銀行員に「自信を持って説明する。」といった力も資金調達には必要な理由

「銀行員の目を見てビシッと説明する。」ということも銀行融資対応では必要な力だといえます。


たまプラーザ駅東急前。


決算書以外にも資料があったほうが銀行員には伝わりやすい


コロナ借換保証制度の利用について、

「経営行動計画書の作成」が求められているように銀行融資を受ける際には、決算書以外にも別途資料を提出したほうが対応もスムーズになるといえます。

たとえば「そんな融資申し込み受けてたっけ。。。」と銀行員に忘れられないように、

融資申し込みの際には「融資条件の希望を記載したA4一枚の書面」を渡すだけでも忘れ去られる可能性はぐっと減るものです。

なぜなら銀行員というのは、一日の終りには必ず鞄の中身を出さなければならないので、

「そうだった。あの社長から融資申し込みを受けていたんだ。」となるものだからです。



銀行員に「自信を持って説明する。」といった力も資金調達には必要な理由


資料がどれだけ丁寧につくられていても「社長が自信なさげに話している。」となると銀行員は不安になってしまうものです。

だからこそ「少なくともこの社長は信用できる。」といった態度を示す必要があるといえます。

決算書の数字でしか銀行員はわからないから

銀行員というのは決算書の数字に対して「ビビっている。」ということもあったりするといえます。

たしかに、決算書の数字的な部分に関して財務分析の知識を身に着けているものですが、

「どういった理由でこのような数字となったのか。。。」といったことがわからなかったりするのです。

「売上が前期よりも上昇しているけどたまたまなのか、それとも今後もこの動向が続いていくのか。」

「損益が赤字になっているけど一過性のものなのか、それとも今後も続いていくのか。。。」

といったことは「決算書を眺めているだけではわらない不安感。」を持つのが銀行員の心情だともいえます。

だからこそ「決算書の内容や資金調達が必要な理由を説明する。」といった仕事を社長が行ない銀行員に安心感を与える必要があるのです。

そして、その説明をする際には自信を持った説明が求められるといえます。

決算書という出来上がった数字に対して、

「いやー、わたしもよくわからなくて。。。」などと言ってしまうと同じ数字でも銀行員の印象も悪くなってしまうものです。

「この社長、ホントに大丈夫なのか。」と。。。

それが「こういう理由があって今回の結果となった。」

「そして、もうすでにこのような手を打っている道中にある。」と説明をすると銀行員も安心をするといえます。

なので、数字しか見えない銀行員に対して

「この数字となったのはこのような理由からだよ。」と自信を持って伝えることで銀行員からの信頼度も上がるといえるかもしれません。

銀行員は若いから

「担当する銀行員は歳上。」という社長はかなり少ないものでしょう。

それこそ「40代後半から50前後の銀行員が直接担当している。」といったことは少ないといえるのが銀行業だといえるかもしれません。

なので「担当の銀行員は20代前半から30代前半。」といった方がほとんどだといえるでしょう。

このような若い銀行員というのは、

決算書などの数字を読むことには長けていても「事業を経営する。」といった部分ではリアル感が欠けているともいえます。

だからか「赤字会社。」という数字上だけで、

「もうここはダメな会社だ。。。」という偏った考えを持つ銀行員がいたりもするのです。

そんな数字上でしか世の中が見えていない若い銀行員に対して、

「社長の説明がおどおどしている。。。」となると、なおさら数字だけの偏った判断で審査を進めてしまい事業性評価などは行なえないといえるかもしれません。

決算書というのは、社長にとって「あくまでも事業の途中経過。」だといえるものでしょう。

そのようなことを理解していない若い銀行員に対して、

「いまこの道中にいて今後はここに進んでいく予定である。」といった旨を自信を持って伝えられるかどうかで、銀行員の視野も変わっていくものです。


不安を抱えているのは銀行員も同じ


「決算書の財務分析に明るい。」といっても、銀行員が理解できることには限界があるものです。

ましてや、その銀行でしか働いたことがない多くの若い銀行員からすると、

「頼りになるのは数字だけ。。。」といった感覚にもなるといえます。

そのような感覚を持って仕事をしているなかで、

「自信に溢れている。」と感じられる社長の方がおどおどしているひとよりも信頼度は増えていくものです。

これは「横柄な態度で接する。」という意味ではありません。

多くの若い銀行員よりも「大人としての度量の深さ。」を見せるだけでいいのです。

「あの社長はいつも前向きに丁寧に説明をしてくれる。」

といった印象を銀行員に抱かせることも、事業性評価や経営者保証に依存しない銀行融資取引を行なうための一助となるものですから。


まとめ


「自信を持って説明する。」ということも銀行融資対応には必要なことだといえます。


【おわりに】

今年のサマソニにPale Wavesが来るなら行こうかなぁと検討中です。

よく見たらBlurもFall Out Boy来るみたいですし。。。


【一日一新】

セイワの吸盤カーテン

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