銀行員から融資提案を受けた際にはこのひと言を付け加えて欲しい3選

「今月中に融資を受けて欲しいんですけど。。。」と銀行員に言われた場合には、ひと言付け加えていきましょう。


よく通る交差点@たまプラーザ駅付近。


融資提案には乗ったほうがいい


「なんとか今月中に融資を受けてもらえませんか。。。」などと銀行員から融資の提案を受けることもあったりするものでしょう。

そのようなときほど「いまはそれほど資金繰りに困っていないんだよなぁ。」というタイミングだといえるかもしれません。

だからか「この提案に乗ったほうがいいのかどうか迷う。」と感じることもあるものかもしれません。

ただ、そのような提案には乗っておいたほうがいいもものです。

たしかに、なかには「テキトーに融資提案をしている。。。」という銀行員もいるかもしれませんが、

基本的には融資提案する取引先を銀行内で選んでからその融資提案をしているからです。

なので、社長が「じゃあ借りるよ。」といえば通常よりも審査のスピードも早い融資が受けられるといえます。




銀行員から融資提案を受けた際にはこのひと言を付け加えて欲しい3選


社長の都合ではなく銀行の事情で受ける融資。

そんな融資提案に乗っかる際には「ひと言」でいいので、このようなことを付け加えてみましょう。

金利についてひと言

たとえ今後の金利動向が上昇傾向になったとしても、長らく日本の金融市場における金利は低金利が続いているといえます。

だからか「市場金利が低位安定しているんだから金利についてとやかく言う必要はない。」などという考えも、銀行融資を受ける場合にはあったりするものです。

たしかに、低金利下においてはそれほど金利動向について目を光らせる必要もないといえるでしょう。

「融資金利が通常は2%台なのに5%近い金利で融資をしている。。。」

などとその会社の足元を見た融資をかつてのわたしもしていたかもしれませんが、いまはそれほど極端な高金利で融資を受けている会社は少ないといえるからです。

なので「金利を気にするよりも金額を気にかけたほうがいい。」というのが、銀行融資を受ける際の鉄則だといえます。

とはいっても、銀行員から融資提案を受けた際にはこのひと言は付け加えておきましょう。

「いままでの融資のなかで金利は一番低くしてくれるんだよね。」と。

このような「金利についてひと言」を付け加えることで、

銀行員も金利を意識することになり過去にはない低金利での融資が受けられるともいえるのです。

「どのくらいの金利を目安とすべきか。」といえば、

自社の調達金利の最低金利を目安とすべきですし、日本銀行のHPで公表されている貸出約定平均金利も参考にしてみるといいものかもしれません。

プロパー融資が条件であることについてひと言

「なんとか今月借りてくれませんか。。。」と銀行員が伝えている場合には、数字が欲しくてたまらないという心中の表れだといえるものです。

だからか、融資実行までのスピードが早い融資商品の提案だったりもするでしょう。

たとえば「今月中に手形を1億円ほど割ってもらえませんか。。。」などというように。

このような提案を受けた際には「もちろんプロパーなんだよね。」とひと言付け加えるようにしましょう。

それこそ、手形割引だったとしても信用保証協会の保証を付けた限度額(極度)が設定されているものを通常は使っていたりもするものかもしれません。

ただ、銀行員から提案を受けて「本来は割る必要もない手形。」を割るのであれば、プロパー融資として割ってもらうべきです。

少なくとも銀行員からの提案にも関わらず「保証協会の枠を使う。」というのは避けるべきだといえます。

なので、銀行員から融資提案を受けた際には、手形割引でも証書貸付などの他の融資形態の場合でも、

保証協会の枠を使わないような融資である「プロパー融資」が受けられるように、社長からのひと言で釘を差しておきましょう。

経営者保証についてひと言

かつては会社が融資を受けるために、

「社長の他にもうひとり第三者の保証人を付ける。」といったような連帯保証の取り方が、銀行融資において主流の時代もあったものでした。

それが時代とともに「経営者以外の第三者を連帯保証人として取るのはけしからん。」ということで、第三者の方を連帯保証人とすることはなくなったといえるものでした。

そして、2023年4月からは「社長すらも連帯保証人として取るのはけしからん。」といったような流れになっているというのは聞いたこともあるものでしょう。

なので「もちろん、じぶんは連帯保証人になる必要はないんだよね。」といったひと言も銀行員から融資提案を受けた際には伝えておくべきです。

「社長を連帯保証人として取る。」

というのは「経営に親身になってほしいから。」といったことや「連帯保証人に取っているから融資金利が低くなっている。」といった銀行側の事情もあったりするものかもしれません。

また、事業承継が起こるか事業が行き詰まりでもしなければ連帯保証人として取られているデメリットは感じにくいといえるものかもしれません。

とはいっても、銀行の事情に乗っかる融資の場合には、

「わざわざ担保を差し出しすぎる必要はない。」と考えて社長が連帯保証人とならない融資を受けるようにしておくべきです。

このようなひと言がきっかけで「今後の御社への融資では社長を連帯保証人に取りませんから。。。」などといった取引になっていくこともあるといえます。


まとめ


ひと言を付け加えたあとの結果がその通りになるかどうかよりも、銀行員に釘を差しておくという行為が社長の仕事として大切なことなのです。


【おわりに】

いつも思うのですが、わたしが住んでいる横浜市青葉区や横浜駅周辺よりも都内の繁華街のほうがランチの値段が低い気がするのです。

それこそ、横浜駅周辺はやたらと高いなぁと感じたりも。。。


【一日一新】

あること

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