フリーランスだからといっても無借金経営がいいわけではない

フリーランスというのは、個人事業者という事業を営んでいる個人のことをいいます。

フリーランスも事業を営んでいるということになるので、事業をする上での「借金」を必要以上に恐れてはいけません。



借金という概念を捨てよう


「経営の理想は、借金がない無借金経営である。」

というような言葉も、どこかにはあります。

そして借金というと、何か恐怖感があるものかもしれません。

たしかに、「街金や商工ローンなどから借りる借金は金利も高い。」ですし、

「返すこともかなり難しいので、借りてはいけない借金。」といえます。

また、遊ぶお金欲しさにサラ金から借金をしたり、クレジットカードのリボ払いを使うというのも、

「金利が高く、返す当てもないのに借りている。」といえるのでやめるべきでしょう。

しかし、個人事業者が事業を経営する上で必要な借入金は、これらの借金とは大きく性格が異なるものです。

なぜなら、遊ぶために借りるお金は、「返す当てもない、借りるべきではない危険な借金。」ですが、

事業上必要な運転資金や設備資金などは、

「借入金という返す当てがあることを銀行が証明したもの。」だといえるからです。

「遊ぶお金を借りるというのは無謀な借金。」であり、

「事業に必要な銀行融資は、必要な借入金。」だと考えましょう。

銀行融資として受ける借入金の金利は、サラ金やクレジットカードの金利よりも遥かに低いもの。

なので、借入金は無理なく返せる安全なものだといえます。



銀行から融資を受けることで得られるもの


銀行から融資を受けることで得られるものを簡単に挙げてみます。

お金と時間

銀行融資を受けてお金を借りることで、お金と時間を得ることができます。

まず、借入れというのは「お金が貯まるまで待つ。」といった、待つ時間をなくしてくれます。

また、もし事業に失敗したときにも借入金というのは分割返済なので、時間をかけて返せばいいのです。

なので、銀行融資の借入金というのは「お金を得る時間。」も、

「完済までの時間。」も稼ぐことができるのです。

心のゆとり

もし、無借金経営でも手持ちのお金が少なければ、

「お金のためだけに、本当はやりたくないつまらない仕事を取る。」

ということをしなければならない場合もあるでしょう。

そして、お金のためだけの仕事をしていると、

「本当は他にやりたい仕事があるのに。。。」

というように、知らない間に心にストレスが溜まっていることもあるかもしれません。

これが銀行融資を受けお金を持つことで、

「お金に多少余裕があるから、やりたい仕事を取るための仕事(営業)をする。」

というように未来を見ることができ、心にもゆとりを持てることになります。

信用

銀行融資を受けるというのは、サラ金などから借金をすること違い、信用を得ることができます。

「銀行から融資を受けられるなんて、立派だなぁ。」

というような意見もあるでしょうし、

「銀行融資の返済を毎月遅れることなくしている。」

という行為も信用を生むことになります。

また、銀行融資を受けていることで、「銀行から取引先を紹介してもらえる。」ということも、あるかもしれません。

「サラ金などと違い、借りる難易度が高い銀行から融資を受けて返済をしていく。」

というのは、思っている以上に信用が生まれるものなのです。


まとめ


フリーランスになると、就業時間に縛られなかったり、出社しなくてもいいので、勤めていたときよりも自由を感じるかもしれません。

その自由を謳歌するために、銀行融資を受けてお金を持つことも必要です。

「お金があることで取れる選択肢が増える。」

のであれば、借り入れしてでもお金を持つべきです。

銀行融資を受けることで必要になる金利は、

「お金と時間を得るための必要経費。」

と考えられるようになれば、心にも余裕を持てるようになるかもしれません。


【おわりに】

今回のAmazonプライムデー。

いまのタイミングで、必要なものが思い浮かびません。

ただ、そういうときに限ってセールが終わると「あれを買えばよかったぁ。」と思い出したり。。。


【一日一新】

家系のラーメンにニンニクをたっぷりいれてみた

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