スポーツ観戦では、観客や解説者が試合をしかっり見ているかどうかで、臨場感が変わる

スポーツを見るのが好きです。仕事をする上でも役に立つことがありますし、極限まで鍛えた人間が、本気でぶつかり合う様が、見ていて人生に力をもらえる感じがするからです。

 

 

私がスポーツの中でも最も好きなのは、サッカーです。サッカーはルールも単純ですし、あまりプレーが止まることも少なく常に動いているので、その状況判断の速さが見ていて楽しいです。

その状況が瞬時に変わっていくことがサッカーの醍醐味であり、サッカーを見ることを難しくしている要因でもあるかと思います。

好きなチームとしては、イングランドのアーセナルというチーム。華麗なるパスサッカーをし、守備時にはセンターバック2人しかいないというほどの攻撃的なチーム。いつか現地で見に行きたいです。

 

観客の声援でも試合の質が変わる。

 

スポーツを現地で見て、盛り上がって、試合の流れも関係なしに太鼓を叩いたりして声を枯らしながら応援し、ビールを飲むというのも楽しいですよね。

ただ、観客がしっかりと試合の状況を見てリアクションをすると、試合の質が高まります。

いいプレーには、拍手がある。それも、ゴールにつながるようなプレーだけではなく、難しいプレーをこなした選手にも拍手や声援があったりします。

この観客が試合をしっかり見ているということが、選手に適度な緊張感を生み、よりいいプレーにつながるような感じがします。

 

解説者の解説でも試合の質が変わる。

 

スポーツ中継では、実況者とともに解説者がいることも多いです。

テレビ中継で見ている場合には、この解説者の質も、試合を楽しめるかどうかを左右します。

これがサッカーを見続けていると、ちゃんと予習をして勉強をしてきた解説者と、殆ど予習もせずに、ただ解説者席に座っている人の質の違いが分かります。

スポーツを解説するのであれば、解説者としてそのスポーツや試合の内容、状況を分かりやすく伝えることが大切だと思います。

 

最も試合をつまらなくする解説者が、微妙ですねを連発する解説者。

中継を見ている人に分かりやすくその試合の内容を伝える役割を担うはずの人が、オフサイドかどうかの判定を微妙ですねと言う。ひとつのチームにに偏った解説をする。

こういった解説者のいる試合ですと、試合の内容が面白くても、つまらない試合だったように感じるほどの影響があります。

 

良い解説者は、いま起きている情報を的確に伝え、なぜその状況が起きるのかを解説してくれます。

そのチームの弱点やストロングポイントを伝えてくれ、この試合にどんな意味があるのかということを、両方のチームの立場から解説をしてもらえます。

最近特に良い解説者だなと思うのが、戸田和幸さん。戸田さんに関しては、日韓W杯の赤髪と潰し屋的なイメージで、彼が解説をしていることを知った初めの頃は色眼鏡で見ていました。

あんな潰し屋的なことをしていた、感情丸出しの人にまともな解説が出来るのかと。

しかし、戸田さんの解説を聞くと、いま始まる試合の前に、事前に過去の試合を見て勉強をしていることを感じさせますし、非常に分かりやすいです。

私が見たい試合で、彼の解説ですと試合を見るテンションが上がります。なかなかアーセナルの試合の解説者になることがないことが悔やまれます。

 

 

 

学生時代の勉強でも、教え方がうまい先生とそうではない先生では、その教科が好きになるか、嫌いになるかの分岐点であったりします。

スポーツでも分かりやすく、教えてくれる指導者がいるだけで、うまくなるスピードが速くなります。

分かりやすく人に伝えるためには、多くの勉強や経験をすることがとても大切です。スポーツと同じように、人生の時間も刻々と状況が変化しているので、この変化を分かりやすく解説をしてくれる人が、人生の質を高め、これからの時代により求められていくはずです。

 



【おわりに】

アーセナルは、ベンゲルから監督が交代しましたが、いまのチームの方がまとまっていて、やりたいことが明確に伝わってくる気がします。まずは今シーズン、トップ4に返り咲いて欲しいです。

【一日一新】

しゃぶ葉

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