毎月確認する、試算表の見方がわからない。
その気持ちわかります。なのでグラフで業績を確認するようにしましょう。
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試算表を見るのが嫌い
「銀行から借入れをするとき。」
「税理士事務所との打ち合わせのとき。」
事業を経営していると試算表を見せられたり、試算表を見せたりすることがあると思います。
だけど、試算表の見方が全然分からない。
「見方もわからないし、試算表自体が嫌い。」
そんなこともあると思います。
でも、安心してください。
税理士であるわたしも、試算表だけではよく経営状況がわからないことも多いです。
その業績の確認は、比較をすることが大切です。
比較をすることで、過去や予算との内容が理解することができます。
しかし、試算表の数字を見て比較をしようとすると目も痛くなりますし、いちいち面倒ですよね。
そんなときは、グラフで比較し確認してみることで、わかりやすさが増すことになります。
試算表の内容をグラフで比較する
経営をしていると時間も限られているので、試算表だけで内容を把握するのは難しいことです。
試算表とにらめっこするよりも、その数字をぱっと見てわかるようにするためグラフにしていきましょう。
月ごとの売上の比較したいときは、棒グラフで確認してみる。
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棒グラフで確認すると、今月が前期と比べて上がっているのか、下がっているのかはすぐに分かります。
売上を累計で比較をしたいときは、折れ線グラフで確認してみる。
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折れ線グラフにすることで、前期と比べてどのくらいのペースで進んでいるかが、ぱっと見てわかります。
目標売上と売上実績を比較したいの場合は、棒グラフと折れ線グラフの組み合わせで、確認してみる。
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目標に届いているかどうかも、これでばっちり確認できます。
預金残高と借入残高の比較もグラフで確認する。
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預金が増えているのか、減っているのか。
その預金残高の推移と比較して、借入残高はどうなっているのかもグラフでぱっと見てみることができます。
数字とにらめっこする時間はもったいない
財務分析のプロでも、数字をわかりやすくするためには、比較をして内容を把握しています。
その比較は、グラフ化することでより分かりやすくなるものです。
もし、試算表の内容がわからないと悩んでいるのであれば、まずはグラフで比較をしてみましょう。
「ぱっ」と見てわかるから、もっと深い所まで確認したくなるということもありますよね。
むしろ、「ぱっ」と見てわからないものは、その資料が悪いのです。
経営者だからといって、プロ並みの財務分析の実力を身に付ける必要はありません。
試算表はわかりにくいものです。
なので、業績はグラフにして比較をして確認し、事業内容を軌道修正していく。
限りある時間のなかで、試算表の数字を眺めているのはもったいないといえます。
試算表を見るのではなく、「グラフにして見る。」
ということで、瞬時に数字の状態が理解できるようになるのではないでしょうか。
【おわりに】
ぱっと見てわからないものは、そのもの自体が悪いんだと思います。
一瞬で良さがわかる。
それが本当にいいものかもしれません。
【一日一新】
ある行事