銀行員が来訪しないからといっても銀行に来店しないのは避けるべき

担当の銀行員に対して来訪を促したのに来ない場合もあったりするものです。


桜もそろそろ見納め@東急百貨店。


銀行の外の方が話しやすい


9時5分ともなると、

「早く出て行け。。。」などと言われていた銀行員時代。

その際には「なんでだよっ。」などと感じることはなく、支店の外に出られる開放感の方が強かったのでウェルカムだったといえます。

なので、取引先の社長に来店してもらうよりは、じぶんから訪問したほうが気も楽だったとも感じていました。

「あそこのラーメン屋ってどうなんですか。。。」などと、ざっくばらんなお話もできたものだったからです。

それこそ「融資が受けられる絶妙なテクニック(違法なものではなく)。」などといったものも、

来店してもらうよりは、その取引先に訪問して会話をするほうが気軽にできるものだったといえたかもしれません。



銀行員が来訪しない場合もある


「早く支店の外に出なければならない。」というよりは、

「早く支店の外に出たい。。。」とも考えているかもしれない担当の銀行員。

とはいっても、事情によっては「来訪を促されているにも関わらず来店を求める。」ということがあったりするものです。

単純にスケジュールが詰まっているから

「支店の中にいるよりも外に出たい。。。」とも考えている銀行員であったとしても、外に出られない事情というものもあったりするといえるかもしれません。

たとえば、8月末から9月あたりや2月後半から3月末頃までは、銀行の決算の関係でスケジュールが立て込んでいたりするのも銀行の日常風景だといえます。

「融資案件が多いなぁ。。。」

「あそこで認定を取って、協会のひとと打ち合わせをして。。。」

「上司に相談しながらでないとこの案件は進められそうにない。。。」

などと、支店の融資量を達成するためにてんてこ舞い状態だったりもするものです。

さらには、決算が近づいているにも関わらず「空気が読めない検査。」などがやって来た場合には、

「残業しても残業しても仕事が終わらない。」といった感覚で働いていたりもするといえます。

このような時期には訪問件数も少なくなり来訪を促されても、

「スケジュールが詰まっているから来店して欲しい。。。」と裏の意図もなく来店を求めることがあるといえるかもしれません。

新規の融資が難しいから

「外に出たがっている銀行員。」

といっても、その訪問頻度は担当先の財務内容によって変わってくるものです。

たとえば、売上規模の大きな会社や定期的に融資実行が可能な会社には訪問頻度も自然と上がってくるといえます。

その反面、決算書の内容がそれほど良くない取引先であれば、

「訪問の頻度はなるべく低くしておこう。。。」と銀行員は考えたりするものです。

だからか「新規の融資が難しい会社にはあまり足が向かない。」というのも銀行員の仕事風景だといえるかもしれません。

そのような「あまり積極的に融資の話を受けたくない。」と感じている担当先であると、

訪問をして断れない空気感がつくられてしまうよりは、支店に来店を促すほうが銀行員も気が楽だったりするのです。

なので、担当の銀行員に来訪を促したにもかかわらず、

「来店してもらえませんか。。。」と言われるのは、新規の融資が難しいサインという場合もあったりするといえます。


銀行員が来訪しないからといっても銀行に来店しないのは避けるべき


「銀行員に来訪を促したのにも関わらず、支店への来店を求められた。。。」ということは事業を営んでいるとあったりするものかもしれません。

ただ、その場合には「ちっ。」などと考えず、担当の銀行員の都合がいいときに銀行に行くようにしましょう。

「銀行員がうちの会社に来ないのはなぜ。」と考えていても、その理由がわかることはないといえます。

なので「担当の銀行員が来ないから。。。」と意地を張るのは避けるべきです。

それこそ、資金需要がなくても「業績の報告」といったスタンスで試算表などを持って来店をしてみましょう。

「来訪を促したのにも関わらず来店を求められた。」といっても、必ずしも融資の実行が難しいわけではないものです。

銀行の支店が減っていく中で「ホントにもう忙しすぎて。。。」ということもあったりするものかもしれません。

たしかに、銀行員の熱量が高い取引先であれば、

「これは数字が達成できるかも。」と来訪を促されたらスケジュール調整をして訪問をするものだといえます。

だからか、支店への来店を求められている時点で「銀行員の熱量は低い。」とは考えてしまうものかもしれません。

それでも、社長としての大人な対応として必要な資料を準備し銀行へ来店すると次の取引につながったりもするものです。


まとめ


「銀行員が来ない。」と嘆くなら、自らアポを取って担当の銀行員に会いに行きましょう。


【おわりに】

ブログを書く際には文字数を気にしながら書いているのですが、

WordPressを6.2にバージョンアップしてから文字数の確認が手間になったよなぁと。。。


【一日一新】

WordPress6.2

Pocket

タイトルとURLをコピーしました