銀行に融資を申し込んだら定期的に進捗を問い合わせるのもありな理由

銀行融資を申し込んだ後には、社長の方から進捗を問い合わせてみるのもありだといえます。


郵便が届いたかどうかの進捗管理は大変。


銀行融資はスピード審査とはならない


「決算書は予め渡しているから融資はすぐに受けられるんでしょ。。。」といったことを考える社長もいたりするものかもしれません。

たしかに、決算書を予め預かっており格付けなどの業務が終わっている場合には、融資が受けられるスピードは早くなるともいえるものです。

とはいっても、銀行融資というのは「今日申し込んで明日には入金されている。」というのはかなり稀なこと。

最短でも5営業日ほどの時間がかかってしまうものですし、

融資実行まで15営業日以上はかかると見込んでおいたほうがいいといえるかもしれません。

なので、銀行融資を受ける際には、

「ある程度の時間がかかるもの。」と考えて、余裕を持ったスケジュールで申し込みをする必要があるものだといえます。

それこそ、借入希望日までの時間が短いと「ここの会社は大丈夫なのか。。。」と銀行員も余計なことを考えてしまうものですから。



銀行に融資を申し込んだら定期的に進捗を問い合わせるのもありな理由


それでは、銀行融資を申し込んだ際には「適宜、進捗状況を問い合わせてみるのもあり。」という理由を挙げていきます。

担当の銀行員に融資申込みを思い出してもらうため

「担当の銀行員に融資を申込んで1ヶ月くらい経ったから、そろそろ実行されるだろう。。。」

などと考えていたら「融資実行どころか全く進んでいなかった。。。」ということは銀行融資の現場においてもあったりもするものです。

銀行員の個人の能力差によって遅くなることがあるものですし、

優秀な銀行員だったとしても、仕事量に耐えきれず忘れてしまうという場合もあったりするのが銀行の仕事だといえるかもしれません。

なので、銀行融資の申込みは「口約束」だけではなくA4一枚でいいので、

「資金使途や返済期間、希望金利、融資形態、借入希望日」などを書面にして渡すことで無用なトラブルが避けられるといえます。

書面して融資申込みをすれば、銀行員も忘れることはないといえるものです。

とはいっても、銀行員が融資案件を進めていく際には「1社だけに付きっきりになっているわけではない。」といえます。

それこそ複数社の融資案件を同時進行で進めていることも少なくないので、

「保証協会への書類提出は全社まとめてやろう。。。」などとその銀行員なりの仕事効率化を行なっていたりもするものです。

だからか「他社の都合に合わせてじぶんの会社の進捗が遅れていく。」ということもあったりするといえます。

そのような日常のなかで社長から融資進捗の問い合わせが来ると、

「この会社だけは先に進めておこう。」と銀行員も考えてスケジュールが進んでいくといえるものです。

追加資料が必要となっている場合もあるから

銀行員が融資稟議書などの融資案件を進めていくのは、日中の業務が一旦終わった後の夕方以降だともいえます。

たとえば、支店長や上司によっては「日中に稟議なんて書いてないで早く外に出ろ!」などという方もいたりするのです。

だからか、夕方以降に融資稟議書などの仕事を進めていくしかないのが銀行員の日常風景だともいえるかもしれません。

ただ、そんな夕方や夜に融資稟議書などの仕事を進めていると、

「追加で社長に聞きたいことや貰いたい資料があるけど、もう遅い時間だから明日以降に確認するかなぁ。」などと、すぐに社長に連絡をとることを躊躇ったりしてしまうのです。

そして、そのまま追加資料の依頼やヒアリングをする機会を逃して、

「進捗が遅れていく。。。」ということもあったりするのが銀行融資の日常だともいえるかもしれません。

なので、社長が融資の進捗について連絡をすることで「社長、そういえばここなんですけど。。。」

といった質問や追加資料を依頼することを銀行員ができて、融資のスケジュールが進んでいくことになるともいえます。

融資実行の判断にはそれほど時間がかからないから

「融資を申し込んだにも関わらず受けられなかった。。。」というもの困るものですが、

「散々待たされたあげく融資が受けられなかった。。。」ということ方が、さらに困ってしまうものかもしれません。

銀行融資というのは、銀行によって評価するポイントも異なるので「早めに断られた方が他の銀行を検討することもできる。」といえるものです。

だからこそ「銀行には融資の可否については早く教えて欲しい。」と感じるのではないでしょうか。

そんな融資実行の可否については、

「実際にはどれほどの時間がかかるのか。。。」といえば、それほど時間がかからないものだといえるかもしれません。

それこそ、融資申込みの際に銀行員からある程度の結論を聞けることもあったりするものでしょう。

とはいっても、難しい融資ほど申し込みを受けた際には断定的な判断が行いにくいともいえます。

その際には、支店長などの判断や信用保証協会の判断に委ねてみるということになるからです。

だからか、銀行融資は「関わる人間が多いため実行されるまでの時間を要する。」といえます。

ただ「実行できそうかどうか。。。」といったことは、申し込みから2〜3日もあればある程度の結論が導き出されているものです。

銀行内部であれば、融資ミーティングなどで結論が下されることになりますし、

信用保証協会付き融資であったとしても保証協会の担当者に連絡を取ることで、ある程度の結論が導き出されているといえます。

たしかに「とりあえず、稟議を書いてくれ。。。」といったことを支店長や保証協会の担当者からは言われることもあったりするものです。

それでも、担当の銀行員が感じた最初の感触とそれほど大きく方向性が変わらないのが、銀行融資だといえるものです。

なので、社長の方から銀行員に進捗状況を定期的に尋ねることで、大まかな方向性は掴み取れて次の一手が打ちやすくなるということもあったりするのです。


まとめ


融資の申込みをしたらそれで終わりとせずに、社長が進捗状況について積極的に関与していきましょう。


【おわりに】

このブログは座椅子に寄りかかって書き上げることが多かったりします。

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【一日一新】

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