「うちの業界は仕事が遅くてあたりまえ」はナンセンス

「うちの業界は仕事が遅いんですよ。。。」などというセリフを言うべきではないかなぁと。


海の先は山下公園。


仕事が遅いはあたりまえ。。。


「メールが返ってこない。」

「依頼したのに全然やってくれない。」

「催促してやっと応答があったと思ったら間違いだらけ。」というのは、業界によってはスタンダードだったりもするかもしれません。

「〇〇業だから仕方がないよね。。。」といったような定型句も世の中にあったりするものですし。。。

ただ「仕事が遅い。。。」というのをあたりまえだとしてはいけないかなぁと。

少なくとも仕事を依頼するポジションにおいては、仕事が遅いひとだと不信感ばかりが募っていくといえます。

「こっちのスケジュールもあるんだけど。。。」と。



仕事が遅いはナンセンス


税理士業を営んでいると、

「確定申告で。。。」

「決算が。。。」

「〇〇会のゴルフで。。。」というようなセリフを使って、

「仕事が遅いのは仕方がない」といったような雰囲気を漂わせることが世の中的に許されるような風潮もあったりするものです。

とはいっても、仕事を依頼した相手からすると関係ないことでしょう。

「そんなのいいから速くやってよ。。。」と思ったりもするものかもしれません。

なので、言い訳をするくらいならまずはその仕事を手放すべきなんじゃないかなぁと。

「確定申告で。。。」などというのは、年に一度は確定申告の時期が来るのでそんなセリフは通用しないといえます。

だからか「確定申告で打ち合わせをリスケ欲しいって言わないですね。」などとお客様に言われると、違和感を持ったりもするものです。

そんな違和感を持ち続けるためには、仕事が遅くならないために最低限のルールを決めて守るようにしているといえます。

「チャットやメールは遅くともその日のうちに返す。」

「返信ができないならその旨を一報入れる。」

「仕事において至急などという文言は使わない。」

「100点を狙わずに80点で手放す。」

「お金よりもモチベーションを重視する。」

などというようなことを決めているだけでも「税理士さんなのに仕事が速いですね。。。」といったことをよく言われるものです。

このようなことは「無理して行なう。」というよりも、

「仕事を溜めるのは気持ち悪いし、向こうも気持ち悪いだろうから。」といった発想で行なっているといえます。


相手のことを考えられなくなったらそれは仕事が遅くなっている


仕事を行うなかで、

「あのひとだから遅くなってもいいでしょ。。。」

「単価が低いから多少ほっといても。。。」ということもやってはいけないかなぁと。

むしろ、仕事を行うなかで相手のことを考えられなくなったら、もう新しい仕事を請け負ってはいけないと考えるべきでしょう。

「仕事の依頼はどこから来るのか。」といえば、仕事の依頼をしてくれるお客様という相手からです。

そのようなことが見えなくなったら「仕事が遅いキャラ認定されている。」と考えたほうがいいといえます。

そして、仕事が遅いキャラ認定されているなら組織のつくり方を見直したほうがいいかもしれません。

それこそ、わたしは「史上最速で仕事を遂行する」ために組織のつくり方を考えて、ひとりを選択しているともいえます。

「ひとを雇ったほうが仕事は速くなるでしょ。。。」というのも逆だと考えているものです。

ひとに任せていると仕事は遅くなるのです。

なぜかといえば「その雇われたひとはじぶんほど仕事には真剣にならない。」といえるから。

なので、ひとを雇っていて仕事が遅くなることに気が付かないのであれば、ひとを雇う才能もないと認識したほうがいいものです。

「ちょっとした規模の組織で仕事が遅い。」

「世界最小の組織で仕事が速い。」

という場合には、お客様は仕事が速いひとに移っていくといえます。

「うちの業界は仕事が遅くてあたりまえだから。。。」

などと考えて組織作りをしているなら、世界最速の仕事ができるように組織の規模を見直したほうがいいといえるかもしれません。

圧倒的なスピードで仕事をしているひととのクオリティはかなり差がついていくものですから。


まとめ


仕事というのは速ければ速いほど、誰にも迷惑をかけないものになるといえます。


【おわりに】

娘の高校受験が近づいてきて家の中に緊張感が漂って来ているという。

わたしとしては私立でも公立でもどちらでもいいのですが、受験勉強が不毛に思えてかわいそうだなぁとも。


【一日一新】

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