じぶんを大切にするために資格を取るのもあり

「資格を取ったから人生安泰だ。」

とはいえませんが「じぶんを大切にするために資格を取る。」のはありだと思います。


独立してからは、落ち着いて最寄り駅に行けることは増えました。


仕事に対して勉強をしている人は少ない


社会人になってから衝撃を受けたことのひとつは、

「仕事のために勉強をしているという人が意外に少ない。」ということでした。

たしかに、仕事というのは「これと同じようにやっておけば大丈夫だから。」というように、

「前任者や同じような仕事の資料を参考にする。」とできてしまうものだといえます。

銀行融資の仕事に関しても「最低限の財務知識」がなくても、

「格付け」や「融資稟議書」といったものは、何となくできるようにはなっていました。

また、税理士業務に関しても「簿記や税法の知識」がなくても、

「会計ソフトや税務ソフトの使い方」がわかれば、

「それっぽい仕事はできるようになっている。」といえるでしょう。

だからか「会社員なんて、仕事に対して本気になって勉強をする必要はない。」

と考える人は少なくないように思います。



勉強をしない人と一緒に居続けるのはつらい


「勉強なんてしなくても仕事はできるようになる。」

とはいっても、勉強をしている人が少ない職場の空気は淀んでいるように感じていました。

たとえば、「他人に対して威張り散らしている人。」がいたり、

「会話の大半がだれかの悪口。」だったりするのは、仕事に対して熱心ではない人だったりするものだよなぁと。

そして、このようなことは「じぶんに対して自信がないから。」行なってしまうのかもしれません。

また「わざわざ勉強をする」というのは面倒なことなのでしょう。

「勉強をしたからといっても、それほど給与は上がらない。」ということもあるのでしょうし。

しかし「勉強をする人が少ない職場。」というのは、

ストレスを感じる場面は多くあり、そのような組織に居続けるのはつらいものですよね。


じぶんを大切にするために資格を取る


「毎日、サービス残業をしている。」

「つまらない上司の機嫌を取り続ける。」

という行為は、気が付かないうちにじぶんの心へのダメージが蓄積されていくものでしょう。

そして、そのような行動はつまらないものですよね。

そのつまらない状態から抜け出すためには、資格を取るというのもありだと思います。

資格を取ることで「独立をする」こともできるかもしれませんし、

資格を取るために鍛錬を繰り返していたことで、

「じぶんを守る術を身につける。」こともできるようになっているかもしれません。

また、資格を取るために勉強をしていると「他人を攻撃していても仕方がないよなぁ。」

と心も穏やかになるでしょう。

「資格を取る。」という道を進んでいると、

「いま見ているこの世界以外にも道はいくつもある。」ということに気がつけるといえますから。


じぶんの居場所はきっとある


「勉強をして資格を取ったとしてもなぁ。」ということを思うこともあるかもしれません。

「税理士なんてオワコンだし。」

ということも、おそらく四半世紀以上前から言われていることでしょう。

それでも、資格を取ることでじぶんの居場所を見つけることはできることもあります。

数十年前から「オワコン」だと言われている税理士の資格でも、

「じぶんがやりたいように生きていく。」手助けをしてくれるものでした。

なので「じぶんの居場所を見つけるために資格を取る。」というのはありだよなぁと。

資格を取るという勉強を続けていた結果、

「じぶんの視野」が広がっていることを感じることもあるでしょうし、

「ここでじぶんの居場所を見つけられそうかも。」ということも、きっとありますから。


まとめ


「ストレスがホントに少なく過ごせている。」

と感じることができているのは、税理士という資格を取って独立をしたからこそだよなぁと。

「大富豪になるために資格を取る。」

ということではなく、

「じぶんを大切にするために資格を取る。」という選択もありだったりしますよ。


【おわりに】

池井戸潤さんの小説「アキラとあきら」が面白かったです。

「同い年の主人公2人の人生が、同じ銀行に勤めるということで交わっていく。」

という内容なのですが、読んでいて気持ちよくなる作品でした。

ドラマにもなっていて、向井理さんと斎藤工さんが演じています。ドラマも面白かったです。



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