頼りにできそうな銀行員かどうかを見極めていきましょう。
業績が悪い会社だとほとんどの銀行員が頼りなく感じるかもしれない
どのような銀行にも「仕事がデキる銀行員と仕事がデキない銀行員。」というものはいたりするものです。
そして「この銀行員はデキそうだなぁ。」と感じることも担当の銀行員と話しているなかであったりするものでしょう。
とはいっても、毎月単位で数字のノルマ(目標金額)を課されている銀行員からすると、
「数字が取れそうなところ。」に力を入れていくことになるので、そうではない取引先には塩対応になってしまうのは仕方がないといえるかもしれません。
それこそ、業績が芳しくない会社に対しては「決算書や試算表などをベースにした数字の話。」などはしないといえるものです。
「業績が悪いことを指摘して逆ギレされる。。。」といったことや、
「業績改善への提案をして逆ギレされる。。。」といったこともあったりするので。。。
なので「仕事がデキる頼りになりそうな銀行員。」というのは、じぶんの会社の業績がある程度いい状態でないと見極められないともいえます。
少なくとも「借入余力がある。」と銀行員が判断をしないと塩対応になるのは仕方がないといえるからです。
ただ、債務償還年数的にも事業内容的にも銀行から評価されている会社であれば、
「この銀行員は頼りになりそうかどうか。」といったことに対する判断材料はあったりするといえます。
頼りにできそうな銀行員の特徴を3つ
「うちの担当者はデキる銀行員なのかどうか。。。」といったことは資金繰りにも関わってくることなので気になるものでしょう。
そして、だれもがデキる銀行員と取引をしたいものだといえるかもしれません。
そんな「こういったことをする銀行員はデキる。」という頼りにしてもいい銀行員の特徴を挙げていきます。
訪問を定期的に行なう
「いったい何個の目標数字があるんだよ。。。」などとも考えている銀行員。
そんな銀行員には「ひと月あたりの訪問件数。」といった目標数字もあったりするのです。
それこそ、業務日報にその日の訪問件数や会話の内容を記載しなければならない仕事も銀行員は抱えているものだといえます。
その訪問件数には「あまり訪問先が偏りすぎてはいけない。」といった縛りや、
「この会社には重点的に訪問するように。。。」といった指示があったりするものです。
そして、デキる銀行員というのは「他の銀行員よりも訪問件数は多め。」だったりもするといえるかもしれません。
なぜなら、競争が激しいエリアだと他の金融機関との「獲った盗られた。」の競り合いに負けたくないと感じるから。。。
なので「訪問をしないと他行に融資先を奪われてしまう。」といった危機感や、
「このエリアのすべての金融機関から肩代わり融資を実行してみせる。」などという野心を持っている銀行員は訪問件数が増えていくのです。
増えていく訪問件数によって「その銀行員の腕が磨かれていく。」といった事情が銀行にはあったりするといえます。
といったような事情があるにも関わらず、
「うちの担当者は全然訪問して来ないよ。。。」ということがある場合には頼りにならない銀行員だといえるかもしれません。
「訪問をすればするほど融資案件に出会うので仕事が増える。」
ということを前向きに捉えている銀行員は仕事がデキる頼りがいのある担当だといえるものです。
融資の提案をして、必要書類をすぐに教えてくれる
「訪問には来るけど、うちの担当は天気のあいさつ程度しかしないよ。。。」と感じている方もいるかもしれません。
なので「ただ訪問をしているだけではなく融資提案をしてくれるかどうか。」といったことも確認してみてもいいでしょう。
銀行員が融資提案をするためには決算書や月々の試算表、資金繰り表をベースに資金需要を探っていくといえるものです。
だからかデキる銀行員というのは「直近の試算表を見せてもらえませんか。」といったような会話をしてくるものだといえます。
「何か提案できそうなことなないか。。。」と考えながら。
そして、試算表やときには資金繰り表を見たうえで、
「再来月あたりに資金繰りが重たくなるみたいですから、来月には融資を受けておいたほうがいいんじゃないですか。」
「いまいい商品がありますよ。」といった融資提案をしてくるものです。
だからこそ「銀行員には融資提案をさせるために試算表を見せる。」といった必要があるのです。
また、融資提案ができる銀行員というのは「融資実行に必要となる資料。」もすぐに伝えてくれるともいえます。
「融資提案を折りに触れて行ない、必要資料をすぐに伝えてくれる。」
というのは、ただ訪問してきている銀行員よりもさらに仕事がデキる頼れる銀行員だと考えてもいいといえるかもしれません。
上司や保証協会を巻き込める
「融資実行日だと考えて金銭消費貸借契約を結びに来店してきたのに、その支店のメンバー誰もがそんな融資案件があることを知らなかった。。。」
ということも銀行に勤めているとあったりするものです。
また「いま他の銀行の担当者が保証協会と打ち合わせているみたいで動いているよ。」という話を聞いて、
2番手として探りを入れてみたら「その他行の担当者は何も動いていなかった。。。」などということがあったりするのも銀行業界での日常風景だといえるかもしれません。
なぜ「担当者以外にその融資案件の話が知れ渡っていないのか。」といえば、
「上司などを巻き込む力がその銀行員には足りないから。。。」だといえるものです。
たとえば、銀行員というのは融資案件に対して本気になっているのであれば役職が付いている上司(銀行では役席と呼ぶ)を折に触れてその会社へ連れていくといえます。
「課長、あの会社へ融資を実行したいので一回顔を出してもらえませんか。。。」といった会話が支店内で繰り広げられていたりもするのです。
なので「折に触れて担当以外の銀行員を連れてくる銀行員。」というのは、仕事がデキる頼れる銀行員だと考えてもいいものだといえます。
そして「うちの支店からはGOサインが出てるんですけど、協会に断られてしまって。。。」というのも注意すべき言葉だといえるかもしれません。
銀行員が信用保証協会付き融資を行う際には「必要書類を協会に送ってそれでおしまい。」というパターンもあれば、
「事前に電話で打ち合わせをしてそれでも埒が明かなければ、直接保証協会に訪問して協会の担当者と落とし所を探る。」といったことをしていたりするのです。
その場にも「上司を連れて行く。」といったような銀行員もいたりするといます。
このようなやり取りは銀行の外にいる事業者の方にはわからないものかもしれませんが、
「社長に言われなくても折に触れて上司を連れてくる銀行員。」というのは、
そのような保証協会や支店内部でのネゴシエーションが長けているひとだといえるかもしれません。
「上司を連れてくるかどうか。」
といったことも「頼れる銀行員かどうか。。。」といった、ひとつの目安としてもいいものです。
まとめ
自社の担当者の様子を確認してみるといいかもしれません。
【おわりに】
「15分だけ。。。」と決めて寝る前にゼルダの伝説をやっていたりするのですが、
「もう1時間も経ってる。。。早く寝なきゃ。。。」といった日々を最近は繰り返しています。。。
【一日一新】
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