オリジナルを目指そうと意気込むより、逃げよう考えると道は拓ける

「レッドオーシャンではなく、ブルーオーシャンを目指せ。」

「オリジナルな存在になれ。」

たしかにその通りですし、わたしも狙ってはいます。

とはいっても、なかなか難しいので居場所を探すために、逃げる選択肢を持つようにしています。


山下公園の並木道@横浜


オリジナルを追いすぎても疲れる


「じぶんだけのオリジナルを探す。」

ということは必要でしょうし、わたし自身も、

「どこの椅子が空いているのか。」といったことを、独立してから考える機会が増えました。

とはいっても、「それほど簡単には空いている椅子を見つけられない。」ですし、

「オリジナルな存在になる。」というのは、難しいことだよなぁと感じています。

なので、オリジナルを目指しつつ、発信をする機会を絶やさないということを意識しています。

ただ、「発信する機会を絶やさない。」と格好つけていても、

「あまりオリジナルや独創性というものを追いすぎない。」ようにしています。

なぜなら、オリジナルだけを目指してしまうと「怖くなって何もできなくなる。」からです。

オリジナルになると意気込むよりも、「逃げながらじぶんの道を見つけられたらなぁ。」くらいに考えています。



逃げるを選択肢にしたから税理士になれた


社会人になって初めて勤めた会社の銀行は、「朝からサービス残業」がありました。

「毎日、朝からサービス残業なんて。。。」

ということに違和感を感じ始めてから、

「どうやったらこの状態から逃げられるのか。」ということを、考えるようにしていました。

「朝からサービス残業」といってもその状態に慣れていくと、

「特に何の違和感を感じない。」ということになっていた時期も、なかったかといえば嘘になります。

しかし、あるときに「このまま偉くなっていき、じぶんも朝からサービス残業を部下に求める人生ってのもなぁ。」

ということを考え始め、「朝のサービス残業から逃げるため」転職を決めました。

その転職にしても、「なるべく、じぶんが経営者になれる道に進もう。」

と考えたことで、税理士を目指すことになり、税理士になることができたのです。

もし、「朝のサービス残業」がなければ、そのまま大きな違和感を感じずに勤めていたかもしれませんし、

「頭取にでもなってみるかぁ。」ということも、考えていたかもしれません。。。

「逃げる」という選択肢を使うことで、税理士を見つけて、いまに至ることになりました。


逃げるを選択肢にしたことで独立開業している


「朝のサービス残業」から逃げるために、税理士事務所へ転職をしたといえます。

とはいっても、その初めての税理士事務所に勤めたときには、

「この業界に入ったのは失敗だったかも。。。」ということを感じることもありました。

たとえば、「だれも仕事を教えるということをしない。」といったことや、

「誰がどんな仕事をしていて、実力の程はどのようなものかがわからない組織。」

というのに、違和感を感じたものです。

また、「電話は絶対に3コール以内で取る。」という世界から、

「電話には誰もでない。」という状態に、違和感を感じないことはムリでした。

こういった経験も「逃げたからできたんだろうし、勉強になるなぁ。」と感じ、じぶんの世界が広がっったひとつの経験といえます。

そんなかで、「この業界で楽しく働きたいなら、じぶんで起業するしかないんだろうなぁ。」

というように、税理士事務所の水にから逃げることを決め、

「資格を取ったらすぐに独立開業をしよう。」と独立開業をすることになりました。


逃げようと考えると道が拓ける


「朝のサービス残業」から逃げることを考えたら、税理士になり独立開業をした。

「だれかの言いなりから逃げるために、本や新聞を読む習慣が身についた。」

「モヤモヤした気持ちから逃げるために、ヘヴィメタルを聴く。」

というように逃げようと考えると、新しい選択肢を見つけることもできます。

なので、オリジナルになりたいなら、

「逃げる」ということを考えてみると、うまくいくことが増えるかもしれません。


まとめ


「パイオニア」「オリジナル」「完全無欠」

なりたいですし、その椅子を探し続けていきますが、

「ひとまず逃げる。」

ということを選択肢として持っていると、解決することも増えるかもしれません。

「絶対にこの道しかない。」

という信念が、必要な場面もあるでしょう。

それでも、「逃げながら考えてみよう。」と考えることができれば、新しい道も拓けるのではないかなぁと。


【おわりに】

桜木町駅(神奈川県横浜市)の近くにある東京地方税理士会は、「立派な」自社ビル。

元町・中華街駅(神奈川県横浜市)の近くにある神奈川県行政書士会は、産業貿易センタービルに賃貸。

東京地方税理士会も自社ビルを売ってその資金で、

「本当に使える」税務ソフトと会計ソフトをつくったほうが、世の中に貢献できるよなぁと行政書士会に行っておもいました。

自社ビル(ハード)よりもソフトへ。というほうがDX時代にマッチしてると。。。


【一日一新】

神奈川県行政書士会

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