じぶんで月次決算をやるときにはこの3つの金額を確認してみよう

月次決算を行うときには損益計算書の確認をして、

「予定通りの売上高に到達しているのか。」ということは気になりますよね。

そんな売上以外にも「この金額は確認したほうがいいよ。」というものを挙げていきます。


カフェで経理はやらないほうがいい。


預金残高・売掛金残高・借入残高を確認する


月次決算を行うときには、

まず「会計の残高が実際の残高と合っているか。」ということを確認していきましょう。

「預金残高が合っているか。」といったことや、

「売掛金や買掛金が合っているか」を確認して、合わせていく必要があります。

その際に「売掛金が予定の残高と違っているなぁ。」

「んっ。あの取引先から入金されていない。。。」

というような予定通りの入金などがされていない場合には、すぐに催促をしましょう。

「あの売掛金は今月入金予定だったはずだけど、資金繰りに余裕があるから来月にまた請求するかなぁ。」

などと考えていてはいけません。

「あの取引先は支払いが遅れてもなんの催促もしてこないから、何なら踏み倒そう。」

ということを、取引先に思われてしまっては大変です。

「手掛けた仕事の売掛金は全力で回収する。」

「何なら仕事はすべて前受で貰う。」

ということを考えながら残高確認を行なっていきましょう。

そして「借入金の残高はいくらあるのか。」という確認も忘れてはいけません。



利益金額を確認し税金の支払い予定額を確認する


「いまの利益金額はいくらになっているのか。」

ということも確認していきましょう。

「今月の売上はいくらだったんだろう。」

ということは気になるものですし、必ず確認をしているといえるかもしれません。

そんなときに「売上さえ確認すれば、利益なんて見なくても何となく分かるんだよね。」

と考えていると、

「あれっ。こんなに税金を払うことになるの。。。」ということも起こり得るものです。

なので、利益金額を確認しながら「税金の支払いは、いくらになりそうか。」

ということは、常に確認していくべきです。

「思ってもみなかった税額になっている。」といっても、

その税金を支払わないと税務署から督促を受けてしまいます(しかも延滞税などをプラスして)。

「いくらの利益があるのか。」

そして「税金はどの程度の予想金額になるのか。」

ということを毎月確認しながら、お金と心の準備をしていきましょう。


棚卸金額を確認する


「毎月、在庫の確認をするなんて面倒だなぁ。」

「むしろ、在庫なんて確認する必要もないっしょ。」

というようなことは「じぶんで経理を行なっていても考える。」かもしれません。

とはいっても「在庫の金額」は、月に一度は確認していくべきでしょう。

「この製品は、かなり長いこと在庫になっている。」

「在庫が最近多くなってきたから、商品在庫の保険金額を増やそうかなぁ。」

というようなことも、在庫を確認することで気づけるものだといえます。

また、銀行員というのは在庫に敏感なものです。

「在庫を調整して、利益操作をしているんじゃないか。」

といった「数字あそびの粉飾決算。」などは常に懸念をしているといえます。

さらに「いまの在庫でいいんで、どんなものがあるか見せてもらえませんか。」

などというように「在庫の数量や売れる在庫なのか。」といった「在庫の実物を見る。」ということも行うものです。

「在庫。」

というと「ただのモノ。」と感じるかもしれませんが、

その在庫は「お金が一旦化けたもの。」で、お金なのです。

「お金の管理ができているかどうか。」ということは、経理の基本になります。

なので、在庫を確認しながら「お金に交換できる常態か。」ということを確認していきましょう。


まとめ


経理というのは、月ごとに締めながら「あらゆる残高。」を確認していくべきです。

その際には今回挙げたものは、重点的に確認してみてはいかがでしょうか。


【おわりに】

1週間前は、ジェケットでさえ着ていなかったのに、今日はコートを着ました。

「四季折々を楽しむ。」というのは、どんどん難しくなっていくのかなぁと。


【一日一新】

西新宿 李宮

Pocket

タイトルとURLをコピーしました