ひとりで事業を行なっていると想像以上に自由を感じることがあります。
その自由がある反面、だれかに気軽に相談できない難しさということを感じています。
気軽に相談できる相手がいない難しさ
ひとり事業者以上に、「やりたいことをやりたいときにできる。」立場にあるというのは、ないのではと日々感じています。
そんなひとり事業者でも難しいことのひとつが、
「気軽に誰かに相談をする。」といったことや、「思っていることを話してストレスを発散する。」ということです。
たとえば、「この仕事の依頼を受けるべきか。」といったことや、
「あるものを買ったほうがいいのかどうか。」
などといったように、日々考えることがあります。
その考えるということも、じぶんだけの判断で決めればいいので楽な面もありますが、
「他のひとの意見も参考にしてみたいなぁ。」
と思う場面は、やはりあります。
いくら自由だといっても、「ひとりだとなかなか気軽に相談できる相手はいない難しさ。」
といったものも、あるものだったりします。
相談をして瞬時に解決されるのは楽なこと
相談のメリットは、「瞬時に答えが見つかること。」だとおもいます。
「何度もクリックしていたものが、ショートカットキーで瞬時にできることを教わった。」
というような長い間解決できなかったことでも、「相談をすると難なく解決する。」ということもありますよね。
また、お互いに相談しあっていると、
「思ってもみなかったような世界が見える。」ということもあったりするもの。
なので、仕事中に誰かがいると、「じぶんの実力が簡単に上がる。」とおもう場面はあります。
「気軽に」相談できる難しさ
組織で働くメリットのひとつは、気軽に相談しあえるということかもしれません。
もし、悩んでいることがあっても、
「ちょっといい?」
と相談をするだけで、解決することもあるのが組織だともいえます。
ただ、相談をしあうといっても、
「いつも相談されている方が偉くなり、相談をしている方がなんとなく下になる。」
というマウントが始まるような感覚もあります。
そうすると、相談をしていた人の実力がついて相談をすることが減ると、
「あいつは全然相談してこなくなった。」
という、変な不満を抱えるひとが出てくるようなことがある気もします。。。
また、気軽に相談ができるのはいいことですが、「気軽に相談されるのは嫌なこと。」だったりしますよね。
そう考えると、「気軽に」相談ができるというのも「気軽」ではないような気もします。。。
ずっと同じ人間関係が固定される組織は厳しい
ひとりで居続けることも大変ですが、「同じ人間同士がずっと同じ組織に居続ける。」のは、もっと大変なような気がします。
組織というのは、始めのうちは「何でも相談しあっていた。」相手同士も、
「だんだんと相談することが面倒になっていく。」というのもあることでしょう。
また、小さな組織であればあるほど「あの人に相談したって仕方がない。」
というような、変なマウントも頻繁に起きるような感覚もあります。
おそらく理想の組織というのは、
「一定期間である程度ひとが入れ替わっていく組織。」なのではないかなぁと考えています。
たとえば、サッカーチームというのはシーズン毎に、選手やスタッフの入れ替えというのが一定程度生じています。
このような組織だと、相談相手もシーズンごとに変わるので、新しい感覚や変なマウントもなくなるのではないかなぁと。
とはいっても、会社組織でそれをするのは難しいことですよね。
「相談しあえる仲間が欲しい。」
と考えているからといっても、ずっと同じ組織にいると「やっぱりひとりがいいや。」となりそうですし。。。
まとめ
ひとり事業の難しいところは、
「簡単に相談できる相手がいなくて、お互いを補完できるようなチームになっていない。」
ということかもしれません。
とはいっても、
「相談をしたいから、人を雇う。」
「誰かと共同で事業をやるともっとうまくいくはず。」
という考えでは、それほど、うまくいかないんだろうなぁと思っています。
「ひとりでも、もっと簡単に相談できる場を見つけるのがいいのか。」
「相談なんてしないで、じぶんをもっと磨けばいいのか。」
答えはわかりませんが、サッカーチームのような組織に呼ばれる立場になれるように、自己研鑽していくしかないのかなぁと。
【おわりに】
わたしは背が高いので、サッカー選手も背が高い選手が好きだったりします。
いまなら、イングランド代表のハリー・ケイン選手が好きです。
ぜひ今シーズンは、さらなるビッグクラブに移籍してほしいなぁと。
【一日一新】
あるところ