フリーランスがじぶんで経理を続けるときに意識すべきこと3選

「じぶんで経理をやる。」

と決めたときには、いくつかのことを意識しながらやっていきましょう。


事務所からの帰り道。


確定申告書は申告後1年間使い続けるもの


簿記なんて習ったこともないし、

「本当に経理が苦痛だ。」というフリーランスの方もいることでしょう。

だからといって「経理なんてテキトーでいいや。」と確定申告書をつくっていると、

その後の1年間苦労することにもなりかねません。

「住宅ローンで家を買おうと思っていたら、銀行がお金を貸してくれなかった。」

「確定申告書が杜撰だったため、本来は受けられるはずの給付金が受けられなかった。」

というようなことは「経理を甘くみていたから起ってしまった。」といえます。

経理の結果のひとつである確定申告書は、

「期限までに申告して税金を支払ったからおしまい。」というものではありません。

確定申告書が完成したことで「じぶんの事業が世の中から評価される。」ということになるのです。

「じぶんの事業に銀行融資は必要ないから、経理なんて適当で大丈夫。」

とテキトーな気持ちで確定申告書をつくっていると、

「自宅の購入ができなかった。」

「自動車ローンの金利が通常よりも高くなってしまった。」

というように、生活にも悪影響がおきかねないものだといえます。

なので「経理の結果である確定申告書でじぶんの評価が変わってしまう。」

ということを意識しながら「じぶんで経理を行なうべき」なのです。



フリーランスがじぶんで経理を続けるときに意識すべきこと3選


それではフリーランスが経理をじぶんで行う場合には、

「こんなことを意識してみよう。」というものを挙げていきます。

間隔を空けずにやる

「営業は得意だけど経理は苦手。」

と感じるのは「経理を行なう機会が少ないだけ」だからといえます。

「この前までは覚えていたんだけど、どうやるんだっけ。」

ということが続くと、どんなことでもやる気がなくなってしまうものです。

なので、経理に慣れるために経理を行なう機会を「あえてつくる」ということをしていきましょう。

たとえば「毎朝決まった時間に経理をやる。」といったことや、

「月、水、金」などと「曜日を決めて経理を行なう日をつくる」というようなことをしていきましょう。

経理を行なう時間や曜日を決めることで、

会計ソフトを使用している場合には、ソフトなどの使い方にも慣れていくといえます。

また、Excelなどで経理を行なっている場合にも、工夫する余地を見つけることができるといえるでしょう。

「経理のやり方を忘れないために、経理を行なう習慣を身につける。」

というのが経理を行なう際に意識すべきことのひとつだといえます。

科目を気にしすぎない

経理のやる気をなくしてしまう理由のひとつには、

「科目を何にしたらいいのかわからない。」ということもあるでしょう。

「事務消耗品と消耗品って何が違うの?」

というように「どのように科目を使い分けていけばいいのかわからない。」ということもあることだと思います。

とはいっても「経理を行なう際には、科目をそれほど気にしすぎる必要はない。」といえます。

たしかに「経費になるものを売上のマイナス。」としてみたり、

「売上になるものを経費のマイナスにする。」といったように、

「売上と経費がぐちゃぐちゃ。」になっているのは、まずいとはいえます。

それでも「売上と経費がきちんと分けることができていれば。」あとはそれほど気にしなくても大丈夫です。

「事務消耗品と消耗品。」といっても、そのような紛らわしい科目は、

「どちらか好きな方だけを使えばいい。」といえます。

また「あれっ。この支出は何だっけ。」と思ったら、ひとまず仮払金にするということで問題ありません。

経理というのは「科目がわからないから、やっぱりやめた。」というのは、勿体ないことなのです。

「ひとまずわかりやすい、それっぽい科目だけを使う。」ということでいいんです。

なので「この科目はどうしよう。」と迷ったら、それっぽい科目にして次に進んでいきましょう。

科目を厳密に気にしすぎずに経理を続けていけば、「いずれは科目に慣れていく」ものだといえますから。

欲しいものが買えると思ってやる

経理をじぶんで行なう効果のひとつは、

「経費がどれだけかかっているのか。」といった経費の確認ができるということだといえます。

そして、じぶんで経理を行なうと、

「ここにこんなに経費を使っているのかぁ。」と、事業のお金の流れを確認できるようになるものです。

このように経理を行なうと「経費がわかる」ようになるので、

「今後どれだけお金を使っていいのか。」ということがわかるようになるといえるでしょう。

経理を行なうことで「お金の入と出」を確認できるようになるので、 

「これだけお金があるなら、あのガジェットに投資をしてみるかぁ。」といったことや、

「あのセミナーで、新しいきっかけを掴みにいくかなぁ。」

といったように「じぶんの欲しいものやサービスを購入しやすくなる。」といえます。

なので「経理をやると欲しい物が買える。」

ということをモチベーションに、じぶんで経理を続けてみましょう。

「あれを買ってもいいのものかどうか。」

ということに迷いながら事業を行なうよりも、

「あれは必要な投資だし、その余裕があるから資金投入してみよう。」

などというように、じぶんで経理を行なうと視界が開けて不安がひとつ減る効果があるものです。


まとめ


「経理に触れる機会を増やしながら事業の現状を把握する。」

ということを行なっていると、事業がさらに強くなっていくものです。

そして、その経理の結果は「毎月1日に振り返る。」という、

「ひとり経営会議。」をしながら業績の再確認をしていきましょう。


【おわりに】

今日は郵便局に開店直後に行ったら、

「いらっしゃいませ。」と全職員の方が立ち上がって挨拶をしていました。

じぶんが銀行員だったときにも「たとえ朝イチでお客様がいなくても。」同じことをやっていたなぁと。


【一日一新】

マクドナルド ごはんチキンにんにく黒胡椒

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