既存のものを細分化することによって新たなニーズが生まれる。焼肉ライクに行ってみた

ずっと気になっていた焼肉ライクに行ってきました。



自社のサービスのどこを強みとするのか


誰もが好きな焼肉。食べ物の中でも特別な感じがあるのが焼肉。

しかし、なかなか食べる機会がなかったりします。

お昼に食べると、その後に匂いが残るようなことも躊躇する要因になりますし、値段がそこそこするということも、焼肉を特別なものとしているのかもしれません。

そう、できれば毎日でも焼肉を食べたいところですが、そうもいきません。

そんななか、焼肉ライクは、一人でも手軽に焼肉が食べられるように、設計されています。

注文は、iPadを使ったタッチパネルで行うようになっています。

注文をすると、かなりの速さで、注文品がでてきます。

待つこともほとんどなく、ロースターも一人一台になっているので、非常に楽です。

友人と来たとしても、遠慮することなくお肉を焼くことができます。

焼肉ライクは、焼肉をファストフード化するということを、コンセプトにしています。

焼肉に一人でいくハードルは高いものですが、一人焼肉のお店ということであれば、一人でも入りやすいです。

この部分を明確な強みとしていることが、十二分に伝わってくるものでした。


既存のものでも組み合わせることによって、新しいものが生まれる


PCの機能のそれを携帯と組み合わせてみよう。

時計に通信機能を持たせて、財布として使えるようにしてみよう。

なかなか一人で行きにくいところを、一人でも行きやすい場所に変えてみよう。

長時間かかるものなどを、 短時間でできるようにしよう。

いままでの当たり前の逆を行ってみるということをするだけで、新たなニーズが生まれます。

組み合わせて、いままでの逆を行ってみる。

このコンセプトを実行に移せると、それは強力な戦略となるものです。


【おわりに】

焼肉ライクのシステムは学ぶことも多いと思います。

味は絶賛するほどではなく、他の焼肉屋でも同じ値段でもっとおいしいところも実際にはあります。

ただ、焼肉をファストフード化するというコンセプトとその実行力は、日本初の快挙と言っていいものだと思います。

いい経験になりました。


【一日一新】

焼肉ライク

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