独立をしていても「勝つ」を意識しすぎなくていい

独立をすると「選んで貰うために勝たなきゃ。」と考えることも増えていきます。

ただ、あまり「だれかに勝とう。」と考えすぎなくていいのではないかなぁと。


@駿河湾沼津SA


独立をすると勝つ必要はある


独立をすると「何もしなくても仕事が降ってきて、お金が得られる。」

ということは、それほど多くはありません。

なので、「生き残っていくためにも、仕事を見つけて来なければならない。」

ということを「勤めていたときよりも多くしなければならない。」といえるかもしれません。

その仕事を見つけてくるためには営業が必要となるもの。

そして、営業をして仕事を見つけてくるためには、「誰かよりも勝っているところ。」が必要になるといえるでしょう。

たとえば、「どこよりも早くできる。」

「どこよりも安くできる。」

「どこよりもうまくできる。」

というように、何か「勝てる特徴。」がないと、仕事を見つけるのは難しいと感じています。



嘘をついてまで勝つ必要もない


独立をすると何かに勝つ必要はあるのでしょうが、

「嘘をついてでも勝とう。」という姿勢には、違和感があります。

たとえば、「1,000社以上の経営者に経営指導をしたことがある。」

「融資支援実績500社以上。」

などというように、じぶんの力を示すためには実績という数字も効果があるものでしょう。

とはいっても「その実績に嘘をつくのはまずいよなぁ。」と。

「本当は100社程度に関与しただけのことに対して、1,000社以上の経営指導。」

などと言ってしまうと、あきらかな嘘ですし、

「豊富な実績」を期待してきたお客様に対しては、実力不足で迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

なので「嘘をついてまで勝とう。」とすると、結局は長続きしないように感じています。

特に、ある程度継続する仕事がメインとなる税理士業であれば、

「つきすぎていた嘘は、すぐにばれてしまう。」といえるのではないでしょうか。


「勝つために犠牲が必要だ。」が嫌い


「絶対に勝つ。」と考えすぎているから、

「多少の犠牲はやむをえない。」という考え方になるのかもしれません。

とはいっても、多少の犠牲はどこまで払わなければならないのでしょうか。

たしかに税理士試験などは、

「絶対に試験に受からなければならない。」ということで、犠牲を払うことも必要でしょう。

といっても「犠牲を払っていてもそれほど心が満たされない。」ということも多いものです。

なので、勝つためには犠牲が必要だと考えていても、

「犠牲を払っていたけど、それほど対して勝っていなかった。」という世界もあるでしょう。


「勝つ」よりも続けてじぶんを出していく


誰かに選んでもらえるということは「何かの部分で人よりも勝っているから。」なのでしょう。

とはいっても「勝とう。」ということは、意識しすぎない方がいいよなぁと。

「勝とう。」と力を入れすぎるよりも、「見つけてもらうために続けてみよ。」

ということをしているほうが、次に繋がっていく感覚があります。

「続ける」ということをしていると、嘘では隠しきれないじぶん自身の本当の部分も出てきてしまうもの。

なので「勝とう。」というよりも、

「続けよう。」と行動をしていったほうが、気持ちも楽になります。

続けようと動いていると、勝とうという気持ちもなくなり、じぶんが出てくるよなぁと。


まとめ


選んでもらうためには、勝つ必要もあるでしょう。

とはいっても「勝つ」ことだけを考えていくと、嘘も増えていくよなぁと。

なので、続けていくことで嘘のないじぶん自身を出していき、

「それがいいんだよ。」という人と付き合えれば幸せかなぁと。


【おわりに】

民王というドラマが面白かったです。

息子と父親の体が入れ替わるという鉄板な内容なのですが、役者の方がコミカルで引き込まれました。


【一日一新】

民王

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