独立した楽しさは「いま」を意識すること

いまはきついけど「この壁を越えればきっと楽しくなる。」

と考えるよりも、「いま」の楽しさを重視して事業を営んでいきたいと考えています。




いまの価値を重視する


「いまは目標に届いていないから苦しいけど、目標に届けば楽しくなるはず。」

というように、「いまが苦しくても将来に向かって動いている。」から、

「いまがそれほど楽しくなくてもかまわない。」

という考えを、事業を営んでいる方から聞くことがあります。

たしかに「何かの壁」を超えることで、事業が楽しくなってくるということもあるのかもしれません。

だから、いまがツラくても構わないという考えもあるのでしょう。

とはいっても、いまは「いま」しかありません。

絶対に取り返せないもののひとつが、「いま」という時間だと考えています。

たとえば、こどもと1週間も触れ合っていないと「もう別人。」ということもあったりするものです。

いまを犠牲にしすぎていると、「いままで何をしていたんだろう。」と、過去を後悔することもあるのではないかなぁと。



楽しさは売上高や従業員数などの数字で測れない


「年商で1億円を超えなければ、見えない世界がある。」

というようなことを、事業をしていると聞くことがあります。

「だから、年商が1億円を超えるまではいまを犠牲にしてでも頑張っていく。」と。

たしかに、経営者仲間が集まると年商が高い事業を行っている人が称賛されるといったこともあります。

とはいっても、売上高などの数字だけを目標に事業を営んでいては「いま」が楽しくはないのではないでしょうか。

「年商で1億円あるけど、こどもの寝顔しかみていない。」

「年商で1億円あるけど、いつも資金繰りと従業員問題に悩まされている。」

ということもわりとあるものですよね。

「売上高」というのは、追いすぎてはいけない幻想だとおもっています。

「年商は1億円(だけど、運転資金の借入れも1億円)。」

ということもあるでしょう。

なので、売上高を追いすぎて「いま」を犠牲にしていくという考え方からは、距離を置くようにしています。


じぶんの基準でいい


独立をすると、じぶんの判断でできることが増えます。

なので、いまが楽しいと思える感覚になることは増えました。

その楽しいと考える基準は、じぶん自身が決めた基準でいいのでないかなぁと思っています。

「平日なのに、Netflixを観ることができる。」

「平日なのに、趣味の時間をつくることができる。」

「平日なのに、こどもとお昼ごはんを食べることができる。」

というように、平日なのにできることが増えた「いま」は楽しいです。

それどころか、独立をすると「平日なのに」といった感覚もなくなります。

平日だから「〇〇をやってはいけない。」と考えるよりも、

「いましかできないことを、いまやっておいたほうがいいよなぁ。」と考えるようになりました。

独立したあとの評価の基準は、じぶんの基準で決めたことでいいのではないのかなぁと。


まとめ


目標に向かって歩んでいくことは、必要なことだと思います。

とはいっても、事業の目標や評価基準というのは「人それぞれでいいのではないのかなぁ。」と考えています。

「いまが楽しい。」

という「いま」の価値を忘れずに、目標に囚われすぎずに経営をしてみてはいかがでしょうか。


【おわりに】

EUROでベルギーを応援していましたが負けちゃいました。

デ・ブライネ選手の怪我の状態が心配です。。。


【一日一新】

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