「銀行に融資を申し込んでも、入金まで遅いんだよなぁ。」
と考えているなら、普段から銀行融資を受けられるような準備をしておきましょう。
銀行融資は時間がかかる
「銀行融資は時間がかかるから、カードローンを借りたほうが楽なんだよね。」
というようなことを、考えている事業者の方もいるかもしれません。
たしかに、銀行融資は申し込んだ日に「即日融資」とはいかないものです。
「いまの時代にすぐに融資ができないなんて、銀行融資なんてオワコンじゃ。。。」
と感じるようなこともあるでしょう。
とはいっても、銀行融資は「いまの時代でも」時間がかかってしまうものです。
早くても申込日から3週間ほどの時間を要し、
長ければ1ヶ月以上かかることもあるのが、銀行融資という制度だといえます。
「やっぱり遅いから、カードローンやJ.Scoreのほうが早いし楽だわ。」
ということは、事業を行う上では考えてはいけません。
「銀行融資は申込みから入金まで時間はかかってしまうもの。」というスタンス動いていくべきなのです。
この数十年「銀行融資の実行までのスピードが上がっている。」ということは、ほとんどないというのがひとつの事実。
なので「銀行融資はある程度時間がかかってしまうものだ。」と考えて対応をしていきましょう。
銀行融資を素早く受けたいなら業績の報告は怠らないこと
「銀行融資は、スピーディーに実行されない。」
といっても、ある程度まとまった金額を借りることができ、それほど高い金利もかからないのが銀行融資ということになります。
その銀行融資は、どうしても融資実行までは時間がかかってしまうもの。
「なぜ、銀行融資はあれだけ時間がかかるのか。」
といえば「低い金利で融資をしながら、貸し倒れるわけにはいかないから。」だといえるでしょう。
なので、預金者のためにも「返済可能性を慎重に判断する必要があり」時間がかかるといえます。
その融資審査の決め手となるのは、事業の業績になります。
だからこそ、銀行融資をスピーディーに受けるためには、業績の報告を常に行なっておくべきなのです。
「月の決算資料が出来上がったら、銀行の担当者に月次決算資料を渡して業績の報告をする。」
「資金繰り予定表を作成し、どのタイミングで資金需要があるのかを銀行の担当者に伝える。」
「じぶんが行なっている事業について、面倒くさがらずに何度も丁寧に説明する。」
というように、銀行の担当者に数字をベースとした事業の内容を伝えていくことが必要になります。
資料を見せながら、銀行員と打ち合わせすることで、銀行員も事業の内容について深く理解できるようになるものです。
銀行員と普段からコミュニケーションが取れていれば、
銀行融資のスピードも、いままでより早く受けられるということになるといえます。
取引しているすべての銀行に同じ情報を渡すべき
「銀行の担当者に業績の報告を定期的にすべきなのはわかるけど、取引銀行すべてに内情を教えなくてもなぁ。」
と考えている方もいるかもしれません。
たしかに、業績の報告などは「まずはメインバンク」から行うのがいいといえます。
とはいっても、メインバンクだけに業績の報告をしている状態では、
「メインバンクが融資できない。」となったときに、資金繰りが詰まってしまうこともあるでしょう。
銀行融資というのは、同じ業績であっても銀行ごとに融資の限度額が異なるものです。
「御社の業績がいいのはわかりますが、当行の与信枠が一杯でして。。。」
ということもありえるのが、銀行融資の実態となります。
そのようなことがあるとは知らずに、メインバンク以外にはたいして業績の報告をしていないと、
「結局は融資の申込みから実行までの時間。」は、かかってしまうもの。
このような事態を避けるために、業績の報告は取引銀行すべてに行うべきなのです。
業績報告を等しく行うことで、すべての銀行から融資をスピーディーに受けられる状態をつくっておくと、
「今回の融資は、やけに実行までの時間が短かったなぁ。」
と、銀行融資なのに素早く受けられたということもあるものですから。
まとめ
銀行融資は実行までの時間はある程度必要になってくるものです。
だからこそ、銀行に対して業績の報告が必要になります。
定期的に業績報告をしていると、融資実行までのスピードも早くなるといえるでしょう。
【おわりに】
扇子にも右利き用と左利き用があるみたいです。
扇子を使えば使うほど閉じてしまうのは、右利き用のものを左利きが使っていたからとのこと。。。
だから、いままで扇子が使いにくかったのかと。
【一日一新】
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あること
