人から話しを聞くだけでも理解した気になれますし、何かを調べたり読んだりするよりも、
「聞くほうが楽なこと」ですよね。
でも、聞くよりも読むほうがより理解できると感じています。
聞いているだけではわからない
昔から感じていることのひとつが、
「聞くことよりも、読むことのほうが頭に入ってくる。」
といったことです。
学生時代の授業でも、授業中に先生の話しが理解できなくても、改めて教科書を読み込むと、
「なんだ。そんなに難しくないじゃん。」
などと感じることが多いものでした。
だからなのか、人の話を聞いているだけだと、
「なんとなくはわかるけど、本当の意味では理解ができないんだよなぁ。」と感じています。
なので仕事以外では、人の話を「話半分で聞くといったスタンス」でいることが多いです。
「聞いてるだけじゃわからないから、ポイントだけ押さえてあとで調べよ。」
と思いながら、聞くことに対して多くを求め過ぎないようにしています。
聞いたあとに読むことで理解ができる
人から話を聞いただけなのに、あたかもじぶんが詳細を調べたかのように話している人の話を聞くと、
「薄い内容だなぁ。」
と思ってしまうことがあります。。。
「YouTubeでこう言っていて、いまの時代はこうなんだよ。」
といった話が、以前よりも増えていますよね。
たしかに、YouTubeにも革新的な内容のものもあるでしょうし、それが正しいといったこともあるかもしれません。
ただ、その革新的な話しを聞いただけで、人に話せるだけの知識として蓄積されているということは、少ないのではないでしょうか。
なので、何か革新的な内容の話しを聞いたのであれば、
「さらにGoogleや本で読んで調べる。」ということをしたほうが、より身になると感じます。
聞いただけではわからなかったことが、読むことをすると深く理解することができ、じぶんのものになるといえるでしょう。
読んだあとは行動してみよう
何かを聞いたあとは、それを聞きっぱなしにしないで、
「きちんと読んで調べたほうがその後のレベルが段違い。」になります。
動画で得た知識や人から聞いた話しも、そのあとにまずはGoogleで検索してみるほうがいいです。
その検索したいくつかの記事を読むことで、聞いていただけでは理解できていなかったことや、
「さっき聞いた話しは、諸説あるうちのひとつだった。」ということを知ることができたりします。
わたしが税理士を目指した最終的なキッカケは、ある税理士のひとに「税理士になってみるといいよ。」といった話しを聞いたからでした。
その話しを聞いたときにも、
「ふーん。そうかぁ。じゃあ税理士を目指してみよう。」となったというよりは、
「税理士と税理士試験について調べてみよう。そしてから判断をしてみるかぁ。」
とその話しを聞いたあとに調べたことによって、
「これはうまくいけば、いま感じている人生への不満が解消されるかもしれない。」
ということを感じ、税理士を目指すことにしました。
このようなときにも「金言を得た」と感じて、すぐに行動を起こしたと言ったほうがカッコいい話しにはなるとおもいます。
でも、調べて読み込んで「やっぱり合わないな。」と思えば行動に移さなければいいことですし、
読んでみて、「これはやってみる価値がありそうだ。」
となれば、次の行動にきちんと納得して移しやすくなるといえます。
まとめ
人の話しを聞いているだけで、すべてを理解するといった「耳学問」が得意な人も世の中には多くいるとは思います。
政治家などは耳学問が得意だとも言われていますし。。。
とはいっても、聞いているだけではわからないことも多いですし、読んで調べてみることでやっと理解ができたと感じることが多いです。
なので、「人から聞いた話しはまずは話半分にして、じぶんで調べて読み込む。」
ということをしたほうが、じぶんの視野を広げるために向いていることだと感じています。
いまは、Googleのおかげで調べて読むことも簡単になったので、生きやすくなりましたよね。
【おわりに】
人から聞いているだけだと、よくありがちなステレオタイプの成功モデルの話しか聞けないといったことがあります。
また、そのありがちな成功モデルから外れていると「そんな生き方は間違っている。」となんだかなぁと思う声が聞こえたりしますよね。
でも、読むということを意識していくと、ありがちではない生き方が学べたりします。
この本は、ありがちではない身の詰まった生き方が学べた、いい本でした。
【一日一新】
ある食パン