じぶんで経理をやると「仕事を受ける判断。」も磨かれていくといえます。
依頼があった仕事はすべて受けたほうがいいのか
成功している(とされる)ひとの話を聞いていると、
「頂いた仕事は断らずにすべてやって来たから、いまがある。」などと言われることも少なくないといえます。
たしかに、仕事というのは「縁があるから依頼をする。」ということなのかもしれません。
「たまたま飛び込み営業をしたら仕事になった。」といったことや、
「たまたまインターネット上で見つけた。」
などということも、何かの縁で結びついたから仕事を依頼したくなるといえるのでしょう。
なので「せっかくの縁だから依頼があったその仕事は、すべて受けるべき。」だといえるのかもしれません。
とはいっても、仕事を受けるかどうかの判断には「縁」というものだけではなく、
日々経理を行いながら「いまの状態。」を把握しながら決めるべきでしょう。
経理を日々行なうことで仕事を断る軸が磨かれる
「仕事を断るなんて依頼してきた方に悪い。」と感じることもあるでしょうし、
「とにかく売上を増やしたいから来た仕事はすべて受ける。」などと考えることもあるでしょう。
このような「仕事を受けるかどうか。」の判断基準は「縁」以外にも、経理を行なっていくなかで磨いていくべきだといえます。
経理を行なうことで「仮に売上がゼロになっても生き延びられる期間。」を把握することもできるものですし、
「いまは売上を追うべきなのか、利益を追うべきなのか。それとも時間を追うべきなのか。」といったことも判断できるものです。
このように事業を行うなかで「いまの状態」を確認するには、経理が最も有効なことだといえます。
「今日の預金残高を確認し、資金繰りを見通す。」といったことや、
「支払いの管理や入金漏れのチェック。」などを行なうことで、必要なお金も理解しやすくなるといえるでしょう。
そして、経理を軸にお金や事業を管理できていることで、
「いまは無理してまで仕事を受ける時期ではないかなぁ。。。」ということも判断できるようになるといえます。
さらには「やりたい仕事をつくる時間。」の確保もできるものです。
経理をルーティンにしていこう
「お金に関係なく体験したい仕事ができる常態か。」といったことや、
「お金を追うためにすべき仕事か。」などといったように、
「いま仕事を受けるスタンス。」というのも、経理を行なうことで磨かれていくものです。
そして、事業を続けていくのと同じように経理を続けることもルーティンにしていきましょう。
経理をルーティンにするためには「経理を行なう時間帯を決める。」といったことも必要ですし、
「経理を行いたくなるPCを買う。」というような、ガジェットに頼るのもありだといえます。
たとえ税理士であっても、「イケてないPCでは経理をルーティンで行えない。」ということを感じていたりするものです。
なので「じぶんが経理を続けたい。」と感じられる環境をつくりながら、
これからも気持ちよく事業を行なうために経理を日々のルーティンとして行なっていきましょう。
まとめ
経理を行なうことで日々の判断が研ぎ澄まされていくものです。
【おわりに】
旅行に行った際には、スーパーに立ち寄って神奈川県では売っていないものを探したり、その土地の新聞を読むのも好きだったりします。
ただ「つけてみそかけてみそ」が近所のイトーヨーカドーに売っているなんて。。。めちゃくちゃ嬉しいっす。
【一日一新】
山形新聞