資案件の有利不利には、ほとんど影響しませんから。
【一日一新】
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Bring Me The Horizonは、デスメタルバンドだったとは思えないほどオシャレになっていくなぁと。
