「もう一店舗出店しよう。」と考えた際には、既存店舗のデータをベースに事業計画書をつくっていくといいといえます。
新規出店で銀行に求められる事業計画書
「もう一店舗出店しよう。」
「いまの店舗と思考を変えた店舗を出展したい。」
「このビジネスモデルを横展開できれば。」といったことを飲食店や美容室などの店舗ビジネスを営んでいると考えたりもするものでしょう。
そのような新規出店を行う際には自己資金で行う場合もあるものでしょうが、銀行から融資を受けて出店することも少なくないといえるかもしれません。
などという際に頭を悩ませるのが「事業計画書」だったりもするものでしょう。
それこそ、銀行融資を申し込んだ担当の銀行員から、
「うちの銀行ではこのフォーマットがあるからこれに事業計画書を書いて持ってきてもらえますか。」といわれる場面も少なくないといえるものです。
この事業計画書で困るのが「売上や経費などの数字のつくり方」だといえるかもしれません。
基本はいまの店舗をベースに考える
「新規出店を考えて店舗を抑えたんだけど、事業計画書に頭を抱えている。。。」というのは、事業を営むなかでの少なくない悩みだといえるかもしれません。
「頭のなかには事業計画ができてるんだけどね。。。」といったように。
そのような際には、いま経営している既存店舗の数字を改めて確認してみるといいものです。
「ランチの平均客単価はいくらで来店数は何人なのか。」
「夜はどうなのか。」
「カットやパーマの割合はどのくらいで客単価はいくらか。」といったように、既存店舗には新規出店を始めるにあたっての参考データの宝庫だといえるものです。
たとえば、
といった数字が既存店舗から確認できたりもするといえます。
この既存店舗のデータを参考にしながら、
「新店舗では客単価をどの程度で設定していくか。」
「客数はいまの店舗と比べてどのような立地条件か。」
「経費をどうするか。」といったこと考えていくと現実離れした事業計画にならないといえるのです。
銀行員も過去の実績を参考にしている
完全に初めての出店となる創業期とは異なり、
いままである程度事業を営んできた場合には過去の実績が参考にできるデータだといえます。
それこそ銀行員も、
「既存店舗の実績も見せてもらえますか。」などと既存店舗のデータをベースにして、その新規出店の数字の是非を確認していくといえるのです。
だからか、既存店舗の数字とかけ離れている事業計画には銀行員も不安になるといえます。。。
「いままでは庶民派居酒屋の経営だったのに、いきなり高級フレンチなんて。。。」
「いままでは小さい箱で営んでいたのに大箱でやるの。。。」
「愛人のためにやる趣味の店舗なんじゃ。。。」といったように。
などというように、銀行員は過去の延長線上でその新規出店が成功するかどうかを見ているといえます。
決算書の業績が良ければ「この社長がやることなら。」と太鼓判を押したくなりますし、赤字決算が続いているのであれば止めたくもなるものです。
なので、まずは既存店舗の数字を分解して確認してみましょう。
「家賃比率は何%あるのか。」
「人件費率は何%になってるか。」
「売上原価は何%あるのか。」といった数字は参考になるものです。
そのような過去の数字には社長であるじぶんの特徴が表れているといえますし、その数字が強みだったりもするものです。
そして、銀行員に相談することも恐れないでいいといえます。
なぜなら、銀行員もその新規出店での実現可能性を感じていればアドバイスをしたくなるものだからです。
「この経費はもう少しこうしたら。。。」といったように。
少なくとも既存店舗での実績や融資を受けた実績は銀行員を味方につける材料になるものだといえますから。
まとめ
既存店舗の数字を分析しながら銀行員も巻き込んで事業計画書をつくってみるものありだといえます。
【おわりに】
株式投資を行う際に「株価の低い会社の株主優待をひとつの目的にする。」というのもありだと思います。
そんな株主優待目的で「北の達人コーポレーション」の株を投資してみるのもありかなぁと。
株主優待の条件となる100株の保有で2万円しないですし、リキッドキララもわりと。。。
【一日一新】
secoma 北海道メロンのクリームソーダ