経費になるからと、なんでもかんでも支出してはいけません

この支払い経費にしておくから。

これ経費で落ちるよね。

経費という言葉には、魔法のような魅力がありますよね。



経費とは、事業に必要な支出


経費とはその事業を営む上で、売上を上げるために必要なだけ使ったお金です。

売上を上げるための支出であれば、当然経費になります。

No.2210 やさしい必要経費の知識

その経費が無駄なものになることが分かっていても、売上を上げるために使ったものであれば経費になるのです。

事業に関係があるものであれば、無駄な支出でも経費。

そして、経費が多い方が利益が低くなるので、支払う税金は低くなる。

ただ、税金が安くなるからと本来事業に必要なないものや、事業とは関係ないものは経費となりません。

しかし、無駄になるからと使わなかったお金は当然経費にはなりませんので、支払う税金は高くなります。

 必要経費に算入できる金額

 事業所得不動産所得及び雑所得の金額を計算する上で、必要経費に算入できる金額は、次の金額です。

(1) 総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額

(2) その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額

国税庁

経費。

儲かっているときには、とても魅力的な言葉です。

経費の要件は、税務署にばれなければいい。税理士が認めたからいい。というものではありません。

こんな経費ばかりでは、事業は行き詰まる


いくら経費になるからといっても、以下のような経費ばかりだと、たとえ利益が予想よりも多いからといって支出していると、倒産の憂き目にあってしまいます。

見栄だけで買ったもの

その事業に、いまの時点では必要ない(もしくは生涯に渡って)のに、同業者や取引先に見栄を張るだけで買ったものは、不要不急の支出になるので、経費として扱っても事業を圧迫する支出になります。

事業に一切使わないもの

事業に使用しない、機械や備品などを経費になるからと支出している場合。

これは無駄なものになるので、たとえ経費になっても不必要な支出になるので、無駄な支出になり事業を圧迫します。

嘘のもの

本当は支出していないものやからの領収書など。

経費として認められる証拠として必要なものは、
・日付
・金額
・買ったお店の名前
・内容

が書かれた、領収書などです。

このような内容が書かれた領収書などを持っていると、見た目上は経費になります。

しかし、実態は嘘のものになるので、税務署や銀行の信用をなくし、結果的にその事業を圧迫するものになります。



事業を営んでいるのであれば、売上を上げる支出だけにしよう


経費で落ちるからと、不要不急の支出ばかりしていては本当にその事業が儲かっているのかが分からなくなります。

分からなくなるどころか、

経費を多くすれば、税金は安くなると考えたり。

それとは逆に税金が安くなるということは、利益が少ないから銀行からの借入は難しくなるなと考えたりします。

このような考えは捨てましょう。

売上を上げるために本当に必要な支出が、経費。

税金対策や銀行対策ばかり考えているより、本業でしっかり稼ぐことに時間を使うべきです。


【おわりに】

それにしても、エジルはまったく試合に出場しません。

売却するために怪我をさせないようにしているということなのでしょうか。


【一日一新】

ビビンバおにぎり

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