欲しいものを、ネットで注文するとすぐに届く。
便利なサービスで、よりネット通販にはまっていくことになります。
便利なサービスは、本当に便利で世の中を変える
たとえば、Amazonで読みたい本を見つけました。
そうすると、タイミングが合えば当日から翌日には、自宅に届きます。
このように欲しいものを、実際のお店で買いに行くのと比べて遜色のないサービスを受けられるなら、わざわざお店に買いに行くという機会は減っていくことになります。
また、Amazonは検索ができる分、お店に足を運ぶよりも求めている商品を購入しやすいということもあります。
その本の中身を吟味してから購入したいと、本屋に実際に行ってみる。しかし、求めていた本の在庫がないということだと、わざわざお店に足を運んだのに、時間の無駄になったということを感じることもあります。
人々の不満をいち早く見つければ、その市場には競合他社が少なく、ブルーオーシャンになるので、儲かりやすいという市場になります。
便利になることを拒否するということは、あまりないことだと思います。
便利なサービスの裏で、しわ寄せがきている部分はないか
Amazonで、購入してすぐに届く。
とてつもなく便利なサービスで、少なくとも私はAmazonのない生活は送れない状態になっています。
その便利なサービスの裏で、誰かにしわ寄せが行っていないかどうかを考えることも必要だと思います。
たとえば、荷物の運送を行う運送業者。
彼らにしてみれば、荷物を運送するということで、仕事が生まれ対価が得られることになるので、儲けが得られ、生活がしていけるということになります。
しかし、荷物を運び、届けるという部分が本来の仕事としてある。その他に、業務には本来ない荷役や待機時間が相当数あるとなると、適正な対価が得られているのかどうかということになります。
荷物を届けなければならないのに、適正な時間に到着したのにも関わらず荷主の都合で待機をさせられる。
さらに、本来必要のない部分の荷役作業をしているとなれば、便利なサービスの裏で、彼らにしわ寄せが運送業者におよんでいるということになります。
対価を適正にとるということ
本来の業務よりも仕事が多いなら、対価を適正にとれるように交渉をしていきましょう。
世の中で、値引き競争が進んでいくと、その会社の収益が減り、その仕事で食べていく人の給与が少なくなり、その給与所得者が支出する金額も少なくなるので、世の中に回るお金が少なくなります。
仕事は忙しくてもいい。手間もかかってもいいものです。
しかし、その対価が得られないのであれば、その業界が疲弊して人やお金が集まらなくなり、その仕事を請け負う人々がいなくなっていきます。
仕事をしたら、その対価を得られるようにしていくということ。
対価を得られる。その仕事で儲かる。その仕事で食べていく人の給与が上がる。そして、その人の給与所得者の支出する金額が増え、世の中に回るお金が増える。
お金が潤沢に回っていけば、人々が金銭的にも余裕がうまれ、世界中からお金を惹きつけることにもなります。
しわ寄せが行っているならば、対価を支払う。または、対価を請求できるような世の中にしていく。
このような認識が、経済を回していくうえで、大切な考え方になります。
【おわりに】
新型コロナで、お金が回らないということはとてつもなく危険なことです。
さきが見えない状態を、見えるようにしていくことがリーダーには求めれれているものだと思いますが、どのニュースを見ていても、その見えない状態が見えるようにはなっていきません。
【一日一新】
とある面談