求人情報でわりと見かける「アットホームな職場」というキャッチコピー。
そんな「アットホームな職場」について思うところを書いてみようかなぁと。。。
感じてみたいアットホームな職場感
「うちの職場はアットホームだから働きやすいよ!」と心から紹介できる職場って素晴らしいですよね。
「連絡をせずに出社しなくても親心で欠勤にならず、特に理由も聞かれないアットホーム感。」
「仕事が完遂できず放り出しても親心として許してくれるアットホーム感。」
「取引先にじぶんのミスで迷惑をかけても相手が悪いんだ。」と一致団結して養護してくれる親心感満載のアットホーム感。
などというように「家族だから。」といった言葉や「ファミリー。」というキャッチフレーズで慈悲深い愛を注いでくれるのでしょう。
そして「失敗をしても親心や兄妹の絆で乗り越えていく。」というのは、本当に働きやすいのだと思います。
なので「アットホームな職場だから。」というキャッチコピーを見ると、
「信仰心があり、誰もが手を差し伸べてくれる働きやすい職場。」ということを期待してしまうものです。
それこそ、仕事の成果が低くても「手心を加えられた賞与が貰える。」ということもきっとあるのなのでしょう。
とはいっても「アットホームな職場」というのは、このような優しいファミリーの連帯感というものではないのかもしれません。。。
「アットホームなのは代表ひとりだけ」という苦いおもひで
「うちの事務所は事務所じゃないから。ファミリーだから。」
「どこよりもアットホームな税理士事務所だから。。。」などという言葉を、頻繁に使う代表がいる税理士事務所に勤めていたことがあったものでした。
ただ、そんな代表税理士が事務所に出社することは稀で、
「電話が繋がらないけどFacebookに昼から飲んでいる写真がアップされている。。。」
「税務調査をほったらかして昼からカラオケに行っている写真がFacebookにアップされている。。。」
お客さまから「代表のFacebookにはいつも満面の笑みに溢れた写真がアップされてるけど、仕事はしてないでしょ。。。」というお言葉をいただく。
などというように「仕事をしないアットホーム感を実践している。」のは、経営者だけだということを思い知らされたものでした。。。
その方は「おれはもう税理士業に興味がなくて。。。」といった言葉もキャッチフレーズのようにも言っていたなぁと。
なので「アットホームな職場です。」などというキャッチコピーを見てしまうと、
「社長にとって社員を都合のいいように使える職場なんだろうなぁ。。。」と考えてしまうといえます。
アットホームな職場は悪くないけど、従業員にとってはキツイもの
「家でくつろいでいるかのように仕事ができる。」というアットホームな職場という言葉。
ただ、勤める側からすると注意しなければならない言葉なのかもしれません。
たしかに、多くの場合には何となくで「アットホーム」という言葉を使っているのでしょう。
それでも思い出す「アットホーム感満載で代表が全く仕事をしていなかったあの職場」を。。。
とはいっても、独立したいまは「アットホームな感じ」で仕事ができているものです。
「平日だからといっても必ず事務所に行くわけではない。。。」
「メイン事業が税理士業だといっても日中にブログやYouTubeを行なっている。。。」
「お昼ごはんを食べに行くのにわざわざ車に乗って移動する。。。」などというように。
すると、もしそんなわたしの職場で働く従業員の方がいた場合にはこう思うかもしれません。
「代表だけアットホームでずるい。」と。。。
なので、従業員がいる時点で「アットホームな職場」という言葉を使うのは無理だといえるのかもしれないなぁと。
まとめ
「アットホームな職場」というのは、成り立たないんだろうなぁと。
それこそ社長にとってのアットホームは、従業員の方からしたら恨みを買う行為になるでしょうし。
【おわりに】
「ポケモンの新作が出る前にクリアしなきゃ。。。」
とドラクエ10オフラインのSwitch版を夜な夜なやっているのですが、ちょっと飽きてきたという。。。
【一日一新】
セブンイレブン コク旨カレーパン