運転資金は短期継続融資だけではなく証書貸付でも受けておく

「運転資金は手形貸付の短期継続融資だけ。」などと頑なにならず、証書貸付の長期資金としての融資も織り交ぜていきましょう。


視界は広げたい。


運転資金は銀行融資を受ける


事業を営んでいるとある場合が多いものが運転資金だといえるでしょう。

「仕入れの商品代金は翌月払いだけど、売上の入金は120日後。」などというように、売上代金の入金よりも仕入れ代金の支払いのほうが先になる業種が少なくないといえるからです。

「うちはすべて前払いだから運転資金は存在しない。」

というキャッシュ・コンバージョン・サイクルがマイナスの状態をつくれればいいものですが、それはなかなか難しいもの。

そんな運転資金は「お金が貯まるまで事業を始めない。商品を仕入れない。」などと自己資金で賄う選択肢と、

「銀行から運転資金分のお金として融資を受ける。」といった選択肢があるといえます。

そして「黒字なのに倒産してしまう。。。」というように、

資金繰りの問題で黒字倒産をしてしまう場合があることを考えたら運転資金は銀行から融資を受けたほうがいいものです。

銀行員なども「今回の融資は諸経費支払資金なので何に使っても(事業に関わることなら)大丈夫ですよ。」と運転資金の融資には前向きだったりもするといえます。



運転資金を銀行から借りっぱなしにする


銀行というのは「運転資金。」というものがあるから、間接金融としての活躍の場があるといえるかもしれません。

もし、世の中の事業に運転資金がなければ、

「預金利息の支払いだけで赤字になってしまう。」ともいえるものですから。

そんな運転資金は「ちょっと1,000万円ほど用立ててほしい。。。」などと感覚的な数字を担当の銀行員に伝えたりするのが一般的かもしれません。

とはいっても、運転資金というのは、

運転資金 = 売掛金 + 棚卸資産(在庫) − 買掛金

といった算式で示されたりもするものです。

この運転資金の算式を確認するために銀行員は決算書や試算表、そして資金繰り予定表を求めてくるのです。

そして、運転資金というのは「事業を営む限りは常に存在する。」といえるものですし、

「売上が拡大していく際には運転資金も大きくなる。」という性格があるといえます。

また、銀行員というのは売上の拡大における運転資金の増加に対しては前向きで、

「増運(増加運転資金)ならすぐに決裁がおりますよ。。。」などと伝えてきてくれるともいえるかもしれません。

その運転資金としての融資は「手形貸付で融資を受ける。」というように、短期資金として融資を受けることが資金調達の教科書的な方法だったりもするものです。

「証書貸付のように毎月返済することなく、期限到来時(3ヶ月や6ヶ月など)に書き換えを行い、事実上返済することなく返済期限の延長を繰り返していく。」といったように。

なので、手形貸付を何度も書き換えていき「運転資金を借りっぱなしにできる。」短期継続融資は、運転資金での融資の受け方として選択肢に入れておいたほうがいいといえます。


短期継続融資だけではなく証書貸付も受けておく


「事実上返済しなくてもいいなら、銀行から受ける融資はすべて手形貸付の短期継続融資でいいじゃん。」といったことも考えたりするものでしょう。

たしかに「継続的に生じる運転資金は、継続的に融資を受け続ける。」ともいえる短期継続融資をメインにしてもいいものです。

ただ「手形貸付の書き換えを毎回銀行が必ず受け付けるか。」といえば、そうではないといえます。

手形貸付の書き換えにシビアで有名な銀行であったりすると、

「この決算内容で貸し剥がしをしてくるのか。。。」といったことを何度か目の当たりにしてきたものですから。

「なぜ銀行はその会社の手形貸付の書き換えに応じないのか。」といえば、貸しっぱなしによる元金返済がされないことに不安を覚えるからだといえます。

たとえば、赤字が2期以上続いている場合には、

「業績見通しに懸念がある。」と銀行は考えて、手形貸付で貸しっぱなしにさせるよりも毎月返済があったほうが安心できるとなるのです。

また、債務超過に陥ることが見込まれる場合やすでに債務超過に陥っている場合にも、

「次の手形貸付の書き換えに応じるな。。。」といった号令が担当の銀行員のもとに舞い降りるものです。

などというように「短期継続融資には書き換えに応じない。」という貸し剥がしがあることは頭の片隅に入れておきましょう。

その解決策のひとつとして「運転資金だったとしても毎月返済型の証書貸付での融資を受けておく。」ということも必要だといえます。

証書貸付だと「元金の返済分だけ預金額が減っていく。」ということがあるので、返済が進めば進むほど資金繰りが厳しくなることもあるでしょう。

なので、証書貸付は1/3以上の返済が進んでいれば「折り返し融資。」といったように借り換えを行ってくことも検討してながら運転資金に当てていくといいものです。

さらには、手形貸付の期日到来日に証書貸付への変更を銀行員から依頼された場合にも、その依頼に応じることも必要だといえます。

「短期継続融資は期日に絶対に書き換えられる。」というものではありません。

そして、銀行側が書き換えを拒んだ場合には「待った。」をかけられない融資商品だともいえます。

だからこそ「運転資金だから手形貸付の短期継続融資だけで受ける。」などと頑なにならず、一部は証書貸付の長期資金で融資を受けることも検討していきましょう。

融資形態よりも「金額。」を借りることが資金調達には大切な考え方だといえますから。


まとめ


「借りっぱなし。」の短期継続融資には「貸しっぱなし。」という銀行側のリスクもあるものです。

そのリスクを分散するためにも証書貸付での融資を受けておき、

「この書き換えはもう無理です。。。」といった銀行から待ったをかけられた場合に備えていくべきだといえます。


【おわりに】

ちょっと変な話。

2024年3月20日は千年に一度ばりの運気がいい日だそうで、20日の12時6分にポジティブなお願い事をすると絶対に叶うそうです。

ひとまず「2024年3月20日中に10兆円の日本円をぼくの銀行口座に入れおいて。」と願ってみようかなぁと。。。

入金されたら、私が好きなそば屋さんのそばをご馳走します。。。


【一日一新】

幸楽苑 メガたんめん

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