読書(インプット)は片手間で行えばいい。大切なのはアウトプットだから

「インプットをしているのが気持ちいいからアウトプットは片手間で。。。」とならないようにしているというお話を。。。


このあたりも好きかもしれない@センター南駅(横浜市都筑区)


インプットは片手間でいい


「趣味に時間が使えない。。。」

「昔は読めていた本を読む時間がない。本が読めない。。。」といった悩みを抱えているひともいるものかもしれません。

だからか「なぜ働いていると本が読めなくなるのか。」という本の著者の方が様々なメディアに登場してひとつの話題を振りまいているのでしょう。

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この本は「こうすれば本が読める30のコツ。」というような内容ではなく、読書と日本人の歴史を紐解いていく内容で読み応えはあったものでした。

ただ、結論としては「仕事を半身で行って読書をもっとしようよ。」といった内容。

その結論には違和感を持ったものです。



インプットはアウトプットのきっかけに過ぎない


大学生の頃に読書に目覚めてからは、

「本を読まない日々が続くと脳が震えだす。。。」というような麻薬中毒者の症状が出ている生活を送っているともいえます。

なので、この20年の間も「読む」といったインプットを習慣のひとつとして行ってきたものです。

「新聞を読むのが好き。」

「マンガを連載誌でリアルタイムで読むのが好き。」

「インターネットのあふれる情報を読むのも好き。」と。

そして、本も「小説を読むのも、専門書を読むのも、ビジネス書を読むのも好き。」とこの20年間もわりと読めてきたといえます。

残業まみれの銀行員時代も、税理士試験を受けていた税理士事務所勤務時代も、最低でも年間100冊前後は読めていたといえるかもしれません。

なぜ、読むといったようなインプットが続けられているのかといえば「インプットを片手間で行っているから。」だといえるのです。

読書などは「0ページのまま積読にするくらいなら、この15分間で読み終えよう。」と全身全霊で読まなくてもいいとしています。

0ページのまま放置するよりは、ななめ読みでも200ページを目にしたほうが人生に深みが増すからです。

だからか「じっくり深くインプットを。。。」と心がけすぎなくてもいいんじゃないかなぁと。

なぜなら、インプットというのは、

「インプットするために行う。」というものではなく「行動するために行う」というものだからです。


アウトプットを楽しもう


たしかに、インプットをしているときは気持ちがいい時間だったりするものかもしれません。

司馬遼太郎作品を読んでいる際にも、

「歴史とはこうして創られていったんだ(小説なのに)。。。」と脳のシワが増えていく心地よさがあったりするものです。

それこそ「もっとインプットだけに浸りたい。。。」とも考えるともいえます。

とはいっても、インプットが楽しいのはアウトプットがあるからでしょう。

「いやいや、インプットしたあとにあれこれ考えるのが楽しいんじゃん。」と言われても、それもひとつのアウトプットだといえるものです。

そんなアウトプットの場のひとつでもある仕事。

「仕事のなにが楽しいか。」といえば、

アウトプットしたことがそのまま売上につながり、さらにはお客様となった方に喜ばれるというところ。

「ここを押さえておいてよかった。」とインプットの効果を感じる瞬間も仕事における至福の時間だともいえるかもしれません。

それが「インプットを行いたいから仕事なんて手を抜いていいよね。」となってしまうと、

アウトプットする場がどんどん縮小していくといえますし、手抜きをしていることはお客様にバレてしまうものです。

多くの場合において、受け手のほうが視野も広いといえるでしょうから。

だからこそ、インプットはそれほど構えて行わなくてもいいんじゃないかなぁと。

「時間がなくてインプットができない。読書ができない。」というのは、じぶんの人生にインプットが必要ない場面にいるのです。

本当にインプットを行いたいと考えるなら「短い時間でもひとまず触れておく。」となったりするものでしょうから。

そして、アウトプットの場をもっと楽しんでみるといいかもしれません。


まとめ


インプットは片手間くらいでいいんです。

本当にインプットしたいものだったら禁断症状が出てきて自然と行うものですから。


【おわりに】

読書でいうと、わたしは忙しいときのほうが読む冊数も増えるかなぁと。

銀行員時代も、時間を見つけては燃えるような闘志であらゆるジャンルの本をよく読んでいましたし。。。


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