「借入本数は何本までが適正なんだろう。」と感じたなら、次のことを意識していきましょう。
融資提案を受けたら借りる
銀行から融資を受けていると、
「銀行融資を何本も受けて大丈夫なんだろうか。。。」といった借入本数を気にしたりするものかも知れません。
「また取引のない銀行が融資提案してきたよ。。。」という際にも感じたりするものでしょう。
「取引銀行の数を増やして借入本数を増やすのはちょっと怖いんだよなぁ。」といったように。
ただ「銀行融資を受けている本数に関して適正な数字はない。」といえます。
「借入本数が10本だから少ない。」「100本だから多い。」とも一概にはいえないものです。
なので、取引のない銀行から融資提案を受けた際には「借入の本数が増えるのはなぁ。。。」と考えすぎずにその提案には乗っていきましょう。
取引のない銀行の担当者だったとしても、
帝国データバンクなどである程度の情報を掴んだうえで「返済可能性は十分あるだろう。」と会社に訪れて融資提案をしているといえるのです。
にも関わらず「借入の本数」を気にしすぎて躊躇してしまうのは、もったいないといえます。
銀行融資というのは「借入本数」ではなく「借入金額」に重点をおいて戦略を練っていくべきだからです。
それこそ、融資提案をしてきている銀行員は、その銀行独自のキャンペーンを持ってきている場合もあるので、追い返してしまうのはやめましょう。
借入本数を気にするならば「信用保証協会をつけるんなら借りないよ。。。」と釘を刺しながら提案の中身は聞いてみるといいといえます。
状況に応じて、借入本数は真水込みでまとめる
「銀行から受けている融資の本数が気になる。」といったことはあったりするものでしょう。
特に、取引のない銀行から融資提案を受けると「借入本数がなぁ。」といったマインドにはなったりもするものかもしれません。
などというように「借入本数が気になっている。」というなら、状況に応じて受けている銀行融資をまとめていけばいいのです。
その際には「この融資とこっちのをまとめたうえで、追加で500万円の融資は受けられない?」といったように、
「借入本数をまとめるだけではなく、追加で融資を受けるようにする。」と銀行員も動きやすいものです。
「ただまとめるだけだとリスケに見られてしまうのですが、真水(追加融資)があればぼくの成果にもつながるので動きやすいです。」とも銀行員が伝えてくるかもしれません。
なので「真水はいらないから、とにかくまとめてくれ。。。」と銀行員に伝えるのは避けていきましょう。
なぜなら「社長の思惑と銀行員の思惑を合致させる。」といったことも融資対応には必要だからです。
お互いの思惑を合致させるような提案をすると、
「設備資金と運転資金はまとめられないんすよ。」といったことや、
「この融資は、金利がいまだと出せないくらい低いからまとめないほうがいいですよ。」というアドバイスを銀行員から貰えたりもするといえます。
他行肩代わりは慎重に
「銀行から受けている借入の本数をまとめたい。」
「借入本数をまとめることで月々の返済額を引き下げたい。」といったことは、借入本数に目が行っているなかでの気になっていることだといえるかもしれません。
そんな「借入本数が気になっている。」という際に、
なるべく取らないほうがいい選択肢が「他の銀行の融資を他の銀行でまとめる。」といったことだといえます。
銀行内部が荒れに荒れてしまう事件のひとつが、
「うちの融資が〇〇銀行に取られた。。。」ということだったりもするのです。
急に他行の銀行員と取引先の社長が窓口にやってきて、
「この銀行でおたくの融資をまとめるから。」などとなると、社長への怒りや担当者への怒り渦が支店長から飛んでくるともいえます。
だからか、他行肩代わり融資というのは、
「担当の銀行員と支店長を筆頭にその支店のメンバーからは恨まれる。」と考えたほうがいいキケンな行為なのです。
なので「他の銀行で借入本数をまとめるというのはその銀行への絶縁状を突きつける行為。」と考えて最後の手段とすべきだといえます。
まずは「同じ銀行から受けている融資を同じ銀行で真水込みでまとめる。」といったことを軸に借入本数を管理していきましょう。
「もうあの銀行はいいんだよ。。。」といっても、肩代わり融資を行った銀行に人事異動があるとその銀行が気に入らなくなることもあったりするともいえますから。
まとめ
借入本数が気になったなら、どの銀行にも恨まれないように借入本数を管理していくべきです。
【おわりに】
Googleフォトを眺める機会が少なくないのです。
「あれから10年」みたいなのが流れてくると娘の成長にちょっとした涙が出てくるという。。。
【一日一新】
和食処とんでん