「銀行員は転職しないほうがいい」は気にしなくていい

「銀行をやめるなんてもったいない。。。」という言葉は気にしなくてもいいかなぁと。


北海道銀行(出身ではないです)。


銀行員は転職しないほうがいい


「銀行員をやめるなんてもったいない。」

「銀行ビジネスは究極のビジネスモデルだからどの業界にも敵わない。」

などという言葉を、銀行をやめる方がいる際にも耳にしてきましたし退職するときにも言われたものでした。

そのような言葉以外にも、

「銀行で通用しているスキルは他の業界では通用しないぞ。。。」などという言葉も聞いたことがあるかもしれません。

たしかに「銀行の営業でブイブイいわせている。」といっても、結局のところ銀行員なので、

「何かがあった際には利用するかもしれない。」という思惑から、他の業界の営業のように無碍に扱われるということはないかもしれません。

「お前もう来るなよ。。。」と言われても「来るのを待ってたんだよ。」と歓迎されたり、

「資金繰りの相談をしたいんだけど。。。」といった連絡を受けるのも、銀行の営業だけだといえるかもしれません(そのような案件は苦労するかもしれませんが)。。。

だからか「銀行の外に出ると苦労する。」ということを考えることもあったりするものでしょう。



銀行の外に出ると独特な業界だったことがわかる


銀行から他の業界(税理士業界)に転職した際には、

「銀行業界は独特な世界観だったんだなぁ。。。」ということを感じたものでした。

たとえば、銀行員にとっては、

「朝からのサービス残業はあたり前過ぎて何も感じない日常風景。」だといえるかもしれませんが、そのような経験は銀行員時代だけだったといえます。

また「朝から営業店周りの掃除をしていると地域のひとからの評価が上がるんだ。。。」などと言われるものですが、

「道幅いっぱいに広がってて邪魔なんだよなぁ。」と感じられているということも転職をして知ったといえるかもしれません。

さらには、じぶんには全然関係ない融資案件なのに「営業店を挙げた融資稟議だから。。。」

と「本部稟議が下りるまで全員が帰れない。」といったことも、それ以後はない経験だったものです。

他にも、ネットを満足に使わせてもらえないといったことや同じ会社なのに「本部の電話が夕方以降繋がらなくなる」といったことも謎習慣だったと感じています。

そして「一筆。」といった文章で説得させるというスキルも銀行独特のものだったといえるかもしれません。


銀行から転職してうまくいっている


などといったような「銀行の常識」を外に出て違和感を持てるようになったのも転職したからだといえます。

たしかに「銀行で決算書を浴びるほど分析していた。」といっても、

経理の仕組みがわからず右往左往したものですし、Excelやパワポなども力を入れて勉強をし直したということもあったものです。

そして、銀行業界から転職したのが税理士業界だったので、銀行業界よりも遅れている部分も多く戸惑ったこともあったものでした。

とはいっても「銀行員が転職をしても他の業界では通用しない。」ということは感じなかったかなぁと。

それこそ、中小企業の経営者の方や資産家の方とのコミュニケーションなどは、

「銀行員時代の対人スキルが活きて、コツが掴めているっぽい。」とも感じるものです。

また、世の中には意外に元銀行員がいるので、

「銀行業界の独特さ。」についても語り合えるのもひとつの武器になるといえるかもしれません。

「銀行時代の給与を捨てたくないんだよなぁ。。。」と感じていたとしても、お金に関してはじぶんでなんとかできるものです。

いまは従業員の方を雇うことなく「ひとりで税理士業。」を行なっていますが、

「仕事ってひとりで全然できんじゃん。」

「むしろ、ひとりの方が生産性も高いし、お客さまに日々感謝されてめっちゃ楽しい。」という日々を送っているといえます。

なので「銀行員は転職しないほうがいい。」というよりは、

「転職したいならしちゃったほうがいい。」ということを日々感じています。


まとめ


転職を考えている銀行員のひとの肩を少しでも押せればなぁと思い書いてみました。


【おわりに】

「簡単にゴール前にクロスを上げず。」

「ドリブルや細かいパスで、焦らして焦らして焦らし尽くして、スペースを空けてゴールを決める。」

といういまのアーセナルは、クラブ史上No1なんじゃないかなぁと感じながら試合を観戦できて幸せです。


【一日一新】

スターバックス フォンダンショコラフラペチーノ

関東学院六浦中学校

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