事業を行うにあたって、経営者になり、事業を急成長させていくために現場から早く離れたい、と思うこともあるかもしれません。
何かが出来るから、事業を営む。仕事が出来るから事業を営む。邪魔されたくないから事業を営む。
起業をしてしばらくたつと(もしくはすぐにでも)、経営者である自分は現場に立たずに従業員を雇い、その従業員に日常業務を行わせ、自らは事業を成長させるため、社長業をする。
これが、よく言われる経営者像で、勝利の方程式のように言われている思います。
本当にこの通りでうまくいくのでしょうか。
自分が自分でやるから、細かい仕組みやニーズがつかめる
世の中、よく行き届いたサービスや商品は、”出来る”人間が行っている場合だと思います。そういう”出来る”人は、現場の最前線に立っていて、常に課題に対して試行錯誤しながら知恵を絞り、どこにでもあるような素材を活かして、より良いものを提供しようと動いていく。
こういったことが、その人やその組織が競争優位性というものを発揮することになり、世の中に違いを提供することになります。
しかし、多くの経営者としてのあり方、社長としての在り方として言われるのは、その現場での出来事を飛ばして(もしくは忘れて)、亡霊ともいえる経営者像を追い求め、現場には入らず、やたらとセミナーに参加したり、構想という名の妄想を繰り返してしまうということがあるのではないでしょうか。
現場からは離れ、人に任せ、当然その人を雇うことによって得た利益をさらに事業に投資して規模を大きくするために、さらに人を雇い、自分は社長室で経営に構想を練る。
それを繰り返してしまうと、自らの事業にニーズがなくなり、市場が奪われるか、なくなりやがて経営が傾いていってしまいます。もしくは、経営が傾ていることすら気づかなくなってしまいます。
興味があるなら、まずは動く
最近のある日の深夜、家のインターホンがなり、ドアがノックされ、女性の声が聞こえて来たようです(私が対応したとのことですが、私にはその記憶がありません)。怖すぎます。
家のインターホンがモニターが付いていないものでした。そうすると、その深夜の出来事が本当にあったのか、なかったのかも確かめられません。この出来事が今後も起こったときに対応できるように、モニター付きインターホンに変更をしました。
以前からモニター付きインターホンが家に付いていないことが、気にはなっていましたが、設置の手間や、やったことないことなので、私の中のハードルが高いものでした。
しかし、いざ設置してみると意外と簡単にできましたし、インターホンの仕組みが理解できました。
これは現場に近くにいるからこそ対応できるものでしたし、常により安全で安心な生活を考えているからこそ、素早く対応できるものだと思います。
人に任せず、まず自分でやりその経験を次の経験に活かしていく。この現場に立ち自分でやることが、人生を豊かにし、自分の競争優位性が増していくことになります。
【おわりに】
DIYを行うときに、気がかりになるのは、ネジが簡単になめてしまうことです。付属のネジは経費削減なのかかなり脆弱なところがストレスになります。ドライバーも百均のものですと、これも簡単になめてしまいます。こういうことを、なまくらというのでしょうね。いいネジの見分け方を探そうと思います。
【一日一新】
モニターインターホン
ウォシュレット