「会計ソフトの使用料を抑えるために1ヶ月だけ使う。」
ということをしていると「こんなことが起こるかもしれない。」ということを書いていきます。
経理の費用を抑えたいという気持ちはわかるけど
フリーランスとして働き始めると「確定申告」やそのベースとなる「経理」をなるべく遠ざけたいと感じる方もいるかもしれません。
「そもそも確定申告って何。」といったことや、
「経理なんて言われても。。。」と思うこともあるものでしょう。
すると「確定申告を行なう金銭的な負担をできる限り抑えたい。」と考えることもあるかもしれません。
なので、確定申告を行なう際に必要だといえる会計ソフトなども、
「freeeやマネーフォワードに1ヶ月だけ料金を支払って、費用負担をなるべく抑えよう。」と考える方もいるものでしょう。
たしかに、freeeやマネーフォワードに年間を通して料金を支払うことなく、
「1ヶ月だけ料金を支払って確定申告を行なう。」というのは可能なことですし、その気持ちはわからなくありません。
とはいっても、経理に対してこのようなことをしていると「結果的に高くついた。」ということが起こり得るといえます。
会計ソフトの支払いを躊躇すると起こるかもしれないこと3選
それでは、freeeやマネーフォワードなどの、
「会計ソフトの支払いを1ヶ月だけに抑える。」などとしていると起こり得るかもしれないことを挙げていきます。
経理が溜まりすぎてやる気がなくなる
「freeeやマネーフォワードの契約を2月にだけやっておこう。」
というのは確定申告を行なう直接の経費が少なくてすむことだといえます。
そして「こんなことに気が付くなんてじぶんは優秀だよなぁ。」などと考えることもあるものでしょう。
たしかに「経理に対するコストを少なくする。」という場合には、
「会計ソフトを1ヶ月だけ有料で使う。」というのは賢い選択だといえるかもしれません。
「2月にひたすら領収書を写真に撮ればいいかぁ。」と考えることもあるものでしょう。
とはいっても「経理というのは溜めれば溜めるほどやる気がなくなるもの。」だといえます。
「1年分の写真を撮るのはしんどい。。。」
「それどころか会計ソフトの使い方がわからない(もしくは忘れた)。。。」
などということは、経理を溜めていると起こってしまうものです。
すると「やっぱり手間がかかるから、青色申告の65(55)万円控除は諦めよう。」などと、結果的に会計ソフトの年間料金よりも損をするということにもなるといえます。
税理士に確定申告を依頼してしまう
「1ヶ月だけと思って会計ソフトを使ってみたけど、使いこなすことはじぶんには無理だった。。。」
ということもあるものだといえます。
そのような際には「その道のプロに依頼をしようかなぁ。」と考えることもあるかもしれません。
たしかに、確定申告を請け負うことができる唯一の専門家である税理士というものも世の中に存在するものです。
そして、税理士に依頼をすると確定申告の質はプロとしての一定レベルを保つことになるといえます。
なので「経理を含めた確定申告を税理士に依頼をする」というのもひとつの選択肢だとはいえるでしょう。
これによって経理を気にすることなく、事業に取り組めるということもあるものだといえます。
とはいっても、その税理士に支払う料金というのは「freeeやマネーフォワードの年間料金よりは高額になる。」ということになります。
すると「会計ソフトの費用を抑えよう。」と考えていたにも関わらず、
「結果的に支払いは高くついた。」ということにもなってしまうといえます。
ただ「税理士に税金の相談ができてスッキリする。」という効果もあるとはいえますが。。。
確定申告をしなくてもいいんじゃないかと考える
「経理を溜めるだけ溜めて、会計ソフトを1ヶ月だけ使い確定申告を行なう。」
という戦略だったとしても、
「青色申告の65万円控除を諦める。」といったことや「税理士に依頼をする。」ということは選択肢としてはありだとはいえます。
そのようなことではなく、
「そもそもじぶんくらいの売上規模だったら確定申告をしなくてもバレないんじゃないか。」などと考えてしまうこともあるかもしれません。
「もう2月だし、いまさら会計ソフトの使い方を学ぶ気もないし、税理士に確定申告の依頼をしたら断られたし。。。」
などということもあったりするものでしょう。
たしかに「もうどうしようもないから。。。」ということは、経理を溜めていると起こり得てしまうものだといえます。
そして「確定申告をしなかったけど税務署は何も言ってこない。」といったことや、
「雰囲気で売上と経費を入れた確定申告をしちゃった。」ということも、もしかしたらあるかもしれません。
とはいっても「確定申告なんてそもそもする必要がない。」などと考えてしまうのはやめておくべきです。
「税務署は気づいていない。」といっても、その状態が永遠に続くわけではありません。
また、事業資金として銀行融資を受ける際や自宅の購入で住宅ローンを受ける際には、確定申告書がなければ「銀行からお金を借りる」というのも難しくなるといえます。
そのような資金需要があった際に「期限に遅れて確定申告書を提出する」
などということをしていると「いままで何も言ってこなかった税務署もちょっとした本気を出す。」ということもあったりするものです。
このようなことを避けるためにも経理というのは日々行なっていくべきなのです。
「会計ソフトの費用を抑えるため。」
などと考えていると「会計ソフトの年額料金よりも大きな支出になってしまった。。。」ということは避けられないといえますから。
まとめ
経理はじぶんの選択肢を広げるために有効な手段だといえます。
【おわりに】
今日は高校時代からの親友と会ってきました。
コロナ前はある程度の頻度で会っていましたが、久しぶりの再会。
ただ「会った瞬間に昨日も会っていた感。」が湧いてきて楽しかったなぁと。
【一日一新】
ガンキューブ