「銀行融資を受ける前に知っておくべきポイント。」というものを挙げてみます。
知っておくべきポイントの定番はChatGPTが教えてくれる
「初めて銀行から融資を受けようと考えている。」
「新しい取引銀行を開拓したい。」
といったことは事業を営んでいると考えたりもするものでしょう。
そのような際には、Googleで検索をするかChatGPTに質問をすることでひとつの道標を得られるかもしれません。
たとえば、ChatGPTに対して「銀行融資を受ける前に知っておくべきポイント15個教えて。」と聞くと、
- 融資金利と返済条件を比較することが重要である。
- 融資金利は、融資期間によって異なることがある。
- 融資には、様々な種類があるので、自社のニーズに合わせた融資を選ぶことが重要である。
- 融資に必要な書類を事前に確認しておくことが必要である。
- 融資審査に通るためには、信用力や返済能力を証明できることが必要である。
- 信用情報機関に登録されている情報が融資審査に影響することがあるため、自身の信用情報を把握しておくことが必要である。
- 融資によっては、担保や保証人が必要である場合がある。
- 融資に必要な手数料や費用が発生する場合があるため、融資条件を確認することが必要である。
- 融資を受ける前に、将来的な返済能力を見据えた資金計画を立てることが重要である。
- 融資金額を無理に大きくしすぎると、将来的な返済に問題が生じる可能性があるため、借入金額は適切な範囲内に抑えることが大切である。
- 融資を受ける前に、財務状況やビジネスプランを十分に説明できるようにしておくことが必要である。
- 融資利用に伴い、銀行との信頼関係が築けるようにすることが重要である。
- 融資を受ける前に、借り換えの可能性や返済方法を考えておくことが必要である。
- 融資の利用目的によっては、政府系融資機関や信用保証協会の利用も検討できる。
- 融資審査に通らない場合でも、改善策を提案することで再度審査を受けることができることがある。
などと知っておくべきポイントを教えてくれるものです。
銀行融資を受ける前に知っておくべきポイント3つ
なので「銀行融資を受ける前に知っておくべきポイント。」といったものを、わざわざGoogle検索するひとも今後は減っていくものでしょう。
だからこそ、ChatGPTの回答に挙がらなかった知っておくべきポイントを3つほど挙げてみます。
銀行員は万全の態勢ではないことがあるから複数の銀行を回ることも覚悟する
銀行員としての花形業務のひとつといえば、企業への融資業務だといえます。
それこそ「毎朝眠い目を擦りながら、融資案件に関する進捗状況で支店長や副支店長から吊るし上げられる。」などというようなことがあったりするものです。
なので、銀行員というのは「日々融資案件を探している。」といえるので融資の申込みに対しては前向きだといえます。
だからか「銀行に行けば銀行員に三顧の礼で迎えられて融資は簡単に受けられる。」と考えたりもするのかもしれません。
たしかに、銀行の融資窓口に座っていて融資の相談に来られる方がいることに対しては、銀行員も内心テンションが上ったりもするものです。
「おぉ、明日のミーティングで報告できるネタができた。」と。
とはいっても、そんな銀行員が常に融資に対して前向きな姿勢だとは限らなかったりするものです。
「今月は融資案件に追われていて、新規の融資を取り扱っている余裕がない。。。」
「そもそも、それほど融資実行のノルマを負わされている立場に居ないから面倒な融資なんてやりたくない。。。」などと。
このように「銀行に融資を申込む。」といっても対応するのは、
「個々の銀行員。」となるので、タイミングによっては冷たい対応を取られることもあったりするものです。
なので「新しい銀行と融資取引を始める際には複数の銀行や信用金庫を回る。」と覚悟を決めることもポイントのひとつだといえるでしょう。
経営者保証にこだわりすぎない
「銀行が事業内容を評価せずに社長を連帯保証人に取るなんて、けしからん。」
「銀行が社長を連帯保証人として経営者保証を取るから日本は起業するひとが少ないんだ。」などという思惑から、
「会社に対する銀行融資に対して安易に社長を連帯保証人に取ってはいけない。」という号令が2023年4月からはより激しくなっていくものです。
たしかに、銀行はもっと融資先の事業内容を深く理解すべきだと思いますし、経営の伴走者としての役割をいままで以上に発揮すべきなのでしょう。
そして、取引先のお客さまにも「経営者保証に関しては感度を高く持ってください。」といったアドバイスを税理士としても行っていたりするものです。
とはいっても、銀行融資というのは「まずは必要な事業資金を確保すること。」が重要だといえるものでしょう。
経営者保証があることによって困る場合というのは、
「事業を倒産させてしまった。」という場合や「事業承継させる際に後継者が嫌がっている。」などというように限られた場合だといえるものです。
なので「経営者保証を取られて困る場面はだいぶ先。」だといえるかもしれません。
だからこそ、先のことを意識しすぎずに「まずは必要な金額の融資を受ける。」といった対応を取ることを知っておくべきポイントのひとつとすべきでしょう。
支店には営業エリアがある
銀行の融資窓口に座っていて融資の相談に来られた方には、
単純な疑問として「なぜ当行に来られたのですか。」と聞いていたものでした。
その際の最も無難な受け答えというのは、
「近くに会社があって看板をよく見ていたから。」といった近いことアピールで問題ないといえます。
とはいっても、なかには「えっ。なんでわざわざうちに。。。」と感じるような遠方の方も来られていたものでした。
たとえば、川崎市内(神奈川県)の店舗に勤めていた際に「なぜ足立区(東京都)の会社が。。。」などということを経験したりも。
なぜ、このようなことを感じるのかといえば「支店には営業エリアがある。」からです。
銀行融資というのは、融資取引が始まったあとには「与信管理」といって、定期的にその会社に様子を見に行く必要もあるのです。
なので、営業エリアから外れている会社は上場企業などのかなりの信用力の高い会社でなければ、他の支店を案内するか断ってしまったりするといえます。
「うちの支店の営業エリアと外れているんで。。。」と。
というように「銀行の支店には営業エリアがある。」と考えて、あまり遠方の銀行や信用金庫に行っても対応をしてもらえないと考えておきましょう。
「会社や自宅の最寄駅か最寄りのターミナル駅あたり。」にある銀行に融資を申込むと、スムーズな対応を受けられるというのも知っておくべきポイントだいえるかもしれません。
まとめ
ChatGPTに太刀打ちできたかはわかりませんが、体験談を踏まえて書いてみました。
【おわりに】
前日にアーセナルの試合(25時試合終了)を観ていて興奮して眠れなかったからか、今日は花粉症の症状がかなり出ていたという一日でした。
【一日一新】
肉のポール コロッケ