「前年比〇〇%増。」などという評価は気にしすぎても仕方がないでしょう。
前年比○○%増は気にしない
「前年比〇〇%減。」
「会員数〇〇万人減。」などというような数字を評価して、
「とうとう曲がり角を迎えたか。。。」と感じることもないとはいえません。
このような評価はわかりやすいといえますし、
「去年と比べてどうだったか。」ということを意識したほうがいい場面もあるとはいえます。
なので「前年比」といったような数字が基準とされることもあるのでしょう。
たしかに、前年と比べて数字が伸びていれば「流行っている。」ということも感じますし、数字が伸びている状態を観るのは嬉しいことだといえます。
YouTubeの登録者数が増えると「嬉しいなぁ。。。」とニヤけていたりすることもありますし。
とはいっても「前年比〇〇%増」は追いすぎなくてもいいのかなぁと。
数字といっても比較対象はひとつではない
数字で評価するのはわかりやすいことだといえます。
また、外部に対して説明する際には「数字で説明する。」という行為が最も説得力のあることかもしれません。
たとえば、銀行融資なども「売上高前年比〇〇%増。」などという数字があると融資稟議書は書きやすくなり、評価もされやすいといえます。
とはいっても、重視している数字はひとそれぞれだったりするものです。
特にひとりで事業をしていると「売上高前年比〇〇%増。」などという数字を意識しすぎることもありません。
- 同じ法人の申告書作成時間を短くする
- 売上は増やしても顧問数は増やさない
- 税理士業に使う時間が減らす
- 税理士業に使う時間を減らすけど、それで空いた時間を税理士業で埋めない
- 365日「書く」ことをやめない
などといった、じぶんが意識している数字で「じぶん自身を評価していく。」といえます。
なので「売上高〇〇%増。」などといったような、わかりやすい数字だけで競争する必要はないかなぁと。
寄り道をどんどんしていこう
わかりやすい数字だけで評価を受ける必要もなければ、わかりやすい数字で競争する必要性を感じないといえるひとり事業。
だからか「人生の空き時間を売上増加のためにすべて仕事で埋める。」というような世界から距離をおきやすいといえます。
また、「じぶんの売上なんて。。。」「まだまだ若輩者で。。。」
などといったような言葉を発する必要性もなければ、無意味にじぶんを卑下する必要もないものです。
ましてや「売上や顧客数」だけで判断するような場には行く必要もない状態。
そして、仕事中でもプライベートの時間をミックスして人間の幅を取っていくこともできるものです。
「打ち合わせの帰り道に夕食の材料を買いに行ける。」
「ランチタイムを世の中のピークタイムを避けることができるので、はじめての飲食店に行ける。」
「外出のついでに東京タワーに行ってみる。」などというようなことは、
売上だけを追っているひとからみれば「そんなことしてないで仕事しなよ。。。」となるものでしょう。
とはいっても、人生で達成したい価値はひとそれぞれ。
なので「わかりやすい尺度ほど有害。」だといえるのかもしれません。
「前年比〇〇増。」を意識しすぎずにやりたいことを見つけてどんどん寄り道をしていく。
このような経験をわかりやすく数値化することはできないので、だれかに誇ることはできないでしょう。
ただ、誰とも比べられることもないかけがいのないもの。
このようなやりたかったことをやれている状態は、わかりやすい数字に囚われないと訪れるのかもしれません。
まとめ
わかりやすい数字よりもじぶんだけの価値でいいでしょう。
【おわりに】
今日は、打ち合わせの帰り道に東京タワーに行ってきました。
信じられないくらいひとがいなくて、快適だったなぁと。
【一日一新】
Adobe Creative Cloud
Adobe Photoshop