じぶんで経理を行なっても、それほど大きくは間違えないから安心していい

「じぶんで経理を行ないたいと考えているけど、間違えたら大変だしなぁ。」

ということを思われるかもしれませんが、

それほど大きくは間違えることも少ないでしょうから、心配しなくても大丈夫です。


@御殿場市


「残高を合わせる」を意識すれば、それほど大きくは間違えない


「じぶんで経理をするのは不安。」

と感じるかもしれませんが、それは経理が未知の世界だからなのでしょう。

とはいっても、それほど構える必要もありません。

経理を行なう場合には会計ソフトを使うことになるといえます。

その会計ソフトを使っていれば、ポイントを外さなければ大きな間違いになることはありません。

しかし、ポイントを間違えてしまうと大きな間違いを起こし大惨事になることも。。。

「じゃあ、その経理のポイントって。」といえば、

「まずは残高を必ず合わせる。」ということです。

たとえば、預金取引についていえば「預金口座と残高は常に合っている。」ということがポイントになります。

8月末の預金残高が100万円であれば、会計ソフトの預金残高も当然に100万円でなければなりません。

このように常に残高を一致させるということは経理のポイントになります。

  • 預金残高
  • 売掛金残高
  • 買掛金残高
  • 借入金残高

などといったように残高があるものは、

「それを一致させる。」ということを注意すれば、大きな間違いにはならないといえるでしょう。

また「このような科目がマイナス残高になっている。」ということは、

「通常は起こり得ない。」ので、マイナス残高になっている場合には原因を探ってみましょう。

なお、「クラウド会計でDX。」

というようにクラウド会計ソフトを使用していても、残高チェックは必ず行なうべきです。

「気が付かないうちにデータを消してしまった。」

というようなことは、会計ソフトで経理をしていると起こり得るものです。

なので、どのような会計ソフトを使っていても残高は必ずチェックをしましょう。



「定期的に行なう」をすれば大きく間違えない


「残高を合わせるということを意識して経理を行なっている。」

といっても、経理を行なう頻度が「半年や1年に一度だけ。」

になってしまうと「あれっ、会計ソフトってどうやって使うんだっけ。」

ということにもなってしまいます。

なので、毎日会計ソフトを使い経理を行なう時間をつくってみるということをすべきだといえます。

定期的に会計ソフトを使えば「独特な」操作方法にも慣れていくものです。

それが「半年や1年に一度しか使わない。」

のであれば、使い方を忘れることにもなってしまうでしょう。

なぜなら、日々、会計ソフトを使用する機会の多い税理士ですら、

「んっ。ここはどうやって操作するんだっけ。」

と久々に触る会計ソフトの場合は、使い方を忘れてしまうものだからです。

「経理は定期的に行なう。」

ということで、会計ソフトに慣れていき大きな間違いが減っていくことになります。

また、経理を行なう際にはEvernoteなどのメモアプリにメモをしていきましょう。

メモをしながら会計ソフトを使うことで、

「あれっ、ここをどうするんだっけ。」というような二度手間を防ぐことができます。

  • 会計ソフトの使い方をメモする
  • まだできていない経理の部分をメモしておく

などということをしておくことで「経理に慣れて間違いが減っていく。」ということになるはずです。


「専門家にチェックを依頼する」をすれば大きく間違えない


「じぶんで経理をする。」

といっても「じぶんだけで経理を完結する。」ということだと、

「間違えていることに気が付かない。」ということも起きてしまいます。

なので、税理士などの専門家に「じぶんで行なった経理のチェックを依頼する。」

ということもしてみましょう。

「結局、税理士に依頼をするんだったら経理を外注すればいいじゃん。」

などと考えることもあるかもしれません。

そして、「経理をやる時間がない。」

「経理のことを考えるだけで憂鬱になる。事業は楽しいのに。。。」

という方もいることでしょう。

「心の底から経理なんてやりたくない。」

というのであれば「税理士に経理を外注する。」ということでもいいと思います。

とはいっても「専門家」の税理士でも、社長自身が経理をやるのと比べると精度は落ちてしまうものです。

税理士などは「専門家」なので、それっぽい経理にはなります。

しかし、経理を外注していると、

「じぶんの事業なのにどこか他人事。」というような感覚を持ってしまうのではないでしょうか。

「じぶんが興した事業なんだから、すべてじぶんで把握する。」

という姿勢のほうが「想定外の事態。」が起こったときに臨機応変に対応できるものです。

たしかに、じぶんで経理を行わなくても「売上はわかっている。」ことでしょう。

そして、じぶんで経理を行わなくても「預金残高はわかっている。」ものでしょう。

とはいっても、じぶんで経理を行なっていないのであれば「経費の金額はわからない。」ですよね。

「投資した経費が売上に繋がっているのか。」

「削るべき経費はどこなのか。」

ということは、じぶんで経理を行なうということで気がつくものです。

だからこそ、じぶんで経理を行ない経理を知った上で、

「税理士とパートナー会議をする。」と、

じぶんの事業をより客観的にみることができるといえるでしょう。


まとめ


「紙と鉛筆、算盤。」

で経理を行なっていた時代であれば、経理を外注する必要があったといえます。

しかし、いまや「データを繋ぎ合わせて、その残高をチェックすれば経理を大きく間違えることは少ない。」といえます。

だからこそ、じぶんで経理を行ない経理について勉強していきましょう。

それがきっと、事業の助けになるでしょうから。


【おわりに】

1週間ほど財布を紛失していたのですが、やっと見つけました。

事務所の椅子の背もたれと座るところの間に埋まっていたという。。。

やっぱり財布用にもAirTagを買おうかどうしようか。

もしくは完全に財布を持たない人間になるか。

財布が必要な理由って、車の免許証くらいなんですよね。。。


【一日一新】

あること

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