新聞を読むということ。ネット時代でも失われない、有料という価値

マスゴミ。扇動報道、偏向報道。あまりいい印象がなくなってきた新聞などのジャーナリズム。

いまの時代だと、新聞を読む人のほうが少数派です。

しかし、新聞はまだまだ読む価値はあります。



ネットの記事よりも、事実性が高く、文章力も高い


新聞の読者数は年々減少しています。

読者層も50代以上が過半数を占めているようです。

その新聞の良いところは、新聞の記事は有料だということ。

ネット上で無料で情報が手に入るのに、わざわざお金を出して新聞を読む必要があるのでしょうか。

著名なブロガーや、無料のニュースサイトで十分に情報が手に入る、という考えの方も多いと思います

しかし、無料で手に入れた情報は、その記事を書いた人が給料などの対価を貰っていないという可能性が高いことになります。

その記事を書いても、稼げないこととなってしまうと、簡単に読者数が増えるような奇抜な記事や意見を書くことになります。

奇抜な意見ばかり聞いていると、何が世の中の軸になっているのかが分かりにくく、なってしまいます。

新聞は、そのページをめくっていくと、いまの世の中で起こっていることが、体系的に学べる構成になっています。

無料で手に入る情報で、体系的に質の高い情報を手に入れるのは、現状ではかなり難しいことです。

ネット時代にこそ、冷静で丁寧で体系的な情報を提供する、新聞の役割が重要になってきます。


お金がかかるということは、それで生活ができるということ


有料だということは、有料であるために、その提供者が生活ができ、プロとして実力を挙げていくということになります。

記者は生活ができるため、たとえ少数派の意見だったとしても、丁寧にその事実を取り上げて広く伝えていくことができます。

生活ができないという状態だと、お金になりそうな記事や、お金を貰いそうな人を称賛するような記事を書くということになります。

雄郎であるからこそ、一次情報を的確に確認し、良質な情報に加工してくれる新聞。

その価値は、失われないですし、有料だからこその質の高さがあります。

有料であるからこその価値。

無料で手に入る情報というものこそ、ミスリードにつながる確率も高くなります。

質の高い情報を手に入れたいのであれば、お金を払い、そのお金の価値を確認していきましょう。

お金を払うことで、プロが生まれてくるのです。

そのプロの情報を毎日、読み続けることで、自分自身の価値も高まっていくことを感じることができます。


【おわりに】

日経新聞に影響されて、芥川龍之介氏の桃太郎とほかの短編をいくつか読みました。

桃太郎は面白かったです。桃太郎は鬼退治のあと決して平穏ではなかったという発想が驚きでした。


【一日一新】

グランドビッグマック

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