担当先が増えている銀行員に社長が意識すべきこと

「最近担当先がどんどん増えて。。。」となっている銀行員に対しては、社長が意識したほうがいいこともあるといえます。


そうだライヴに行こう@Bring Me The Horizon。


支店の統合で担当先が増えている


融資業務をメインとする銀行員の忙しさの基準は「担当先の件数。」だったりもするものです。

担当先が数十件の頃は「そんなにやることがないっす。」とも感じるものですが、

担当先が多くなればなるほど融資取引や預金取引も含めた仕事量が増えていくといえます。

それこそ「一般行員で稟議が書けるのは君だけだから。。。」といった支店に配属された際には、その支店の融資取引先をほとんど担当させられていたものでした。

だからか、決算書を分析する仕事は「1社15分以内に終わらせる。」などとかなりスピードを意識していたといえます。

それでも、日々の仕事量には追いつかなかったといえるかもしれませんが。。。

などというな「担当先が増えている。」といったことは、最近の銀行員のトレンドになっているともいえます。

「融資を取り扱う支店をどんどん集約していっているから担当先が増えていくんだよね。。。」といった愚痴を銀行員の方がこぼしていたりもするのです。

なので、最近は「銀行員が1社あたりにかける時間が少なくなっている。」ということが、ひとつの実情だったりもするといえます。



担当先が増えている銀行員に社長が意識すべきこと


銀行員としても担当先が増えていくと、ある程度手を抜いた対応をせざるを得ないといえるかもしれません。

そんな1社あたりにかけられる時間が減っている銀行員に対しては、銀行融資対応のキホンがより重視されるといえます。

決算書や試算表を黒字化する

「なるべく規模が大きい会社と取引をしたい。」ということを日々考えているのが銀行員の心情だったとしても、

「この会社は売上高はたしかにあるけど、赤字じゃん。。。」となっていると対応は塩対応にせざるを得ないといえます。

「やっぱり売上規模よりも黒字決算だよね。」というのが、融資案件として取り扱いやすい会社だといえるからです。

なので、担当先が増えゆく銀行員とストレスのない融資取引をするためにも決算書の黒字化は意識してくべきです。

「中小企業は7割が赤字。」などと言われるように、銀行員としても赤字決算の会社が多いことを目の当たりにしているといえるものかもしれません。

だからか「減価償却費を足し戻したキャッシュ・フローでは黒字であって欲しい。」などと考えながら決算書を分析しているともいえます。

そして、赤字の会社であると、

「既存融資の折返しにはなんとか応じられるかもしれないけど、真水(既存の融資金額よりも増額した融資)は無理。」などと感じてその会社とのコミュニケーションを控えたりするのです。

だからこそ、銀行員に「融資取り扱いに手間がかかる会社。」と感じられないためにも黒字決算を常に意識していくべきだといえます。

「税金対策で赤字にした。。。」などといったセリフは、銀行員にとって通用しない言葉だと認識したほうがいいといえるものです。

試算表を見せる機会をつくる

信用金庫や地方銀行の銀行員だったりすると、

「融資以外にもいくつもの業務をこなさなければならない。」といったことはあるものです。

預金取引を増やさなければならないものですし、保険商品などの金融商品の販売にも力を入れなければならないといえるかもしれません。

それこそ、支店長が「金融商品もガンガン売ってこい。」というスタンスであれば従わなければならないといえます。。。

すると、業務範囲が広すぎて融資案件の営業が手薄になっていったりもするものです。

「こんな金融商品はダマシじゃないかよ。。。」とも感じながら。。。

そのような担当先が増えて取扱商品が増えている銀行員からすると、コミュニケーションを取るきっかけをくれる社長はありがたいものだといえます。

「訪問したのに社長は不在だった。」となってしまうと時間が惜しい銀行からすると避けたい事態だといえるからです。

なので「試算表は定期的に銀行員に見てもらう。」といったスタンスで銀行員に連絡をするようにしましょう。

最低でも四半期に一度は試算表を見せて「業績や事業内容を伝える」ことで、銀行員というのはその取引先に対する理解度が深まるものです。

そして「いまこんな融資商品があるんですよ。」といった融資提案を受けられる場合もあるといえるかもしれません。

だからこそ、銀行員に試算表を見せて説明する機会は社長自らつくっていきましょう。

その際には、融資取引のある支店に連絡を入れるなりして担当者とアポを取ってみるといいものです。

銀行員に求められた資料を蔑ろにしない

銀行と融資取引をしていると資料を求められたりもするものでしょう。

それこそ「半期分の試算表を見せて欲しい。。。」といったことは、試算表を見せていないと言われたりもするものかもしれません。

このような「銀行員からの依頼。」もその銀行員の担当先が増えていくと、一度しか伝えて来ないといえるかもしれません。

だからといっても「そういえば以前あの資料が欲しいって言って来たけど、催促されないなぁ。」ということはあってはならないことだといえます。

銀行員が資料を依頼するのは、

その担当者が求めているだけではなく「支店の上司やときには本部から求められている。」といったことがあるものです。

にも関わらず「銀行員から依頼された資料を提出しない。」といった社長は少なくなかったりするものかもしれません。

すると「あの社長に依頼した資料が貰えないんですけど。。。」といった相談を担当の銀行員が銀行内部で行ない、

「貰えないんだったら今後は新規の融資取引はやめよう。」というやり取りも行なわれていくものです。

銀行員からの依頼というのは「とぼけても何とかなるもの。」といったものではないといえます。

そして、担当先が増えている銀行員ほど「依頼は一度しか行なわない。」となっていると考えていきましょう。

だからこそ、銀行員から依頼をされた資料は「期限を聞いてその期限までに必ず渡す。」といったことを意識していくべきです。

銀行員からの依頼を無視していると資金繰りが窮地に陥っていくともいえるものですから。


まとめ


社長の動き方次第で、担当が増えている銀行員とも淀みないコミュニケーションが取れていくといえます。


【おわりに】

今日事務所で仕事をしていたらゴ◯ブリが出てきました。。。

クイックルワイパーで潰そうとしたら、柔らかいからかうまく仕留められなかったという。

まだ事務所にいるんだろうし、行きたくないなぁと。。。


【一日一新】

プロローグパサージュ本店(地元のパン屋さん)に車で行く

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