「ずっとこのお客様の顧問でいよう。」といったことを考えて仕事をすることはないかなぁと。
囲い込みという言葉は好きではない
「ひとまず我が社のサービスで囲い込んで。。。」
「そのレベルだと顧客を囲い込めないでしょ。」といったような囲い込みビジネスという言葉がそれほど好きではなかったりするといえます。
人間は羊じゃないんだからと。。。
ましてや、ひとの感性や性格というものは時間ととともに変わっていくといえるものでしょう。
たとえば、わたしの発信を一時期は追っていても、
「なんかつまらなくね。。。」などと時の経過とともに感じるのも自然の摂理だともいえるかもしれません。
それこそ「もうあれには興味がなくなったなぁ。」ということを繰り返して人生は彩られていくともいえるものかもしれませんし。
なので「ひとを囲い込むことはできないし、囲い込もうとするほど逃げたくなる。」という感覚のほうがしっくりくるといえます。
顧問でも囲い込まない
税理士業のメインビジネスともいえる税務顧問業。
この税務顧問業は、お客様とそこそこ長い時間を共有することになるので囲い込みビジネスの一種だともいえるかもしれません。
それこそ「一生、付き合っていこうよ。」などと言われるのは嬉しかったりもするといえます。
「信頼されてるなぁ。」などと。。。
だからといっても「お客様を囲い込もう。」などということは考えないものです。
他の士業の方と連携する際にも「山口さんがやりやすそうなひとでいいよ。」といったことを言われたりもするものですが、
わたしの方から「囲い込もう」などと積極的に誰かを推薦するということはないといえます。
「たまたまニーズに合致したひとだから。」ということはあるものですが、じぶんの思い通りに操りたいからなどとはしないかなぁと。
そして「じぶんがサポートしなければどうしようもない。」となるのも嫌だったりするのです。
いつでも離れられるくらいのほうがいい
税理士業の仕事というのは、
究極的には「時間さえあればじぶんでできる。」といったものだったりもするのです。
確定申告なども「税理士に頼まなければ完璧にならない。」といったことはないといえるでしょう。
それこそ、税理士が行なっていても完璧でないこともあったりするといえるかもしれません。
だからか「いずれは税理士のサポートが必要なくなるくらいがいい。」などといったスタンスでいるといえます。
たしかに「AI時代になったとしても、このまま顧問を続けてもらいたい。」とお客様に言われるのは嬉しいものです。
とはいっても「いつまでも顧問でいる。」というよりは、
「いつかはエンドロールが流れ始める。」という関係性のほうがいいかなぁと。
AIを仲間にして人間が必要なくなるのであればそれも幸せなことですし、他に強力なサポーターが見つかったのであればそのひとと仕事をしていくのもありでしょう。
少なくとも「顧問だからじぶんがいないと。。。」と肩ひじを張りすぎるよりは、
「いつでも離れることのできる関係性。」といったほうが心地いいものだといえるのです。
まとめ
「永遠に顧問を。。。」とまで考える必要はないでしょう。
【おわりに】
ひさしぶりに「ホキ美術館」へ行ってきたのですが、作品も外観も展示方法を含めてホントに好きな美術館だなぁと。
「外観をVlog風に。。。」とYouTubeを撮ってみたのですが、終始寒すぎて咳をするのをこらえながら話していたという。
【一日一新】
sutto
アイホイスプーン