会社組織だと、社長がいて、部長がいて、直属の上司がいる。
組織の末端の人間は、単なる駒として扱われ、意見は必要ないということも多いですよね。
ほとんどの組織は、何が勝利が見えづらい
組織というのは、本来は何かの目的を達成するために人が集められたものです。
それが、会社で働いていると「何に勝つためか」、「何に勝つ必要があるのか」が見えずらくなってしまいます。
毎日会社に行くと、何も考えなくても仕事があり、それを面倒だと思っていたりする。
仕事量に対して、給与が低いなどと思っている。
これらの不満は、何のためにその組織に集まって仕事をするのかが見えないために起こるものです。
本来は組織は、何かを成し遂げるために人が集まっているものなので、「何をすべきか」が明確でなければなりません。
しかし、会社に勤めているという状態が当たり前だと思っていると、何のために組織があるのかが、見えずらくなってしまうかもしれません、
スポーツチームの様な組織が理想
組織の理想形というのは、スポーツチームのような組織だと感じます。
個人の集合体が組織になる。それがチーム。
スポーツチームの目標は明確です。
そのシーズンに優勝を目的としている。
一部リーグに残留をする。
この明確な目標を達成するために集まった、選手、監督。そしてチームスタッフという役割が割り振られます。
選手として雇われたとしても、全てのポジションが出来る必要はないものです。
ディフェンダーなら守りを固める。
フォワードなら攻撃を手掛ける。医療スタッフなら医療。
スポーツチームは、その試合に勝利するために、明確な役割が決まっているので、そのチームに加入することで、じぶんが何をしなければならないのかが明確なものです。
そして、1シーズンが終わると一旦プロジェクトが終了となり、チームの要員が変わります。
翌シーズンには、新たなプロジェクトを新たなメンバーと取り組んでいくことになります。
会社組織も、明確な役割があってその組織に加入し、その役割を全うすると、また新たな会社に加入する。
このようにプロジェクトごとに、組織のメンバーが変わるようなチームだと、上司の顔色を伺うだけでなく、勝つために何をするのかを1番に考えられるものでしょう。
さらに負けないためには何をしなければならないのかが、明確になります。
当然、各個人は鍛錬をしないとそのプロジェクトから降ろされるという、プロ意識も必要になってきます。
いつまでもその組織にいたいのであれば、どのポジションでチームに貢献できるかを毎試合示さなければなりません。
試合に勝つという、明確な目標があるスポーツチームのような組織で働ければ、おのずと良い組織や良い社会が出来ていくということだと感じます。
【おわりに】
現実的には、会社組織がスポーツチームのようなプロジェクト毎に離合集散するということは難しいのかもしれません。
そうであるならば、じぶんで創るか、スター選手になるしかないんだろうなと思います。
【一日一新】
上等カレー