売上を上げたいなら、売上の構成要素を理解しよう

起業して独立独歩でいくことを考えたら、売上を上げたいと思うものです。



売上の構成要素とは、単価×顧客数


売上の構成要素は、販売単価×顧客数になります。

なので、売上を上げたいと考えるのであれば、販売単価を重視するのか、顧客数を重視するのかという戦略になります。

販売単価を上げるのであれば、顧客数が少なくても、売上があがります。

顧客数が多ければ、販売単価が低くても、売上はあがります。

販売単価を上げる戦略でいくならば、高級路線と言われるものになり、一般的には富裕層を相手にする仕事いえるでしょう。

富裕層は、高単価なものにも投資を厭わないと考えられていますが、母数が少なくなりますので、その市場に存在する顧客数は少ないことになります。

顧客数を取る戦略でいくのであれば、低価格路線といわれるものになり、一般層を相手にする仕事になります。

富裕層と比べると、市場に存在する顧客数は多いことになります。

高級路線であれば、顧客が生涯に投資する回数は少なくて済みます。

低価格路線であれば、顧客が生涯に投資する回数は多くなります。


リピート顧客を重視する


どちらの戦略を取るにしても、リピート顧客を大切にするというのは変わりません。

ある商品を販売して、リピート率が常に80%であれば、最初に100人の人に販売したとすると、販売回数が5回目では33人が購入を続けています。

これがリピート率が50%であると、 最初に100人の人に販売したとすると、販売回数が5回目のときには3人の顧客しか購入を続けていないことになります。

このときに、仮に毎回1割ほど新規顧客が増えていても、新規顧客が全く増えていない、リピート率80%の方が販売回数は増えるということになります。

新規客よりも既存客の方が大事なものです


市場の動向も重視する


その売りたいと思っている商品の、マーケットの峻別も必要です。

その商品が市場に行き渡っていなければ、自らがリーダーとしてその市場の舵を取れます。

しかし、フォロワーであればリーダーの動向を伺いながら追いかけていくということになります。

コストリーダシップとして低価格路線でいっても、十分な利益がとれるか。

差別化戦略を取り、世の中のどの販売先よりも明確な違いを生み出せるのか。

集中戦略として、特定の顧客層や地域で資源を集中的に絞る戦略でいくのか。

世の中は、その市場にその商品・サービスが行き渡っていないというハイリスク・ハイリターンの市場か、 その市場にその商品・サービスが市場では十分に認知された ローリスク・ローリターンの市場しかありません。

決して、ミドルリスク・ミドルリターンという市場は、存在しないません。

いま市場のどの立ち位置にいるのか。ここを、まず考え戦略を練ることが、売上を上げることにつながります。


【おわりに】

1月が1年で一番寒いらしいのですが、今年はそんなに寒くないように感じます。

コートを着る機会が、少なくていいのですが、夏の気温がどうなるのか怖くなってきます。


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