月収手取り10万円台で愛社精神なんて生まれない

愛社精神ということについて書いていこうかなぁと。


手取り10万円台で残業させられたら発狂していい。


月収手取り10万円台の衝撃


記憶が正しければ。

社会人になってからのしばらくは毎月の額面給与が174,000円で手取りは15万円もなかったものでした。

「結構ソフトに働いていたんでしょ。。。」と感じたりするものでしょう。

いやいやいやと。。。

いまとくらべたら超絶ハードに働いていたといえます。

「7時20分くらいには出社して22時頃まで働く。」といった超絶ハードモードだったものでした。

当時は毒されて「まあ、そんなものか。」「早帰りデーなら18時くらいには終わるし。。。」と、大きな違和感を持たなくなっていたといえますが。。。

そんな労働時間の長さの超絶ハードモードには毒されて気が付かなかったものですが、収入面では気がついていたものでした。

「これだけ働いて手取りで15万円前後なら、バイトをしてたほうが幸せじゃん。」などと。



若ければ若いほどお金に目が行く


手取りが月額で10万円台の時期が続いたので、愛社精神なんてなかったものです。

「どこにどう搾取されているんだ。。。」と真剣に考えていた時期もあったりしたものでした。

「おれは手取りで40万円台を狙っているんだけど、副支店長になって手取りで40万円を超えなくなったよ(管理職として残業代が反映されなくなったから)。。。」などと、当時39歳の新任の副支店長が言っていたのを思い出したといえます。

「副支店長になっても、そんだけなんだ。。。」

「むしろ、出世したのに手取りが下がる仕組みなのかぁ。。。」と思考を巡らせていたものです。

「うまい仕組みになってるんだよ。。。」と悲哀に満ちていた副支店長に、その場の飲み代を奢ってもらったというおもひでもあったりするといえます。

そんな人間を「お金に意地汚いやつ。」だとも卑下したくなるものかもしれません。

「お金では得られない経験があるよ。」とも感じたりするものかもしれません。

とはいっても、若ければ若いほど「お金勘定」をしていたりするものです。

「これだと時給いくらで。。。」

「サービス残業分を給与に反映させたら。。。」

「もっと一発当てられる職業はないものかなぁ。。。」などと思案していくものなのです。

だからか「最近の若いひとは素直でおとなしい。。。」といったセリフを聞くと思い出してしまうといえます。

「意思を表さないようにしているだけで虎視眈々と次を狙ってるんだよ。」と。

愛社精神なんて、20年前の若者の多くももっていなかったよと。。。


愛社精神なんて最初からないはず


「こんな給与だとなぁ。。。」というのは、ひとのモチベーションを失わせる大きなきっかけになるといえるものです。

「新卒の平均月収が23万円台。。。」となったとしても、それは手取り額でいえば10万円台。

そんな金額では愛社精神なんて生まれてこないのは当然だったりするものでしょう。

だからか、どの組織で働いても「愛社精神」というものはなかったものでした。

新社会人の2年目で給与が大幅に上がり手取り10万円台ということはなくなりましたが、それでも愛社精神というものは生まれてこなかったものです。

それこそ、虎視眈々と会社経営をしているお客様や資産家の方を眺めながら、

「どうやったら、もっといい場所に移れるんだろう。。。」とひたすら考えていたといえます。

ただ、どこにいても愛社精神が生まれなかったというありがたい性格のお陰で、

身軽に動けた感もあったものですし、いまでも「ポジションをどこに取るか。」ということは考え続けているといえます。

愛社精神がないなりに、じぶんを愛する感情だけはあったので「手取り10万円台。」から抜け出せたといえるかもしれません。

なので、愛社精神といったものは持つ必要はないかなぁと。

「10万円台!!低っ。」と素直にお金をベースにポジションチェンジは狙っていったほうがいいものです。

お金がきっかけとして、ポジションを変えてじぶん自身を愛してみる。

そうするだけで、じぶんのことがもっと好きになれたりもするのです。


まとめ


低い給与を見つめてポジションを変えていくことで救われる場合もあったりするといえます。


【おわりに】

この数日、YouTubeでひたすら「出版区」を観ていたりと。。。

著名な方が「本屋さんで1万円を渡されて買い物をする。」

という企画が好きなのですが、ひとが本を選びながらその選定理由や好きな作家の方の思い出話が聞けるのがおもしろいです。

好きな税理士さんとかに1万円を渡して、ぼくもこの企画をやってみたかったりと。。。


【一日一新】

ブックファースト新宿

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