銀行員は「会社訪問に怖さ」を持っていることもある

外回りをメインに行なっている銀行員は、「会社訪問にびびってる。」ということもあります。

なので、社長がその恐怖を取り除いていきましょう。



銀行員は会社訪問にびびってることもある


外回りをメインとしている銀行員は、1日に訪問を1社もしないという日はあまりありません。

銀行員の営業エリアというものはかなり狭いので、

「1日に複数社訪問することを課せられている。」ということもあります。

そんな銀行員でも「毎日アポのある訪問予定が目一杯入っている。」ということはありません。

むしろ、ほとんどの取引先にアポ無しで訪問をすることになります。

そして、その訪問先というのも偏りすぎないように「どこに訪問をしているのか」ということを管理されています。

なので、日々「どこに訪問しようかなぁ。」と悩んでいるのが銀行員の日常だといえます。

その会社訪問で精神的に厳しいことのひとつが、

「んっ。何しに来たの?」

という顔をされることがあるということです。

すると、このような印象がある会社には「訪問の間隔を空けよう。」ということを考えるものだったりします。

また、訪問をした際にはいい顔をしないけど、訪問の間隔が空くとクレームをつける社長もなかにはいます。

銀行員といっても、人間なので「行きやすいところ」に自然と訪問の頻度が偏るもの。

このような事情もあるので、銀行員と密にコミュニケーションを取りたいなら、

「何しに来たの?」というような対応は、取らないほうがいいかもしれません。

銀行というのは、お金を仕入れる取引先です。

その取引先と良好な関係を築くためには、ある程度の戦略も必要になります。

そんな話しとは反対に、

「うちには銀行員なんて訪問して来ないんだけど。」

ということもあるかもしれません。

そのような場合には、銀行員に来てもらう「キッカケ」をつくってみましょう。



「怖さを取り除くために」社長からアポを取る


「毎朝のミーティングで訪問先を発表。」しなければならないのが銀行員の日常のひとつです。

なので、「その日の予定にいくつかのアポがある。」ということは、ありがたいことだといえます。

そんな銀行員に訪問の口実をつくらせるためには、社長からアポをつけて訪問をしてもらうということです。

そのアポとして最もスムーズなものは、

「今月の試算表ができたから、見てもらって経営の相談に乗ってもらえないかな。」

というように、経営数値の報告をして事業の相談に乗ってもらうということです。

銀行員というのは、「融資見込み案件は、多ければ多いほうがいい。」ということを考えています。

そのようなことがあるので、「試算表をベースに資金繰りの相談を受ける。」

ということは得意としていますし、訪問の用件としては一番ありがたいものです。

ほかにも、

「従業員用の給与振込口座を申し込みたいんだけど。」といった、融資取引以外の相談もありですし、

「補助金の活用を考えているんだけど。」

ということでもいいでしょう。

銀行というのは、その取引先のリアルタイムの数字を把握したいと考えているものですし、

「補助金などの相談は、新しい資金需要の掘り起こしとして新規の融資に繋がる。」

ということを考えているものです。

「事業の相談や資金繰りの相談を銀行員ともしていく。」

というスタンスで社長からアポを取ることで、「銀行員が感じる怖さ」を取り除いてみましょう。


「怖さを取り除くために」あまり長時間は話さない


銀行員の仕事の醍醐味のひとつとして、「いろいろな経営者の方と話せる。」ということがあります。

「なぜ、事業を始めようと思ったのか。」

「経営がうまくいっていたときやピンチだったときの話し。」

そして、「いまの事業の強みや弱み。」

という話を聞いて、つまらないと感じる銀行員というのは少ないとおもいます。

また、その経営者の考え方やいまの事業の状態や過去の話を深く聞けるほど、

「融資の稟議書や自己査定の書類を作成しているときにも役立つ。」ものなのです。

とはいっても、銀行員に訪問をしてもらい打合せをする場合でも、あまり長い時間話さないほうがいいといえます。

銀行員というのは、1日に複数社ほど訪問をしているもの。

なので、あまりにも話しが長くなってしまうと、

「他の仕事にも支障が起きてしまう。」ということを考えてしまいます。

銀行員との打合せ時間というのは、

「どんなに長くても1時間ほど。」にしておいたほうがいいといえます。

あまりにも長い時間拘束されてしまうと、

「あの社長の話しは面白んだけど、時間が長くなるから訪問頻度を下げよう。」

と思われることもあるかもしれません。

「銀行員にも他の仕事もある。」

ということを考えて、先に打合せ時間の目安を伝えるということも、

「銀行員の会社訪問への怖さ」を取り除くことに役立つといえるでしょう。


まとめ


銀行員の会社訪問というのは、ある程度は嫌な思いというものしているものです。

そのようなことを感じている銀行員に、

「社長の懐の広さを見せつける。」と、今後の取引もよりスムーズにいくかもしれません。


【おわりに】

EUROの決勝をリアルタイムではなく日中に観ようとしていたら、車のラジオから結果が流れて。。。

決勝を観るまえに結果を知ってしまうなんて。

ずっと音楽を聴いていればよかったなぁと、そんな1日でした。


【一日一新】

映画「ブラック・ウィドウ」

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