収入が減ったら、削減すべき支出5選

新型コロナウイルスの影響などで、収入が減った方もいるかもしれません。

新たなチャレンジをするために、無職になる方もいることです。

そんなときには、支出を見直して削減し時間を稼ぎましょう。



収入が減った場合には、いままでと同じ生活ではいけない


景気に左右されて、去年までと比べて年収が減ってしまった。

右肩上がりで給与が上がると思っていたけど、会社に馴染めず退職し給与が激減してしまった。

人生を歩んでいると、常に一定のスピードで歩けるというわけではないものです。

ときには立ち止まって、いままでを振り返ってみてもいいんです。

わたしも社会人になってから税理士になるために転職を繰り返し、ときには無職の期間もありました。

それでも、なんとか税理士として起業するまでの人生を歩んで来れています(くじけそうになったこともあります)。

「勉強に専念するために無職になる。」

「音楽家やスポーツ選手など何かを目指すために無収入になる。」

「なんだか疲れたから、いまは働く気になれない。」

人生にはあります。そんなときが。

その道中には、収入が上がったり下がったり、ときには無収入のときもあるはずです(わたしはありました)。

収入が減ったときには、支出を減らさなければいけません。減らさないと生きていけないということもあります。

そんな場合に減らすべき支出について、今回は確認してみましょう。


収入に応じて減らすべき支出5選


収入が減ったり、無収入になったときには減らすべき支出があります。

生命保険を解約する

世界一の公的保険制度を誇る日本。

あるデータによると、日本人が1年間に支払っている保険料は、世帯平均で年に約40万円ほどあるそうです(年末調整を行っていると、あながち嘘ではないと感じます)。

生命保険は、1/10,000のことが起きたときに心強く収入を補填してくれるものです(おそらく)。

がん保険などのCMを見ていると、がん保険に加入していたからこそ、「がんが治った」ような印象をあたえるものもあります。

がんは、がん保険に入っていようがいまいが、治るときは治ります。

そして、がんになったときには途方も無い金額の支払いがあるようにも喧伝されています。

ただ、日本一の公的保険を誇る日本には、高額療養費制度があるので、医療費には思っていたほどの支出にならなりません。

また、保険でお金を運用したほうが預金よりもいいという話しもあります。

しかし、保険で運用は愚の骨頂(もし保険で運用したければ、保険会社が投資しているものにじぶんが直接投資をすればいい)ですし、収入が減っているのであれば保険は無駄なものです。

収入が減ったら、保険の解約をまず行いましょう。

あなたは、公的保険で十分保険は掛けれています。

家賃を減らす

節約をする。経費を削減をする。

このときに一番効果があるのは、支出のなかで大きな割合を占めているものを減らすということ。

人生で1番高い買い物は家。2番目に高い買い物は保険。」

などという格言もあります。

収入が減ったりした場合には、家賃を減らす行動を取りましょう。

まずは、大家さんに家賃の値下げ交渉をする。

それが難しければ、より家賃が安いところに引っ越す。自宅を売る。

という選択肢を取るべきです。

「いままで住んでいたから愛着がある。」という気持ちはわかります。

しかし、収入が減っているので1番大きな支出である住居費は削減すべきなのです。

もし、持ち家を売らなければならない状態になってしまっても、「いまよりもいい家を」いずれ買えばいいのです。

車関連の支出を減らす

収入が減った場合で、車を持っているのなら売ることを考えるべきです。

状況にもよりますが車の維持費は、月に5万円程度は掛かっているものです。

その支出を別のところに使うために、収入に応じて車を売ることを検討しましょう。

わたしは、車を持っていますが、カーシェアリングも使っています。

タイムズのカーシェアリングは非常に便利です。

スマホで車を予約し、その時間に誰に会うこともなく車が使えるので、感覚としては自家用車を使っているのと変わらないものです。

外食を減らす

収入が減った場合には、外食は控えるべきです。

自炊したほうが、健康的ですし料理は楽しいものです。

外食は、いざというときのためだけにして、自炊をする。

これだけでも、支出はかなり削減できるものです。

習い事を減らす

習い事の支出も減らすべきです。

たとえば、こどもの英会話や塾代などの習い事。

親としてはこどもの未来に賭けるという気持ちは、十二分に理解できます。

それでもこの支出は減らしましょう。

勉強や運動は、親であるじぶんが教えればいいのです。勉強は極論はじぶんでするもの。

塾に行ってもやらない子は、やりません。

わたしは、塾に行ったりしたことありません。

子供の頃の習い事も、サッカーくらいだけです。

それでも大学に入れましたし、税理士にもなっています。

こどもの頃に、勉強を詰め込んで失速するくらいなら、「大人になってから考えることを得意とする人間に出来る」ように育てればいいのです。

じぶんのスキルを伸ばすことには、最低限投資する


収入が減った場合には、生き延びるために減らすべき支出はどんどん減らすべきです。

それによって、生きながらえる時間を確保して次の手を取っていくべきなのです。

ただ、じぶんや家族のスキルを伸ばすことには最低限の投資はすべきです。

こどもの塾代などの習い事をやめた場合には、親であるじぶんが勉強を教える。

じぶんや配偶者の方がいるならば、未来の収入に繋がる最低限の学びへ投資を行う。

読書なども図書館を活用する。

たとえ、いま収入が減ったり無職になったとしても、いまの状態が永遠に続くわけではありません。

次の一手を取り続けていけば、収入を上げていくことは必ずできます。

収入が下がったりしても、あなたならきっと復活することが出来ますよ。


【おわりに】

税理士として起業すると、収入はむしろ上がっているのはありがたいことです。


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