ひとりで事業をしたいなら世の中の常識に抗っていこう

「ひとりで事業をする。」

というのは「ひとを雇う」よりも難しい部分があるとおもいます。

そんな「ひとを雇う」という世の中の常識に抗っていることを書いていきます。


iPhone13は空の主張がより激しくなっている気がします。


全ての仕事を受けること


独立をして税理士業を営んでいると、売上の大きな柱に「顧問売上」というものがあります。

いまのわたしの場合も、この顧問売上は事業の最大の収益源となっています。

そして、税理士に仕事を依頼するという場合も、

「顧問をお願いする」というのが、一般的なことだという風潮もあります。

たしかに、税理士業における顧問売上というのは、

「解約に手間がかかるサブスクリプション」だといえるので、売上が安定する部分があるといえます。

そのような「売上の安定」が得られる顧問業務ですが、

「ひとを雇わない」と、すべての依頼を受けるということは難しいものです。

このブログなどで発信をしている恩恵だと思いますが、

「ブログを拝見して、ぜひ顧問をお願いしたい。」

というような「ネット経由で依頼がある」ということがときおりあります。

そして、そのようなことがあるたびに、

「お金のために顧問を受けるべきか、新しいことをやるために顧問売上を捨てるべきか。」

という葛藤は、やはりあったりします。

なので、「ひとを雇って仕事の一部をお願いしたほうがいいのかなぁ。」

と考えることもあります。

とはいっても「それだとあたり前なこと過ぎて、じぶんがわざわざやる必要もないかなぁ。」と、

「依頼のすべてを受けて、売上を事業の最重要目標とする。」ということに抗っています。



気の合う仲間と一緒に経営すること


ひとりで事業をやっていても、

「気の合う仲間とトータルフットボールができるような組織をつくってみたいなぁ。」といったことを考えることもあります。

さらに、「じぶんがもうひとりいればなぁ。」ということを思うこともあったりするものです。

とはいっても、そんなことはじぶんには向いていないだろうなぁと。

「つまらない社内調整なんて、もう一切際したくない。」

と考えているじぶんがもうひとりいたとしても、

「スタンドプレーの応酬」で、組織にはならないですよね。

そして「気の合う仲間」だったとしても、時間の経過とともに、ひとは変わっていくものでしょう。

「はじめは組織の裏方として仕事をすることに喜びを感じていたけど、あまりにもじぶんが評価されないから裏方なんてやってられない。」

「本当はもっとチヤホヤされたい。」

というように「ひとのサポートをすることが好き」だといっても、

「ずっとその状態を受け入れているひと。」というのは、いないでしょう。きっと。

なので「気の合う仲間と一緒に。」などといっても、

そう遠くないうちに「気が合わない敵。」になるんだろうなぁと。

このような考えなので「仕事は仲間と一緒にやり続けるもの。」という常識には抗っています。


お金持ちになること


税理士を目指した理由のひとつには、

「お金持ちになれるかも。」というようなことがありました。

ただ、そのお金持ちになるということは「じぶんにはできなそうだ」と諦めました。。。

「お金持ちってどんな定義にしているの。」

と聞かれれば「年収(売上ではない)で5,000万円以上あればお金持ち。」ということにしています。

この年収で5,000万円以上というのは「かしこい」税理士の方だと、

「それは無理だよ。」というよりは、

「そのくらいは稼げるよ。」という金額なんだろうなぁとは思います。

とはいっても「ひとを使い、ひとを騙し、ひとに夢を魅させる。」

ということができそうにないので、

「気持ちのいい仕事を、気持ちのいい範囲で得られるお金を稼げればいいかなぁ」と。

なので「価値の尺度をお金にする。」という考えには抗います。


PCを触るのを諦めること


じぶんが偉くなればなるほど、

「PCなんて触らなくてもいい。」ということがいえるかもしれません。

「ブログやHPの更新は誰かがやってくれる。」

「Amazonやサウンドハウスでの買い物は、じぶんがしなくてもいい。」

「申告書の作成や経理のチェックは誰かが。。。」

などというように「PCを触るということは、わざわざじぶんがやる必要もないこと。」

と考えている人もいることでしょう。

また「YouTubeを撮るのにカメラの位置や照明で悩んでいる。」

などということも「じぶんでやってはいけないこと」だと考える人もいるかもしれません。

とはいっても、どれだけ偉くなったとしても(偉くなるってなんだろう)、

「PCはじぶんで触っていきたいもの。」だと考えています。

「やりたいことは、じぶんで0から10までやる。」といったことの方が楽しいものだったりします。

「そんなのひとに依頼すれば。」

というのが、常識のひとつかもしれませんが、

「楽しいからじぶんでやりたい」ということを増やしていきたいなぁと。


まとめ


ひとりで事業を行い続けるのは「ひとを雇う」ということよりも大変だよなぁと感じています。

「ひとを雇うほうが大変だよ。」

というのが常識かもしれませんが、

「鋼鉄の意志と効率化」の手段を身に着けられないと、ひとりでいるのは難しいんだよなぁと。


【おわりに】

「ひとを雇えば楽になるよ。」

ということも「その通りだよなぁ」と感じることもあります。

そんな気持ちにブレがあるときには、

この曲が頭に流れて「まだ道半ばだろ」と、激を飛ばしてもらっているような感覚になることが。。。



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