仕事を覚えるということ。
大変ですよね。
でも、初めての仕事などは、そんなにすぐに覚えられなくても大丈夫です。
学生時代にはなかなか考えることもありませんが、覚え方・学び方にはいくつものバリエーションがあります。
そんな学びかたを書いてみます。
初めて取り組む仕事はできなくてあたりまえ
仕事をするときには、何度もやったことがある仕事よりも、
「いままで経験したことがない仕事。」
のほうがテンションがあがります。
でも、経験したことがない仕事だと時間はかかりますし、場合によっては、周りの人に迷惑をかけながら取り組むこともあったりします。
ときには罵倒されるなんてこともあるかも。。。
だからといって、あまり落ち込まないようにしています。
だって初めての仕事は、100点満点を取れなくて当然だと考えていますから。
たとえば、銀行員になりたてだったときも、
「大学時代に真剣に簿記の勉強をしてきたし、ファイナンシャルプランナーの勉強もしてきたし、財務分析の本も相当読んできたから、イケるっしょ。」
なんてことを考えていましたが、銀行員になって2ヶ月めで初めて書いた融資の稟議書の書き方や、財務分析の勘所などは外しまくっていました。。。
また、税理士事務所に初めて勤めたときも、
「何百社の決算書を見てきたから、法人税の申告書なんて楽勝でしょ。」
なんて考えていたら、ソフトの使い方を含めて申告書の作り方が全くわからなかったです。
こういったことは、おそらく誰にでもあることでしょうし、やったことがない仕事をして怒られたとしても深く考え過ぎないようにしています。
まずは調べるよりも聞く
初めての仕事をやるときには、周りの先輩たちに遠慮なく聞くことが1番だとおもいます。
「ある程度調べてから、聞かなきゃ失礼にあたるかな。」
「先輩忙しそうだし、どうしようかな。」
といったようなことは、あまり気にしなくていいとおもいます。
できる先輩ほど、丁寧に教えてくれるものですし、わからなくて手が止まっている時間はもったいないからです。
わたしもそうでしたが、後輩ができてくると、わからないことを質問されたからといって悪い気はしませんでした。
むしろ、「ちょっと偉くなったかも。。。」
といったように、嬉しい気持ちにもなったものです。
たしかに、質問をすると嫌な顔をする先輩もいるかもしれません。
そうしたら、優しい先輩を見つけて質問をするようにしてもいいとおもいます。
ランチの時間に、一緒に食べながら質問をしていくということもありです。
Googleにも聞く
銀行員時代には、特定のPCしかインターネットに接続できなかったのでGoogleに確認するということは難しかったです。
でもいまは、Googleも気兼ねなく使うことができ、インターネットにはかなりの情報が載っていますよね。
あまりにも、その会社内で質問に答えてくれるひとがいなければ、Googleにひたすらに聞いてみるということもありだとおもいます。
たとえば税務関係の情報なども、GoogleやTwitterでも概要はつかめたりするものです。
わたしは開業する前もいまも、先輩税理士の方の情報をインターネットで確認するようにしています。
何も情報がない状態よりは、Googleで確認することでじぶんのレベルが上がります。
そして、Googleで調べたことを周りの先輩や社外の人に聞いてみる、ということでもいいとおもいます。
本を読んで学ぶ
何かの知識を体系的に覚える、学ぶといったことは、やはり本がおすすめです。
大学時代に何となく読んだ青木雄二さんの本あたりから、
「これは読書の習慣を身につけたほうが、人生のスピードが加速しそうだなぁ。」
と感じたことで、それからは定期的に読書をするようにしています。
たとえば税理士事務所に初めて勤務したときも、Amazonで、
「経理 入門。」
だったり、
「法人税 入門。」
などと検索して本を読みながら、
「いつまでもわからないままじゃないからな。」
と心を燃やして読書をしていました。
読書をすると場合によっては「こんな情報がこの値段で手に入るのかぁ。」
といったいい意味での驚きがあるものです。
セミナーで学ぶ
周りにはいない、スーパーサイヤ人みたいなひとの経験や知識を学ぶには、セミナーを受けるということもおすすめです。
たとえば、
「税理士として開業をしたけれど、先に行っている先輩の、飾らない生きた経験値を聞ける。」
という機会は少ないものです。
飲みに行って先輩税理士に聞きにいっても、なかなか本当の経験値というのは聞けないものです(カッコつけているか、忘れているか、酔っ払っているかで。。。)。
そのような場合には、「進みたい道の先に行っているひと」のセミナーを受けてみる、ということも学ぶにはいい経験になります。
特にセミナーというのは、
「開催しているひともプロとして真剣に向き合ってくれる」ことになりますので、
「飲み屋で身近な先輩に聞く」よりは、遥かに得られる経験が多いものです。
時間管理等や生き方について考えることもありますが、セミナーを受けることで、
「それ真似してみよっ。」
といったことや、
「そういう考え方もあるのかぁ。」
と生の声を聞くことで得られるものも、いい経験になります。
まとめ
仕事が覚えられないと考えていても、やりようはいくらでもあります。
いまは色々な手段があるもので、初めての仕事もやりやすい環境が整っていると感じます。
【おわりに】
海外ドラマのSUITSを何シーズンか観ていたので、メーガン妃がバッシングされているのは悲しいです。
出る杭は打たれるといったことは、どの国にもあるんですね。。。
【一日一新】
くら寿司 海鮮丼ランチ