「いまは個人が起業する時代。」
とはいっても、いきなり起業をするのにリスクを感じることもありますよね。
だったら、税理士資格を取っての起業もいいですよ。

事業を行なっているひとは楽しそう
社会人になってから接する取引先のほとんどは、事業を行なっている事業者の方々でした。
その事業者の方々と話していると、
「バイタリティーがあるよなぁ。」ということだったり、
「儲かっている社長のほうが、なぜか腰が低いんだよなぁ。」という印象を持ってきています。
また、そのような事業者の方々からは口を揃えて、
「事業は大変だけど、サラリーマンよりも面白いからやってみなよ。」
というアドバイスを貰ってきました。
このようにように事業者の方々からは、
「いいなぁ。楽しそうだなぁ。」ということを感じてきたものです。
だからといっても、いきなり起業をするのはリスクがあると感じたりしますよね。
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資格があると安心感がある
銀行に勤めていて「そうだ起業しよう。」と考えたときに、商売のネタは何も思いつきませんでした。
なので、いくら事業者の方々が楽しそうだといっても、
「とりあえず起業してみよう。」
というようなスピリットはありませんでした。
むしろ、「中小企業って資金繰りの問題や従業員問題が大変そうだよなぁ。」ということや、
「運転資金も少なくて、ひとりか少人数で行える事業ってないのかなぁ。」
ということを考えるようになりました。
そのような中で「税理士という資格を拠り所にして起業しよう。」ということを考え、いまに至っています。
もし、「いまの状態から抜け出したいけど、商売のネタがない。」
というのであれば、税理士資格などの資格を取ってみるということもありだとおもいます。
おそらく、大きく躓かない事業というのは、
「固定費が低く、限界利益が高い商売。」というものです。
そのような事業のひとつには、税理士業というものも当てはまります。
「大きな設備投資をするリスクや、仕入れた商品が陳腐化するリスク。」
などが最小限ですむ税理士業などの資格は、起業をする際にもひとつの拠り所にもなるといえます。
資格を取るのに時間はかかるけど、その時間は最小限にすべき
資格があるから安心するといっても、
「商売のネタと度胸。」
というもので起業した人と比べると、資格を取るという時間がかかってしまいます。
わたしも税理士試験自体は8回ほど受けましたし、
その受験期間中は趣味に費やす時間といったものは、ほとんど取れませんでした。
税理士資格に関しては、より少ない時間で合格をする方も多いかもしれません。
とはいっても、税理士資格のような資格を取るのであれば、
「独身・実家暮らし・3食付き。」
という条件から離れれば離れるほど、合格への難易度は高くなるといえます。
「いやっ。じぶんならそんな壁は簡単に突破できる。」
と考えるなら、合格への道を突き進んでいけばいいでしょう。
そうではなく「勉強する時間の確保が難しい事情がある。」のであれば、最短のルートを選択したほうがいいです。
なるべく独学は避けて、資格の大原やTACなどに通ったほうがいいですし、
税理士資格であれば大学院に通うということも、選択肢にしたほうがいいといえます。
「資格を取るのは起業への必要手段。」
と考えて、なるべく早くその手段は達成したほうがいいです。
その手段を手に入れることに関して、
「美しく勝つ。」
というようなことは考えないほうがいいでしょう。
まとめ
「何もないところから事業を興す。」ということは、かっこいいことですし、楽しそうですよね。
なので、起業をするのに資格はなくてもいいのでしょう。
ただ、資格があるとそれが拠り所になるので、
「商売のネタがない。」なら、資格を取ってみるというのも悪くない手段かなぁと。
【おわりに】
税理士資格のために通った大学院では、税理士仲間というものにも出会えました。
また「判例や税法の解釈について学べる。」という能力も、手に入れられたりします。
【一日一新】
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