フリーランスの自己投資額が売上比1%では少なすぎる。もっと自己投資をしていこう

中小企業の自己投資額(研究開発費)は売上比で1%未満だそうです。

とはいっても、フリーランスはもっと使っていくべきでしょう。


中小企業白書(2021年版)より。


勤めていたときの研修はつまらないものだった


会社勤めをしているときには「明日は研修。」ということだと、

「休み」みたいなもの(さぼれる)。

「タメにもならない、つまらないもの。」だったりしました。

それでも銀行に勤めていたときの融資業務の研修などは、

「そんな融資案件の進め方もあるのかぁ。」とタメになることもあったとはいえます。

とはいっても、勤めていたときの研修というのは、

「強制的に受けさせられる興味もない、つまらないもの。」が多かったです。

「配られたレジュメをただ読んでいるだけの研修。」

「なんだか田舎臭さを感じてしまうような資料やデザイン。」

などというように、

「研修なんてあえてやらなくても。」というのが、会社勤めをしていたときの研修のイメージでした。



中小企業の自己投資額は売上比で1%もない


勤めていたときには「研修なんて無駄なもの。」だと感じていたとしても、

「ひとまず会社の指示に従がって研修を受けておけば、給与は貰えるものだった。」といえますよね。

なので「研修にも前向きではなかった。」といえるのかもしれません。

しかし、独立してフリーランスになったのであれば、自己投資という研究開発はしていくべきでしょう。

「そうだよなぁ。でもいくらくらい自己投資にお金を使えばいいんだろう。」

ということであれば、ひとつの目安として、

中小企業白書(2021年版)で企業規模別に研究開発費の売上比率が示されています。

中小企業白書より。

これを確認してみると、中小企業の研究開発費は売上の1%(0.1%から0.8%)も使っていないことがわかります。

ということだと、たとえば月商100万円の場合には、

「月に1万円も研究開発費にお金を使っていない。」ということになります。

たしかに「研究開発費」が、実際にはどのように定義をされているのかは企業によって異なるでしょう。

それでも比較的規模が小さいフリーランス場合で、

「自己投資額は売上の1%。」というのは、少なすぎるのではないでしょうか。


フリーランスなら意識的に自己投資をすべき


日本企業と欧米企業では研究開発費に関して、

「欧米企業のほうがケタ違いに多い。」ということになっています。

なかでもGoogle(Alphabet)などは、研究開発費を売上比で15%以上使っています。

「そんな風呂敷を広げられても。」と思うかもしれませんが、

フリーランスこそ研究開発という自己投資にお金を使っていくべきでしょう。

そして、その自己投資額は予算を決めて強制的にお金を使ってみるべきです。

その予算は、少なくとも中小企業よりはケタ違いに多い「売上比で5%以上。」は使っていくべきだといえます。

たとえば、

月商が50万円なら2.5万円以上。

月商が100万円なら5万円以上。

というような金額を「絶対に使い切る。」という姿勢でいきましょう。

「いやいや。フリーランスなんだから、自己投資に予算なんてかけられないよ。」ということを言っていると、

「いつの間にか必要ない存在になっている。」ということにもなりかねないものです。

なので「フリーランスだからこそ、中小企業よりも積極的に自己投資をしていく。」ことが求められているといえます。


自己投資をすると感覚が変わる


「自己投資って言われても、何をしたらいいのかわからない。」

となれば、一番効果的な自己投資は読書だといえます。

なので、まずは自己投資ということで、

「まずは月商の5%分の本を買って読む。」ということをしていきましょう。

他にも「買えば生活が変わることは想像できるけど、迷っている。」といったものがあれば買ってみるべきです。

たとえば「税理士業にはMacなんてご法度。」だと言われることもありますが、

Macのフォントに憧れたので、自己投資としてMacで税理士業を行なっています。

このMacで税理士業ということに関しても、

「わざわざMacを使っている。」ことで、買わなければならないソフトが増えるということもあります。

それでも「迷っているなら買ってみる。」

「やったことがないことだから、ひとまずお金を使ってみる。」

という自己投資が「じぶんの幅を広げて売上にも繋がる。」ということがあったりするものです。

だからこそ、フリーランスなったのなら、

「中小企業以上に自己投資に予算をかける。」ということをしていきましょう。



まとめ


フリーランスになったにも関わらず、自己投資額が月商の1%では低すぎるでしょう。

せめて「月商の5%」という予算を決めて使い切ってみるべきです。

きっと、それがじぶんの糧になるはずですから。


【おわりに】

無料セミナーに行ってみたら「ネズミ講だった(ネットワークビジネスだと気がついた)。」ということを何度か経験したことがあります。

仮想通貨のねずみや最新機器のオーナーになるといったような、ねずみを。。。

なので「自己投資」といっても、無料セミナーはあまり行かないほうがいいかなぁと。


【一日一新】

七志 罪悪感ラーメン

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